2019年9月における配当金という定常的な不労所得/キャッシュフローの月例定点観測です。
9月は投資先の中でも配当金を支払う企業が多い月なので、今月は例月に比べ多くなっています。
単月で30万超えてくると、少し不思議な気持ちになります。
ただひとつ言えるのは、こうして「数字を積み上げられる、形になって目に見えてくる配当金を積み上げる」のはやはりおすすめの手法ということです。これは断言できます。
【不労所得】配当金の定点観測(税引後)
月例の配当収入(税引後)の記録です。
2019年9月に受け取った配当金・分配金は以下20銘柄となりました。
- PFF(iシェアーズ米国優先株式ETF / 米)
- IBM(米)
- BP(英)
- XOM(エクソンモービル / 米)
- RDSB(ロイヤルダッチ・シェル / 英蘭)
- JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン / 米)
- SO(サザン / 米)
- DUK(デューク・エナジー / 米)
- HII(ハンティントン・インガールス・インダストリーズ / 米)
- FDS(ファクトセット / 米)
- ENB(エンブリッジ / カナダ)
- FMC(サオタ食品 / ベトナム)
- スプリングリート(香港)
- HSBC(香港)
- 日本コンセプト
- ヒノキヤグループ
- インヴィンシブル投資法人
- カナディアンソーラーインフラ投資法人
- iシェアーズ米国リートETF
9月は銘柄数が多い月です。毎月おなじみのPFFに加え、3・6・9・12月配当のIBM・BP・XOM・RDSB・JNJ・SO・DUK・HII・FDS・ENBなどの安定の増配または高配当な米国株及び外国株。
加えて、香港株の高配当Spring REIT・HSBC、日本株の面々です。Spring REITのYoCは8%と大きいです。
今月はベトナム株のサオタ食品(FMC)からも配当がありました。ベトナム株は配当支払月が年単位でころころ変わるので読めませんが、良い時に買えれば非常に高配当かつキャピタルゲインも得られます。
インヴィンシブル投資法人には約200万円分を投じていますが、これは偶々ながら結果的にドンピシャのタイミングで仕込めた投資となりました。買値に対する配当利回りは6.6%でキャピタルも大きく乗っています。
カナディアンソーラーインフラ投資法人も同様に貢献してくれています。
ヒノキヤグループは高値圏から大きく下がりました。YoCは7%と高く、引続きホールド予定です。
【不労所得】月間配当金収入(2019年9月)
2019年9月の配当収入は税引後で338,756円でした。
受取配当金の内訳は以下の通り。(税引後|単位:円)
日本株別口座 | 81,347 |
カナディアンソーラーインフラ投資法人 | 48,412 |
ヒノキヤグループ | 32,273 |
FMC | 27,791 |
Spring REIT | 27,172 |
RDSB | 22,622 |
IBM | 20,700 |
PFF | 13,370 |
XOM | 12,128 |
BP | 11,824 |
SO | 10,963 |
ENB | 8,260 |
JNJ | 7,359 |
HII | 5,687 |
DUK | 4,046 |
HSBC | 3,404 |
FDS | 1,398 |
合計 | 338,756 |
9月は日本株の配当金が多いです。ベトナム株・サオタ食品や、香港株・スプリングリートも地味ながら大きいです。
底で大きく買い増せたIBM、SOも買い増し後今では大きく反発するなど米国株の強さ・安定の増配も光ります。
【不労所得】月別グラフでみた配当金収入(2016年~2019年)
恒例の過去3年間の配当推移と比較した月別グラフは下記の通りです。数値は全て税引後。
三菱サラリーマンは配当金収入という資産所得をKPIにしています。以下は税引後の値です。
2016年9月の配当は 77,975円 でした。
2017年9月の配当は 140,454円 でした。
2018年9月の配当は 233,625円 でした。
2019年9月の配当は 338,756円 でした。
今月は大きく伸びました。米国株の買い増し等が寄与しています。
このように、KPI(Key Performance Indicator)は可視化できる数値で以て測り、その足取りを定期的に振り返る形とすると、長期間継続のモチベーションが保たれやすいと思います。
【不労所得】累計受取配当金の推移(2016年~)
2016年1月から集計し始め、税引後の受取配当金累計は、456万円となりました。
累計配当金というのは見ていて気持ちが良いものです。なぜなら、当たり前ですが「積み上げていくことができる」からです。
増えることはあっても、減ることはありませんから、株式投資を続けていく過程の精神面での仕組みとしては非常に好適です。
繰り返しながら、長期で何かに取り組む際には、自分にとって心地よい仕組みづくりをすること、肝要です。
配当金というのは比較的確度が高く計算できる性質のものであり、今後も積み上がっていく「定常的な不労所得/キャッシュフロー」です。
①投資資金を最大化
(収入を増やし、支出を減らす)
②配当金というキャッシュフローを最大化
(高配当株をひたすら買う)
シンプルですが①、②を行うことで、加速度的に増やしていくことが出来ます。特に①が核心的な要素です。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) May 24, 2017
「給与の多くを高配当株に投資し、配当金を増やし、その増えた配当金と給与で更に高配当株へ投資し、また配当金を増やし、その増えた配当金を…」ということを繰り返し行えば、配当金収入は非常に高い確度で増えていきます。
給与の一部を毎月投資に充てることは、特別な才能は要りません。決めたプロセスに従って粛々と行うだけです。
私がこの配当金の記録を付けて公開していくことで、伸び率の多寡はあれど、誰しもが配当収入のグラフは右肩上がりを描くことが可能である証になると思っています。
セミリタイアしたい方や人生の選択肢を増やしたい方にとって、株式購入を通じて配当金を積み上げていくスタイルというのは、身をもっておすすめできる手法です。
なぜなら、配当金という定常的なキャッシュフローが出来ると、別の生き方をするハードルがその分下がるからです。
金融資産3,000万が1つの分岐点と思います。3,000万円あれば月10万円の配当金を作ることは可能。このキャッシュフローが出来だすと、お金の重要性や考えに変化が生まれ、時間とお金と健康について思考を深め、新たな生き方を模索するきっかけになりますし、セミリタイアが夢物語ではなくなってきます。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) August 23, 2019
共に増やしていきましょう、人生の選択肢を増やすために。
Best wishes to everyone!
4年弱にわたって育んできた配当金に対する見解・メリット・魅力をまとめたものです。
配当金を得るなら、高配当株ETFがおすすめです。なかでもSPYDは最も高い配当利回りであり、おすすめです。
長期投資を推す理由は、負けにくくなるからです。
コメント
>現在注目のセクターは「たばこ」と「石油」です。
割安を考えると同意見ですね。
しいてプラスアルファを言うと「銀行」でしようかね。