春を迎える時期の楽しみかた
長い冬を経て、草花が一斉に色鮮やかに生い茂るのが春ですね。北国に住む人々にとっても待望の季節かもしれません。
春を迎える時期に北国にいる際は、いろいろな楽しみ方が発見できます。
それは、ずばり「雪をとかし、雪がとけていくプロセスを観察する」ことであります(笑)
上の写真のように春が近づき、路面が出てきたら、周りの雪をスコップでぶわぁ~っとアスファルト(私道)にほうり出すのです。
アスファルトは黒いこともあり、土に比べて太陽熱を吸収・保温しやすいです。
雪をアスファルトに出すと、「パチパチ…」という微かな音とともに、みるみる細かい粒子から溶けていきます。
その日の気温、風、日差しなどの気象条件によって溶けていくさまは日々変わります。
まさに自然現象。自然現象や自然の変化というのは、かくもおもしろい。子供に戻ったような気持ちにさえなります。
私たちは子供のころ、こういうことも夢中で楽しんでいたはずです。
あとは積もった雪の表面積を増やすのもひとつですね。陽光やあたたかい空気に触れる面積を増やして、溶ける速度を速めようという算段であります。
こんな風に、四角い空洞をつくります。さすれば、表面積を増やすことができますね。
こういうのもおもしろい。都会にいると忘れてしまっていたことは、田舎ではたくさん思い出すことができます(除雪は除雪で大変ですが)。
こういうことは、子供もきゃっきゃ言いながら一緒にたのしめますね。自然豊かな地域では、自然そのものの変化が娯楽にもなります。
これぞ自然豊かな地域のぜいたくな醍醐味だと私は思います。
関連記事