2019年11月における「配当金という定常的な不労所得/キャッシュフロー」の月例定点観測です。
ABBV・BTI・タカラレーベンリートの購入・買い増しにより、11月も以前よりだいぶ増えてきました。
セミリタイア後も非常に有難いキャッシュフローとなっています。配当金を積み上げることは、やはり身を以ておすすめできる手法です。
【不労所得】配当金の定点観測(税引後)
月例の配当収入(税引後)の記録です。
2019年11月に受け取った配当金・分配金・株主優待は以下11銘柄となりました。
HSBCは去年11月ではなく12月支払いでしたが、今年は11月に支払われているので11月銘柄として算入しています。
今年からビックカメラは保有年数が2年に達したので、長期保有特典として1,000円の優待券に加えて、+2,000円分増額とパワーアップしているのが地味にうれしいです。
こうして株式を保有することで、株主優待などの活用が可能となり、地味ながら生活費の削減に寄与し、投資可能額も応分に増えていきます。
【不労所得】月間配当収入(2019年11月)
2019年11月の配当収入は税引後で181,521円でした。
受取配当金の内訳は以下の通り。(税引後|単位:円)
BTI | 51,450 |
日本株口座 | 24,976 |
T | 22,377 |
VZ | 19,274 |
ABBV | 16,750 |
PFF | 14,087 |
タカラレーベンリート | 14,079 |
Oneリート | 11,255 |
ビックカメラ | 3,797 |
HSBC | 3,476 |
合計 | 181,521 |
タカラレーベン不動産投資法人が一時的に凄まじい増配を見せました。実に同年5月比+40%という大増配。
来期から巡航水準+αに戻りますが、それでも直近株価に対する配当利回りは5.8%前後と引続き高配当です。私の買値に対する配当利回りは8%超えと大貢献してくれている有難い銘柄です。
BTI・T・VZ・ABBVなどの米英株式は総じて堅調です。BTIのみもう少しなら買い増しできるかなという程度の水準です。
積極的に買い増ししたい銘柄は、上記銘柄の中では見当たらないです。それほど目下、株式市場は堅調との裏返しでもあります。
月別グラフでみた配当収入(2016年~2019年)
恒例の過去3年間の配当推移と比較した月別グラフは下記の通りです。(数値は全て税引後)
三菱サラリーマンは配当金収入という資産所得をKPIにしています。以下は税引後の値です。
2016年11月の配当は 26,648円 でした。
2017年11月の配当は 67,354円 でした。
2018年11月の配当は 121,255円 でした。
2019年11月の配当は 181,521円 でした。
このように、KPI(Key Performance Indicator)は可視化できる数値で以て測り、その足取りを定期的に振り返る形とすると、長期間継続する上でのモチベーションが保たれやすいと思います。
【不労所得】累計受取配当金の推移(2016年~)
2016年1月から集計し始め、税引後の受取配当金累計は、488万円となりました。
累計受取配当金というのは見ていて気持ちが良いものです。なぜなら、当たり前ですが「積み上げていくことができる」からです。
増えることはあっても、減ることはありませんから、株式投資を続けていく過程の精神面での仕組みとしては非常に好適と思います。
既存銘柄を保有し続け、購入・再投資していけば、受取配当金は増えますし、頻繁な売買も避けられます。
繰り返しながら、長期で何かに取り組む際には、自分にとって心地よい仕組みづくりをすること、肝要です。
配当金というのは比較的確度が高く計算できる性質のものであり、今後も積み上がっていく「定常的な不労所得/キャッシュフロー」です。
①投資資金を最大化
(収入を増やし、支出を減らす)
②配当金というキャッシュフローを最大化
(高配当株をひたすら買う)
単純ながら①、②を行うことで、加速度的に増やしていくことが出来ます。特に①が核心的な要素です。個々人の価値観に沿う形での「支出の最適化」も重要です。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 三菱サラリーマン@30歳セミリタイアFIRE (@FREETONSHA) May 24, 2017
「給与の多くを高配当株に投資し、配当金を増やし、その増えた配当金と給与で更に高配当株へ投資し、また配当金を増やし、その増えた配当金を…」ということを繰り返し行えば、配当金収入は非常に高い確度で増えていきます。
給与の一部を毎月投資に充てることに、特別な才能は要りません。決めたプロセスに従って粛々と行うだけです。
私がこの配当金の記録を付けて公開していくことで、伸び率の多寡はあれど、誰しもが配当収入のグラフは右肩上がりを描け、いつか別の生き方をする選択肢が浮上することが可能となる証になると思っています。
セミリタイアしたい方や人生の選択肢を増やしたい方にとって、株式購入を通じて配当金を積み上げていくスタイルというのは、自身の経験上も身を以ておすすめできる再現性の高い手法です。
なぜなら、配当金という定常的なキャッシュフローが出来ると、別の生き方をするハードルがその分下がるからです。
金融資産3,000万が1つの分岐点と思います。3,000万円あれば月10万円の配当金を作ることは可能。このキャッシュフローが出来だすと、お金の重要性や考えに変化が生まれ、時間とお金と健康について思考を深め、新たな生き方を模索するきっかけになりますし、セミリタイアが夢物語ではなくなってきます。
— 三菱サラリーマン@30歳セミリタイアFIRE (@FREETONSHA) August 23, 2019
共に増やしていきましょう、人生の選択肢を増やすために。
Best wishes to everyone!
4年にわたって育んできた配当金に対する見解・メリット・魅力をまとめたものです。
配当金を得るなら、投資が趣味化している人でない限りは高配当株ETFがおすすめです。分散されているので初心者さまにも好適です。なかでもSPYDは最も高い配当利回りであり、おすすめです。
支出の最適化が重要と述べました。私なりの節約・倹約・支出最適化論を詳述したものは以下です。