日本に預貯金として眠る多額の家計金融資産を活かすということ
ついこの前に新年を迎えた気がしますが、早いもので年度末になりました。
毎月の給与から株式市場に資金を投下し続けていくと、時間の経過と共に着実に受取配当金は増えていきます。
作物が着実に育ち、実りが増えてささやかな贈り物を受け取る感覚。
このような恩恵を享受するには、特別な才能は必要なく、行動次第で可能なものであり、以下の記事を書きました。
参考になれば幸いです。
結構時間かけて書きました。
大多数の方がサラリーマンということで、できるだけ再現性の高いセミリタイア・アーリーリタイアの方法論を示したつもりです。
ご参考になれば幸いです☘️
【サラリーマン】若くして確実に最速でセミリタイアする方法【経験談】 https://t.co/SCm4zepj1x
— 三菱サラリーマン@30歳でセミリタイア (@FREETONSHA) March 29, 2018
最近、色々な情報や媒体に触れれば触れる程、中国の戦略的な凄まじい程の台頭とは対照的に、日本の存在感や技術・国力に至るまでが低下してると言っても良いような状況にあることが見えてきます。ほんの20年前までは考えられなかったことです。
欧米主導のWTOなどの国際貿易システムに組み込むことで、自由主義経済・民主主義という西洋的な価値観もいずれ中国に波及するだろうという目論見はものの見事に外れたばかりか、現在は自国のイデオロギーに自信を深めつつあるようにすら見えます。
そんな中、客観的に見て日本の大きな強みの1つは民間部門の家計金融資産です。家計が抱える金融資産は国際的に見て非常に高水準です。
依然として2位を保っています。
せっかくこれだけの金融資産を抱えるのですから、株式や投信ではなく預貯金に偏った資産構成である結果、微増に留まっている現状は、もったいないかもしれません。
本題に戻って今月の配当収入の集計です。
配当金・分配金の記録(税引後)
それでは月例の配当収入の記録です。
2018年3月に受け取った配当・優待銘柄は以下12銘柄となりました。
- PFF(iシェアーズ米国優先株式ETF)
- VHC(ビンホアン)
- IBM
- BP
- XOM(エクソンモービル)
- RDSB(ロイヤルダッチ・シェル)
- JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)
- SO(サザン)
- DUK(デューク・エナジー)
- ENB(エンブリッジ)
- ヒノキヤグループ
- 日本コンセプト
( 青:米国 / 赤:英国 / 紫:カナダ / 緑:日本 / オレンジ:ベトナム )
タンクコンテナ大手の日本コンセプトは、最近海運大手の商船三井のTOBに応じたばかりです。株価は堅調です。
桧家ホールディングスから改称したヒノキヤグループは、株価上昇が止まりません。100万円ちょっとだった投資元本は400万円に迫る勢いで上昇しています。
両社共にキャピタルゲインは未実現利益ですし、あくまでおまけ程度のような感覚で、引き続き保有してまったり配当金を受け取りたいと思います。
2018年3月の配当収入
2018年3月の配当収入は税引後で134,173円でした。
内訳は以下の通りです。(単位:円)
ヒノキヤグループ | 30,679 |
VHC | 23,260 |
PFF | 18,456 |
IBM | 11,456 |
BP | 11,309 |
XOM | 10,664 |
RDSB | 7,148 |
JNJ | 6,450 |
SO | 6,159 |
DUK | 3,727 |
ENB | 3,297 |
日本株口座 | 1,568 |
合計 | 134,173 |
ささやかな額ですが、これだけ入ってくると実感として心強い収入になってきます。
例えば今月は、以下銘柄を買い増ししていますが、給与収入の他に断続的に配当金として買付余力が補充されていくので、どのような相場局面になろうとも一定程度の買い増し余力が保たれるのは心理的な支えにもなります。
月別グラフでみた配当収入(2016年 ~ 2018年)
恒例の過去3年間の配当推移と比較した月別グラフは下記の通りです。
株式の買い増し、及び増配により前年同月を上回っています。
何事も持続するのは大変かもしれませんが、目に見えて効果が表れることについては、モチベーションが持続しやすいのではないでしょうか。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 三菱サラリーマン@30歳でセミリタイア (@FREETONSHA) May 24, 2017
誰でも給与収入から毎月投資資金を確保し、減配リスクの少ない銘柄に投じれば、配当収入の右肩上がりのグラフを描けます。
今後とも単純な作業ではありますが、引き続き毎月株式の買付を行っていきます。
Best wishes to everyone!
入金投資法が一番手堅く、確実に資産を増やす方法です。
セミリタイアやアーリーリタイアを一度は考えた方に、ぜひとも読んで頂きたい記事です。
日本の個人金融資産は高齢者に偏在していますが、若年期から以下の考えを踏まえておけば、資産形成に大きく資すると思います。
今更言うまでもありませんが、本書は多くの投資家のバイブルと言っても良いものです。