【T】AT&TのEPS・配当・株価の推移 連続増配年数33年の高配当株

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AT&T 公式HPより

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【T】1株あたりの純利益(EPS)、配当(DPS)の推移

赤:DPS(1株あたりの配当)

青:EPS(1株あたりの純利益、GAAPベース)

数値は全てAT&T Annual Reportを参照。

ここ10年程は、毎年0.04ドルずつちまちま増配しています。

2017年は3Q時点までで、EPS>DPSを維持しています。

最近は低価格プランの競争が激化していますが、人口増加に伴って同社の売上高自体は堅調な動きになるのではないでしょうか。

ベライゾンと比べるとちょっと微妙なEPS推移と言えるかもしれませんが、これからも安定した業績推移を見せてほしいところです。

AT&Tの直近キャッシュフロー

黒い部分は会社が稼いだ営業キャッシュフローのうち、いくらを投資キャッシュフローに回ったかを表しています。

稼いだキャッシュの半分くらいが設備投資などに回されています。

通信事業というものは今後も必要な事業分野ですし、米国全土をカバーするインフラですから設備投資が莫大です。一方、設備投資が莫大ということは、海運業界(特にコモディティ化の波が来る以前)のようにそれだけ新規参入しづらくなるということです。

新規プレーヤーが参入し難いということは、業界全体が数社に寡占されやすいということです。

AT&Tの直近における注目トピック!

ディレクTVを485億ドルで買収(2015年)

2015年に485億ドルかけてAT&Tが買収を完了したディレクTV

ここ数年のトピックとしてはディレクTVの買収が挙げられます。

ディレクTV:主に北中南米地域においてサービスを行っている衛星放送サービス。

狙いは、買収による事業拡大で番組を制作するテレビ局との交渉力を高め、高騰する番組放映権料の支払いを抑えることにあります。さらにディレクTVが得意とする中南米での放送事業を入手し、海外での事業展開を強化。

買収後の契約は計2600万件に急増し、米ケーブルテレビ(CATV)最大手コムキャスト(約2200万件)を上回りました。

これも過度なワイヤレス事業への依存からの脱却に向けた同社の多角化方針の一環ですね。

以前はアルファベット(Google)などの大手IT企業はAT&Tやベライゾンに代表されるブロードバンド企業のインフラを使ってサービスを展開していましたが、巨大化した大手ネット企業は自らインフラを整備してサービスを展開し、放送企業や通信企業は今までのサービスだけでは今後苦戦が強いられる見通しがあることが背景にあります。そこで、有料放送に注力しようという流れです。

タイム・ワーナー買収を発表(2016年)

買収総額は約854億ドル(約9兆円)。AT&Tが伸び悩む携帯電話事業以外にコンテンツの拡充・多角化をすべく、映画やニュースまで幅広いコンテンツを保有するタイム・ワーナーの買収を発表しました。通信・放送の垣根を超えた統合と言えます。

同社CEOのランドール・スティーブンソン氏は「世界的に優れたコンテンツを映画、テレビ、モバイル端末すべてで提供できるようになる」と胸を張ります。

司法省、独占禁止を理由に合併阻止に向けAT&Tを提訴(2017年)

しかし、2017年11月、司法省は買収を認めない意向を示しています。トランプ大統領が政府に批判的な報道をするCNN(タイム・ワーナー傘下)を「フェイク・ニュース」となじるなど快く思っていないことから、司法省を通じて買収阻止に動いたとの憶測もあります。

異なる業界であるにも関わらず、合併阻止に動くことは異例であり、今後の動向が注目されます。

【T】AT&T 株価推移(10年間)

2016年の急騰局面がようやく収まり、2012~2015年のレンジ内に落ち着いてきています。久しぶりに買える水準に来たなという印象だったので、2017年に順次買い増しを行いました。

同社の配当利回りは概ね4%台~6%なので、5.8~6%ぐらいの局面で買いたいところでした。

2017年秋には32ドル台まで調整し、配当利回りが6%になる局面があったので、一気に2万ドルまで買い増しです。

通信株は競争激化懸念で低迷するのではとの声もありますが、個人的には過度に気にせずに適宜買い増しを行いたいところです。

既にVZは2万ドル保有、AT&Tも約2万ドル保有しており、一旦はこの辺で通信セクターの買い増しはストップです。

AT&Tの各種指標(2017年12月1日時点)

  • 予想PER   : 16.06
  • 予想ROE   : 13.28
  • 予想1株利益  : 2.08ドル
  • 直近配当利回り: 5.38%
  • 配当月    : 2・5・8・11月

Best wishes to everyone!


米国会社四季報 2017年秋冬号 2017年 10/18 号 [雑誌]: 週刊東洋経済 増刊

ベライゾンのEPS推移等の詳細についてはこちら。

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【VZ】2017年第2四半期決算 EPSは前年同期比0.17ドルから1.07ドルに大幅改善。 キャッシュフローは投資CF...

同社については2万ドル程度まで逐次買い増しを行いました。

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