本記事は、2017年2月に記し、当時の意気ごみゆえか、先鋭的だった部分も垣間見えたタイトル「資本主義というゲームの攻略法と働く意味」でした。
自分が生きる世界のルールを知ることは、色々な事象における基本的な方法と思います。
サッカーを始める時も、まずサッカーのルールを知ると思います。サッカーという世界でプレーする際に必要だからですね。
同様に、「私たちが今どのようなルールの世界で生きているかをまず知る」ことが、その世界を生きやすくするための第一歩になり得ます。
配当収入見通し(2017年3月)
ベトナム株のサオタ食品に関する記事で書きましたが、2017年3月の配当収入が10万円の大台を超えてきそうです。
月間配当収入10万円というのは私にとって1つのマイルストーンですので、素直にうれしいですし、ありがたいいことだと感じます。
次なる目標 → 年間配当収入100万
次なる目標は年間配当収入100万超え(税引後)になってきます。支出最適化の甲斐もあり、断続的に資金を投下しているので、2018年には達成できそうです。
ゲーム感覚で楽しく支出を最適化した生活を行っており、2017年においては、既に生活費以上の金額を配当収入から得られる見通しです。
そうなると、「生きるために働く」という状況ではなくなります。
現実的に差し迫って働かないといけないのではなく、
- 「趣味で働く」
- 「楽しいから働く」
- 「興味のある分野で働く」
- 「だれかの喜びのために働く」
- 「自分の能力を活かすために働く」
- 「配当収入をもう少し増やすために働く」
- 「だれかの役に立ちたいから働く」
- 「嫌なことをせずに生きる」
ことも可能になります。
つまり、働く目的が事実上、一義的ではなくなります。
このパラダイムシフトとでも呼ぶべき変化が持つ意味は、大きいです。
”働く意味”というのを、上に挙げたように現実的に考えるきっかけになるからですね。それは折しも、自分の価値観を深堀するための洞察につながります。
将来的な家族構成の変化に際しては、追加的な収入を要するであろうことから未だ十分な配当収入とは言えず、これからも給与の80%を断続的に投資に回していきます。
徹底した支出最適化ライフ
ちなみに支出を最適化した生活には、株主優待も一役買っています。
- ティッシュペーパー
- 熊本産特選米
- ビックカメラの優待利用でコンタクトレンズ購入
- 大丸等の百貨店で使用可能なギフトカード
- モスバーガー
- ジェフグルメカード使用可能な店舗(丸ビル等)での外食
- 銀だこ
- 映画鑑賞(東京テアトル)
- クオカードによるコンビニでの買い物
等で利用できます。
散歩・登山・ピクニック・区民プール・公園の鉄棒・図書館・優待での映画鑑賞などに、華美なものは必要ありません。
とはいえ、お金を使ってやりたいことがない訳ではありません。しかしそれは、別に今差し迫って必要なものではないので、今は先に資本を蓄積し、配当収入の最大化をめざす算段です。
資本主義のルールを理解する
表現の妥当性は脇に置きますが、「先に資本を蓄積し、配当収入を増やすことが、”資本主義”という ”歴史上、現行もっともマシと思しき” 社会制度/ルールにおいて自分の望む生き方を実現する1つの方策になり得る」からです。
ルールや仕組みをまず理解し、そこから戦略を立てるという基本的な考え方ですね。
もちろん、「若い時間は今しかないのだから、今やりたいことにお金を使う」という考え方もあるでしょうし、色々な価値観があってよいと思います。
ただし、必ずしも全員が全員、やりたいことにお金が必要というわけではないですね。そして、お金はもちろん全てではありません。
ただ、この資本主義というルールで生きている以上、お金が多いと選択肢が増えるのも、また事実です。
また、時間はお金よりも、圧倒的に重要です。
いずれにしても、私たちは生まれながらにして資本主義という社会システムに参加することになっています。(ただ東京以外の都市ではお金のもつ効用は、低くなると思います)
「自分が住む世界のルールを理解する」のは、ゴールをめざす上での根幹であり基本的な部分になるわけですが、良いか悪いかは別にして、どうもそういった部分が日本では焦点になってきていない部分でもあると感じています。
留学時代に思いましたが、中国の人々はその点、機を見るに敏な傾向が見られます。もちろん、良いか悪いかは別にして、対照が際立つ点と思います。
Best wishes to everyone!
2017年9月の配当収入はこちら。
コメント
FIRE実現されて、おめでとうございます。
楽しくブログ読ませていただいてます。自分もFIRE目指して何とか運用資産150万までになりました。
社会人2年目の26歳ですが、もともと物欲がなくて派手、最新、高機能といった製品を所有していないため周囲から楽しむために使わないと損するよと言われて『なんか違うんだよな』と常々思ってました。
このブログの記事を読んで考えにすごく共感しました。
働いてみて日本で楽しく生きるって意外とかかると、学生時代に薄々感じていましたが、はっきりと何にいくらかかっているとは把握してませんでした。
社会人になって、ものの相場がわかってくると自由にできるお金を稼ぐ力もですが計画性も大事なのだと痛感し親の偉大さを改めて認識しました。
うちは四人兄弟で皆大学生になっていて学費、生活費を出してもらっていましたので生まれてから家2軒分はかかっていると思います。
そんな中、三菱サラリーマンさんのブログを拝見させていただいて両親が元気なうちにいろんな形で少しでも返したいと思うようになりました。それを達成させるのに必要な気付きを教えていただいて感謝しています。
そして誠に勝手ですが自分のモチベーション維持に利用させていただいています。
これからも応援してます。(笑)