【PFF】iシェアーズ米国優先株式ETFは、三菱サラリーマンが約4年間にわたり投資している毎月分配型の高配当株ETFです。
iシェアーズ米国優先株式ETFは3年間保有継続の高配当優先株毎月分配ETF
2017年の一時期はPFFが37ドル台に下落していたので、買い増しを行い、合計2,002口まで増えていたPFF。毎月税引き後で3万円をPFFから得ている時期もありました。
ただし、ポートフォリオ的にPFFに偏っていたので、現在はポジションを落とし、毎月14,000円程度を得ている状況です。
設定来パフォーマンス
(出典元:ブラックロック公式HP)
緑線:iシェアーズ米国優先株式ETF(PFF)
青線:S&P 米国優先株式インデックス
上記のパフォーマンス推移は、ファンドに1万米ドル投資し、分配金(税引前)を当該ファンドに再投資したと仮定して算出したものです。
インデックスに若干劣後しているのが見てとれます。
それでも、リーマンショックを経ての設定来10年のパフォーマンスは配当再投資ベースですが、+55.8%と十分な値ではあります。
10年間で1.5倍というのは、1つのベンチマークにしても良い数値です。
設定来基準価額の推移
金融危機時以外の平時においては37ドル~40ドルを推移する、見事なヨコヨコ推移となっています。
構成上位銘柄
当該ETFの保有銘柄数は2017年3月9日時点で295となっており、構成上位銘柄は下表の通り、HSBC等の金融機関がメインとなっています。
分配金推移
微妙に漸減といったところでしょうか。年初は分配が多くなる傾向があり、それを除けば安定した分配金推移と言えると思います。
毎月3万円程度の配当金をこのPFFから得ていたので、インカム創出には一定の貢献をしてくれてきたETFと言えます。
一方で、上昇相場の時は他の株式が上昇しているにも関わらず、このPFFは優先株式という債券に近い値動きをするので、連れ高になることはありません。
ということで、平時は値動きがヨコヨコ推移であるにも関わらず、暴落相場では半値ぐらいまで下落するので、非常にリスキーなETFとも言えます。
ですので、あまりポートフォリオ内でPFFの割合を大きくしすぎるのはあまりオススメできません。
ということで、PFFから得られる毎月のキャッシュは全て何らかの米国個別銘柄かETFに引き続き再投資していき、ポートフォリオ内のPFFの占める割合を落としていきたいと思います。
Best wishes to everyone!
PFFとVYM・VTIを比較した記事はこちらをご覧ください。
29歳サラリーマンのポートフォリオはこちらです。主に米国・豪州・英国・ベトナム・中国(香港)・日本に投資をしています。
最近ではウエストパック銀行(WBK)というオーストラリアの金融機関に配当金を再投資しています。配当金って本当に、素晴らしいですね。