配当愛好家におすすめできるETFは何か

配当金を積み上げることを選好するインカム投資家向けに個人的におすすめできるETFを3つ選んでみました。
全て米国株のうち高配当の株式を詰め合わせたETFです。
この3つのETFを選ぶポイントは、以下2点です。
- なぜ高配当株か
- なぜ個別株ではなく、ETFなのか(=分散が必要なのか)
1.なぜ高配当株ETFか
私の場合は個別株でしたが、FIRE達成まで高配当株・連続増配株投資を私が続けてきた理由は、以下に集約されます。これはセミリタイア・FIREをめざす過程で、親和性が非常に高いものでした。
- 配当を吐き出すことで自動定期的に利益が確定される
- 再現性が高い(買えば買うほど積み上げやすい)
- 積み上げの可視化により、経済的自由達成具合が明瞭
- 右肩上がりのグラフを描き、モチベーションの維持になる
- そのモチベーション維持が市場に長く居座り続けるという長期投資を可能にさせる
ひたすら給与の8割を株式(私の場合は、高配当株・連続増配株)へ投資することで、以下のような配当収入推移になりました。

そしてこれは何も、私だからできることではなく、入金力によって伸び率の差異はあれど、毎月給与の一部を株式(たとえば高配当株ETF)に積み立てれば、余程の減配がない限りは基本的に右肩上がりのグラフを描くことは可能です。
ただし、コロナショックではそれまで見られた「下落局面で株価が下がりにくかった傾向」が見られなかったことも申し添えます。これは予想外でした。
2.なぜ高配当個別株ではなく、高配当株ETFなのか(=分散が必要なのか)
ETFが個別株と決定的に異なるのは、銘柄が分散されている点です。
初心者の方におすすめする投資対象は、個別株よりもETFです。理由は、分散性を重視しておきたいからです。
なぜ投資対象銘柄の分散を重視するかと言えば、「自分で投資対象のリスク性を完全に見極めることは事実上不可能」だからです。投資においてはある程度、積極的な諦観が必要と思います。
どれだけ財務・会計・ファイナンスの知識があって、どれだけ資産運用の経験があって、どれだけ株式投資が好きだとしても、特定の企業や投資対象の業績悪化や減配兆候などのリスクを見極めることは困難です。
かつて東京電力は債券的な性質とも言われるほど鉄板のディフェンシブ銘柄とされていました。しかし、誰が地震による原発事故で国からの資本注入という事態まで事前に察知できたでしょうか、
このように単一銘柄においていくら参入障壁の高い業界であったり、競合他社が易々とその地盤を奪えないとされていたり、キャッシュフローが安定していた会社であっても、いつ何時どのような事象であっけなく瓦解するかは不透明です。
市井の一個人が予測するのはおよそ不可能と割り切った方が良いと考えます。積極的にあきらめることも、投資においては必要だと、私は考えます。
高配当株ETF【VYM・HDV・SPYD】まとめ
以下3つのETFは、配当金を積み上げる際に選択肢となるETFです。
コロナショック以降も含めると、現時点で最も安定感がみられるのはVYMです。
ただし、VYMもリーマンショックでは半値になっていました。株式投資をするということはリスクも包含します。
更に、高配当株は配当に課税されることから、税制上は無配株より不利になるケース(ただし、あくまで所得による。配当控除を無視した場合に限る)もありますし、良くも悪くも値動きが比較的限定的であったり成熟株が多いことから成長株のように短期で一発狙うものではありません。
メリット・デメリットの両方を踏まえてご検討されるとよいと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
Best wishes to everyone!
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これらETFの買い目安の基準となっていたものは、以下に詳述しています。
配当課税によるデメリットは、以下に記載しています。
各ETFの分析記事はこちらをご参照ください。
コメント
投資信託の積立を始めて1年になります。すごい初歩的な質問で恐縮なのですが、ETFも投資信託の積立の様にほったらかしができるのですか?ETF=株というイメージで面倒くさがりの自分には向いてないと思いスルーしてきました。ただETFも投資信託同様ほったらかしの積立ができるのであれば、現在積立中の米国株の投資信託の代わりに積立してもいいのかな?と思います。積立はこの先20年ほど毎月5万ほどしていくつもりです。
お時間ありましたらお返事いただけると幸いです。いつも為になるブログありがとうございます。
SBI証券でETFも自動積立ができますよ(^^)
以下の記事で触れていますので、よかったら参考にしてみてください。
https://freetonsha.com/2018/08/10/start-investment/