主流の株式投資、自活で至る境地

株式の損切り、王道の投資、自活で至る境地

株式の損切り、突拍子もない投資をしていないか、ライフスタイルに関してご質問をいただいています。

 

新型コロナウイルス関連の事象をきっかけに、自分の生き方を見つめなおした方も多いのではないでしょうか。

 

私はやはり「自然」「デジタルデトックス」「第一次産業」「自活」「丁寧な生活を取り戻す」といったワードが、テクノロジー全盛の現代にこそ重要性が増すと考えています。

 

ご質問

 

ありがたく拝受しております。

 

朝一に拝見し「You made my day」というフレーズが浮かびました。

 

回答

以下、各論について回答いたします。

 

親子で同一の投信を持つ際の分散性

親子で同じ投資信託をもつことは、親子間での分散にはなりません。

 

とはいえ、投資対象が分散された全米株式または全世界株式なので、親子で投資対象を別々にしてリスクを分散させたい場合でないかぎり、親子で重複することをご心配なさる必要はないかと思います。

 

日本株の損失処理

国内株式の損失処理については、お気持ちをみるかぎりは確定させてよさそうですね。心理面の考え方に関しては、以下記事が参考になるかと思います。

 

日本株は、米国株などに比べて、投資タイミングや対象が微妙で含み損になったときに株価が回復する確信を持ちづらい部分があると思います。市場全体の成長という面では期待しづらいからです。

 

であれば、よりご自身が確度を持ちやすい対象（たとえば全米株式・全世界株式）に乗り換えるのは一案ですね。日本株をやる場合は、アクティブ投資に徹すると割り切る必要があると思います。

 

突拍子のない投資をしていないか

はい、一般的に取り組みやすい投資対象という意味で、主流な投資をされていると思いますよ。

• eMAXIS米国 1000円/日
• eMAXISオールカントリー 1000円/日
• 楽天全米インデックス 1000円/日
• 楽天全世界インデックス 1000円/日

しいて言うならば、投信の積み立ては、毎日にせずとも毎月のように月単位でも大差ないとは思います。わずらわしさを感じなければ毎日でも問題ないとは思います。

 

また、「eMAXISと楽天のどちらも積み立て」というのも問題はないのですが、投資対象が重複するので集約してもよいと思います（この辺は好みの範疇なので、どちらも積み立てた方が分散しているように感じられて安心ということであれば、このかぎりではありません）。

 

あとは私なら手数料がやや高いウェルスナビを上記投信に集約します。

 

「投信であればあまり心が揺れない」ということで、現在の自分にとっての心地よい投資対象が見つかったのは大きいですね。

 

自活能力を備えると心境に変化が生まれる

今更、子育てに専念というのもおかしな話ですが家族で過ごす時間が本当に惜しく、
できるだけ子どもと一緒にお風呂に入り本を読み、食事をして時を刻みたいというのが理由です。
もちろん会社員は安心安全な環境ですが、コロナになり自分の人生を振り返った結果の結論です。

畑で野菜を作るのに興味があり、秋から始めました。
春に早速玉ねぎ100個取れました。しあわせですね。
なので万が一主人に何かあり無収入になったら私がパートに出てもいいし
田舎に行って生活してもいいという価値観です。

こういう生活は本当に満足度が高いですよね。とても共感します。

 

農耕などである程度は自活できるという自信がつけば、「万が一なにかあってもなんとかなる」という心境に至れることが大きいですよね。

 

たまねぎ、たくさん干せますね。穏やかな情景が目に浮かびます。

 

「ある程度は自活できる環境」というのは、それだけで大きな満足度を人生にもたらすと私も思います。結局は「食」に行き着くのですよね。

 

それは図らずも、丁寧な暮らしを取り戻すことにもつながると思います。

 

平素より読者の方々には、大きな活力をいただいています。こちらこそありがとうございました。

 

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投資信託を活用する一例です。特長をまとめています。

 

自分にとって必要なこと、幸せに感じること、適した環境、いずれも探り当てられると悔いなき人生を送れますね。両端を体験してちょうどよい塩梅を探りたいですね。

 

お金を持っても、結局は使い方次第、距離のとり方次第です。お金の使い方は、その人の価値観を表す端的なものだと思います。