資産ポートフォリオの内訳
- 資産クラスの分散に加え、先月詳述の通りインフレ(またはスタグフレーション)シナリオ念頭にポートフォリオを変更
- 米国株・不動産・ゴールド・日本株で構成
- 株式は価格支配力・インフレ耐性のある個別銘柄
FIRE前
FIRE前は、以下のような超攻撃型ポートフォリオでした。
- 90%以上:株式(リート・インフラファンドふくむ)
- 10%未満:現金または同等物
2022年現在
2021年央から2022年にかけて大きく変わってきました。詳しい背景は下段の関連記事に譲ります。
リスク資産の内訳は、概して以下の通り。
- 米国株 30%
- 不動産 30%
- ゴールド 30%
- 日本株 10%
今後も状況にあわせて柔軟に変化させていくでしょう。
米国株
何度かに分けて売却してきました。
もう少し比率を減らしてもよいかなと思っています。
保有米国株はインフレ耐性または価格支配力があると思しき銘柄が主力。どれを売却するか悩ましく、エネルギー系はもう一段高あれば持ち高を減らすことも選択肢。
不動産
こちらもあくまで堅実にやっていこうと思っています。
ゴールド
ゴールドの購入は約7年ぶりです。
2022年は今のところ想定したシナリオに沿う形。ゴールドは記していた通り米国株を売った資金で先月一括購入。
現時点ではS&P500が下落しても好調の資源系・高配当株・ゴールドによって利益が拡大してきた状況。
日本株
Jリートやインフラファンド、中期資金枠の日本株は2021年に総じて順次売却。比率もリスク資産の1割に低下。以前は3割程度あったと思います。
現在ほぼアフターコロナ系(ホテル系リート、航空系)が占めています。奇しくも先日の入国規制緩和で追い風傾向か。
今後
個人的には準パーマネントポートフォリオ的な感じに近づいている気もします。
今後は状況次第ですが現時点では米国株の比率を下げて、不動産(・ゴールド)の比率を上げたいところです。
ただどの銘柄を売るかですね。好調な銘柄を減らすことが一案。大幅高のエネルギー系を減らすか。
債券は考えてないです。物価連動債ならよいわけですが、近年は株高・債券高が併存してきました。今年はその巻き戻しが起きています。今年は株と債券の逆相関は見込みづらいと想定。それなら不動産・コモディティでよいかなという印象。ただしコモディティはリスク資産の市場が崩れ出すと連れて弱くなる想定もしつつ。
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運用方針が変わった背景等は、今まで述べてきた通りです。
直近のマクロ環境への所感と行動です。