世界の有力企業2000社ランキング2017、米中企業が独占

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世界の有力企業2000社

5月24日、フォーブスから2017年版「世界の有力企業2000社ランキング(グローバル2000)」が発表されました。

政治における予期しなかったリスク・地政学リスクが顕在化し、市場の不透明性が続いたこの一年にも拘わらず、世界の有力企業は成長を続けています。

リストに入った2000社は、全体として前回から時価総額がプラス10%と大きく増えています。企業や個人においても二極化はこの先免れません。

私の勤め先を含め、日本企業の上位10社が今後もプラス10%の成長を同様にするでしょうか?これには個人的に疑問符がつきます。

フォーブスによれば、各社売上高の合計は35兆3000億ドル(約3939兆円)、利益は2兆5000億ドル、資産総額は169兆1000億ドル、時価総額は48兆8000億ドルとなりました。

米中企業の独占

米中企業だけで全体の企業数の40%を独占しています。(米国:565社、中国:263社)

リストに入った企業で最も多くを数えたのは米国で565社。次いで香港を含めた中国企業が263社となり、両国合わせて全体の40%以上を占めます。

1位は中国工商銀行、2位中国建設銀行、3位はウォーレンバフェット率いる米バークシャー・ハサウェイ、トップ10もほぼ全てを米中両国が占めました。日本勢では唯一トヨタが、米中以外で10位に入っていますが今後凋落するかもしれません。

昨年までTOP3は全て中国勢でしたが、バークシャー・ハサウェイが3位に食い込みました。

中国郵政貯蓄銀行が2016年9月に新規株式公開(IPO)を果たし、55位に初登場。

スナップチャットを運営する米スナップは、1693位。

83位の米アマゾンは初めてTOP100入り、昨年の237位からランクアップ。中国のアリババは140位にランクアップ。

一方、原油価格低迷により米エクソンモービルは9位から13位に、ペトロチャイナは昨年の17位から102位、米シェブロンは28位から359位へと、それぞれ大きくランクを下げてます。他の石油関連企業が大きく順位を落としている中、やはりエクソンモービルの安定性が光ります。

上位100社のうち保有する銘柄

当該ランキングの1位~100位の企業群のうち、私の保有している銘柄は以下の通り。

  1位:中国工商銀行

11位:AT&T

13位:エクソンモービル

18位:ベライゾン・コミュニケーションズ

32位:ジョンソン・エンド・ジョンソン

43位:IBM

48位:HSBC

76位:ウエストパック銀行

こういった有力企業に投資をして、成長の果実を享受しようということです。

世界の有力企業2000社ランキング

最後になりましたが、Forbes発表のランキングは以下の通りです。

いかに日本企業が少なく、米中企業が多いかが一目瞭然です。悲しいかな規模の観点から言えばやはり世界は米中で動いているということです。

※世界各国の公開企業の売上高、利益、保有資産、時価総額を調べ、総合的に割り出したスコアから上位2000社を公表するもの。時価総額は、各社株価の今年4月7日の終値と発行済株式数から算出。指標とした4項目の金額は全て連結ベースで算出し、米ドルに換算

勤め先の業績に依拠することなく、Freedomに生きましょう。

Best wishes to everyone.

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公開日:2017年5月28日