ベトナム高配当株、サオタ食品が2017年配当を発表
サオタ食品(FMC)が2017年度第一回配当を公表しました。
FMC: Resolution on 1st 2017 dividend payment
2/10/2017 1:36:00 PMAccording to the Resolution No.02/NQ.HĐQT.17 dated February 07, 2017, BODs of Sao Ta Foods Joint Stock Company approved the dividend payment for 1st 2017 by cash as follows:
-Exercise ratio: 30%/par value (3000dongs/share)
-Record date: February 28, 2017
-Estimated payment date: March 24, 2017
(ホーチミン証券取引所HPから引用)
去年12月に28,112円の配当を既に受け取っていた為、てっきり年1回の配当だと思いきや、どうやら複数回配当が行われるようです。
しかも1株あたり3,000ドンの大盤振る舞いです。
私は同社の株式を3,600株保有しており、直近の為替レート換算ですと、税引後で44,858円を3月24日に受け取ることになります。
今冬も前年同様1株あたり1,800ドンの配当が実施されると仮定すると、私の買値に対する配当利回りは驚きの17.9%に達します。
2017年が仮に今春の配当だけだったとしても、私の買値に対する配当利回りは既に11.2%です。
ベトナム株は凄まじいですね。
一方、多額の配当を実施するということは、それだけ株主由来の株主資本額が目減りすることになるので、原理的にはその分株価の下落要因にもなります。
その点は留意すべきポイントかと思います。
下図は半年間の同社チャートになります。
2月7日の配当発表以降、10%以上値上がりしています。
下図は日経225と同社の推移を比較したチャートになります。
(赤:日経 青:FMC)
日経とは対照的な推移となっています。特にトランプ大統領当選後、新興国であるベトナムから資金が流出した一方で日本株が上昇した期間は対照的ですね。
このようにベトナム株は日本株や米国株とも異なる値動きをするので、ポートフォリオの分散という意味でも、悪くないかもしれません。
ちなみにベトナム株の配当情報は下記ホーチミン証券取引所の公式HPで参照できます。
Best wishes to everyone!