素敵な風景です。
昨日の記事で、今の会社を退職した場合の推定資産額は3,000万円台にはなることが判明しました。
そこで、年末時点までに新たに生まれるキャッシュを全て株式買付に回した場合の年間配当収入をシミュレーションし、セミリタイア可否を検証します。
セミリタイア可否検証ステップ
- 現時点での2018年年間配当収入見込み
- 年末時点までに今から新たに生まれるキャッシュがいくらか
- そのキャッシュでどの株を購入するのか
以上のようなステップで年間配当収入を見積もり、セミリタイア可能か検証します。
*厳密には年末に購入してもWBK等は1月の配当権利日後になるので年間配当収入の目減りも起こりますが、今回は考慮外。そして独身かつ倹約ライフを前提。
1.現時点での2018年年間配当収入見込み
下表の通り。
現時点の年間配当収入見込みは税引後で98万円となります。
実は米国株以外の日本株・ベトナム株・香港株が私のポートフォリオ全体の利回りを相当押し上げてくれています。FMC(サオタ食品)、VHC(ビンホアン)、スプリングリート(春泉産業信託)、HSBC、華能電力あたりが貢献しています。
これらの銘柄は良い時に仕込めました。
2.年末時点までに今から新たに生まれるキャッシュはいくら?
給与収入+配当収入+純金積立解約分+退職金+余剰キャッシュ – 生活費
以上を足し合わせると712万円です。
3.この712万円でどの株式を購入する?
- GSK
- スターツプロシード投資法人
- 日本ヘルスケア投資法人
利回りを追求するならこれらの銘柄を買いたいところ。しかし実際にはその時の株価を見て適宜買付候補を調整することになります。
この4銘柄であれば平均して税引後で3.8%は配当・分配利回りを見込めます。
712万円 * 3.8% = 27万円 の配当金上積みが可能。
では、結局来年の配当収入見込みはいくら?
年間配当収入見込みは 98万円 + 27万円 = 125万円 となり、月に10万円程度の配当金が得られることになります。
じゃあ、セミリタイアできる?→5000万が節目か
リタイア後の月間生活費はだいたい10万円を境に上下する感じなので配当金だけで生活費をほぼまかなうことが可能という結論になります。
※これはあくまで俗世と距離を置いた私の生活スタイルを前提としており、一般化はできません。完全リタイアであれば5,000万必要でしょう。
しかし臨時出費や国民健保・国民年金も考えると、少しは働く必要があると思います。セミリタイアというのは、完全アーリーリタイアとは異なり、リタイア後も週2・3回働くというものももちろん含まれます。週に2回でもバイトをすれば自分の生活費をまかなうのは問題ありません。
選択肢の一つとしては冬だけ北海道で中国人やオーストラリア人にスキーを教えるというもの。これは実は時給がかなり良いです。学生の時にスキーのインストラクターをしていた経験もあり、相手が外国人であれば尚更気楽です。
また、近い将来に控える家族構成の変化を考えると、月間配当収入が10万円だけではやはり心もとないのも事実なので、配当金や上述した仕事以外にもう1つ収益の柱を育てる必要があるというのは以前から自明ではあるので、そちらの注力を引き続き行いたいと思います。
結論
結論としてはセミリタイア(=完全リタイアではない)自体は今年10月に可能ではあるものの、家族構成の変化に備えて、以下4つの案を今後の候補としたいところ。
- リタイア後も働く
- 北海道で外国人相手に冬だけ働く
- 会社にいて種銭・配当収入の上積みを図る
- 職業訓練校で電気工事等の技術を学びつつ失業給付を受け取る
実は4は何気に有力です。職業訓練校に通うことで失業給付が1年程受け取れるだけでなく、電気工事関係を学んでおけば将来移住or田舎と都会のデュアルライフを達成した際にも役立ちます。建築関係も今後習得したい分野になります。
ちなみに、私が現在東京に保有しているマンションを貸し出せば家賃収入が見込めるので、その場合リタイアできることになります。
しかし私は二拠点で生活をするデュアルライフを志向しており、マンションは保有し続ける前提です。
実際にこうやって文字に書き起こすと、展望が明確になりますね。今後も淡々と目標に向け走り続けるのみです。
Best wishes to everyone!
給与というのは一種の麻薬に近いものがあります。
ちなみに会社を辞めるなら月末にした方が良いです。
今までの変遷を記したものです。