ボーナスの使い道を株式買付に充てるのも一案では。
そろそろ夏のボーナスの時期が近づいてきました。ボーナス、どんな位置づけでしょうか。
人によっては、ボーナスとは…
- 「馬にとってのニンジン🥕」のように甘美なもの
- 労働していて唯一うれしいこと
- 価値を生み出したものの一部を会社から還元されたもの
- 気づけば銀行口座に入金されていた程度のもの
- 子供の教育費などの日々の生活費に消えていくもの
- お小遣い制なのでそもそも自分で使途を決められないもの
- 自分へのご褒美や家族と美味しいものを食べにいく為のもの
- そもそも使い道がないので銀行預金へ‥
などなど色々あると思います。
使い道は人それぞれですし、もちろん他人にとやかく言われることではありません。
ただ、全額をまるっとそのまま株式の買付にあててみるのもひとつの選択肢だと思います。
たとえば、ヤマダ電機
日本株であれば、例えば「ヤマダ電機(9031)」を買ってみるのも一手。
特に「ボーナスの使い道がない‥ので、とりあえず銀行口座の預金に眠らせてます」なんていうお金を腐らせてる‥、いやお金を眠らせてる人は、一度お金に対する考え方を見つめなおして、環境が許すのであればお金がお金を生むものに使ってみるのも一案ではないでしょうか。
ヤマダ電機なんかは、6万円以下の投資額で配当金が1,300円(2018年度ベース)で、株主優待券が年間6枚、2年以上保有すれば11枚貰えます。
金券ショップで一枚350円で売れますから、6万円投資するだけで配当金と優待換金分を合わせて年間3,400~5,150円の資産所得を得られることになります。(銀行預金に6万円預けても年間利子は18円程度)
他にも、ビックカメラやBS11の株主優待でコンタクトレンズ代を半年分まかなうのも、新鮮ではないでしょうか。
「いや、そんなん言うたかて、ヤマダ電機がいきなり倒産するかもしらんやん‥」
たとえば、VYMなどのETF
そんな人は、投資信託やETF(上場投資信託)のいずれかを買ってみるのも、一案です。
ETFというのは、数十〜数百種類の株式を詰め込んで広く分散された言わば「株式の詰め合わせ」のようなものです。
なのでその中の1社が倒産しようがETF全体にとっては影響は軽微なものになりますから、突如として無価値になるリスクを避けたいのであれば、ETFは好適ですね。もちろん分配金も定期的にもらえます。
一度でも、自分という人的資本を働かせなくても、投資をして金融資本から自動的に定期的に収入が発生する一連の流れを体験してみると、お金に対する考え方は一変するかもしれません。
株式投資ってどんなイメージ?
いろいろ聞いてみたところ、株式投資というと
- ギャンブルというイメージがあったり、
- パソコンのモニターを3台ぐらい駆使して1分1秒を惜しんでモニターにかじりつくようなデイトレードのイメージだったり、
- 明日の日経平均株価がいくらになるかを当てるような予想屋のイメージなど、
長期投資家の実態とはかけ離れた虚像とも言えるイメージを持ってる方が多いようです。
もちろんそういった投資スタイルを採る人も一定数いらっしゃるでしょうが、それで成功するのは才能にあふれたごく一部の層ですし、時間も神経も取られてストレスフリーな投資を体現するにはいささか難しい投資スタイルだと思います。
あくまで、流動性やリスク資金を事業会社に提供する形でじっくり株式を保有し、安定して配当金という果実を受け取りながら、再投資したり自分の自由に使えるお金として享受する。あくまで”切った張った”の世界ではありません。
それに伴って投資先の会社も成長していけばそれはそれでハッピー的な感じで、のんびり淡々と愚直に続けていくのが私は性に合っていますし、それが一番多くの人にもすんなり受け入れられる形のような気がしています。
労働所得以外の収入を得だすと、人生の選択肢は増えていきます。そのような果実を享受するためにも、まずはボーナスというまとまった金額で株式を買付けてみるのも、1つの選択肢です。
Best wishes to everyone!
私はあくまで好みとして個別株を選好していますが、万人にとって取り組みやすくてリスク分散も図れるのは、以下のようなETFだと思います。
毎月の給与から証券口座に入金して、投資していく入金投資法が私のお気に入りスタイルです。
今後世界をリードするのは、米国と中国ではないでしょうか。中でもアメリカの企業は上場企業の純利益ランキングでも上位を占めますよね。