【VYM】米国高配当株ETFで安定的な資産形成のススメ

VYMは、米国株投資の鉄板高配当ETF

米国株投資をしている方なら、知らない人はいないのではないかと思う程のETFではないでしょうか。

まず、VYMをおすすめする理由を簡潔に以下示します。

VYM おすすめポイント

  1. 安い信託報酬(0.08%)
  2. 手間がかからない(個別株:決算など分析必要、ETF:分析不要)
  3. お手軽に米国グローバル企業の成長を享受できる

投資の大原則は、成長市場へ「長期・つみたて・分散」投資をすることです。

最も手間をかけずに、成長市場へアクセスできる米国企業に分散投資できるのがこのVYMです。

長期つみたてに最適な方法は以下記事に詳述しています。
>>株式投資のはじめ方|SBI証券で自動積立サービス活用のススメ

成長市場
へアクセスするには米国企業への投資でカバーできます。
>>米国株へ投資すべき3つの理由

尚、ご参考までに、手間暇かけずに米国企業の成長果実を享受したいのであれば、以下ETFが主に該当します。

  • S&P500連動ETF(VTI/SPY/VOO)
  • 高配当株ETF(VYM/HDV)

もちろんリーマンショックのような大きな金融危機が起きれば、投資元本が毀損されるリスクは厳然と存在するので、留意する必要があります。

それでは、VYMの配当金推移・過去増配率・過去配当利回り・リターンを見ていきましょう。

【VYM】四半期配当金の推移

各四半期毎のETF設定開始時点から2018年8月現在までの配当金をグラフ化したものは下記の通りです。

リーマンショック以降配当が減っていますが、その後は右肩上がり。堅調。

【VYM】年間配当金の推移

年ごとの配当推移は以下の通り。

リーマンショックの減配を乗り越え、10年間で1.6倍

過去の配当利回り推移

VYMの過去配当利回りは2.0~4.0%の間で推移しています。なので、できれば配当利回りが3.5~4.0%になる株価水準で購入したいところですね。

VYM 過去平均増配率過去3年間:8.0%
過去5年間:8.5%

過去非常に高い増配率です。

仮に配当利回りが3.0%の水準で購入しても、増配率が今後も8%で推移すると、5年後4.4%、10年後で6.4%に達します。

たとえ株価が上昇せずとも配当だけで10年間にリターンは1.5倍を見込めます。

成長市場へ長期投資するというのは、こういうことですね。

【VYM】設定来トータルリターン

10年リターン

10年前に10,000ドルVYMに投入していれば、

10年後に20,000ドルになっていたということです。

年間リターン

Since Inceptionとは、このETF設定来という意味です。

VYMに投資していれば、過去10年間で年率7.45%のリターンを得られました。

ただし、配当再投資を含む税引前の数字なので、実際はこれより落ちます。

VYM vs S&P500 (10年間)

過去10年間ではS&P500とリターンはあまり変わりません。

ただし税引前の配当を再投資した前提なので、S&P500より配当が多い分、配当にかかる税金が多く、市場平均よりは劣後しそうですね。

ただ、配当という不労所得の創出は精神面で無視できないメリット。

【VYM】構成銘柄とセクター別構成比率

2017年時点

2018年時点

2018年になってマイクロソフト【MSFT】が組入銘柄から外れました。

XOM(エクソンモービル)や、JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)、AT&T、P&G、ファイザー、ベライゾンなど米国の王道高配当株がメインですね。

私は上述銘柄のほとんどを保有・選好しています。理由は単純で、配当が安定的に増配されているからです。

配当が不労所得になるというだけではありません。配当が数十年に渡り安定しているのは安定業績の証ですし、リーマンショックでも減配しなかったことは今後の金融危機でも配当を継続できる1つの帰納的な証になります。

【VYM】信託報酬率

0.08%。

日本における投資信託の高い手数料と比べると10分の1~20分の1の水準です。

長期投資をする際、この信託報酬という手数料が高いと長期パフォーマンスをボディブローのように毀損しますから、信託報酬はしっかり安いものを選びましょう。

その点も、0.08%という超低水準ですから、このVYMはOK。

【VYM】株価推移 (10年間)

リーマン以降はひたすら右肩上がりです。

【VYM】PER推移

2018年11月23日時点で、PERは15.2倍にまで下がっています。配当利回りもここ3年間で高水準の3.1%となっており、そろそろ買い場を考えても良い時期かもしれません。

まとめ

VYMは投資先として申し分のないETFです。

過去10年で年間リターンは約7%、配当は1.6倍と十分です。

私は高配当個別株に投資してきまして、今後もその予定です。しかし、このような銘柄が分散され、自動的に銘柄入れ替えもなされるのは非常にお手軽で魅力的です。

ETFは個別株に比べて面白みに欠けるものの、時間対効果が非常に高いです。自分で銘柄分析や決算チェックなどの個別株投資特有のメンテナンスが必要ないからです。

投資はあくまでも金銭的豊かさを高め、人生の選択肢を増やすための手段ですから、時間をかけずに安定的に資産形成するには好適なETFと言えます。

VYMのポイント手間がかからず、長期的に積み立てていくことで安定的に資産形成・分散投資を図りやすい

個人的にはETFの中で1番オススメのETFです。

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