住む場所によって人生そのものが変わる
私は実際にセミリタイアするまで、「適度な田舎への移住やデュアルライフ・他拠点生活が幸福度を高める一案」と考えてきました。
なぜなら、人間は社会性ある動物であり、根本的にはやはり自然とともに生きてきた動物だからです。
世はデジタル化真っ盛りですが、人間は長い時をかけて自然環境に適応してきたとすると、脳はそのような急速な変化には追いつけないでしょう。
これは、並行してデジタルデトックスの重要性を感じてきた背景になります。
全国各地を移住されている方の紹介です。「住む場所によって人生そのものが変わる」というのは、私はその通りだと思います。
題名: 応援?と感謝
メッセージ本文:
いつも楽しくブログを拝見しております。
〇〇と申します。
私は10年前から全国各地を移住しながら生活をしています。
理由は、住む場所によって人生そのものが変わることを実感したかったからです。
2年半ほど前に穂高様のブログと出会い、
- 支出の最適化
- やり過ぎることでいい塩梅を見つける
- 階段を資源とする
- 自然を生活に取り入れる
等、共感することが多くありました。
これほど長い間、誰かのブログの読者になることは今まで一度もありません。
もちろんこういったメッセージを送ることも初めてです。
穂高様の影響で投資も始め、バイトの給料の七割ほどを投資続け、今では1500万円の資産に成長しました。投資対象は何度か穂高様が伝えられた
- VTI
- VYM
- VIG
に集約しております。
※もちろん自身で熟考した結果の対象銘柄です
現在は大阪(生家)来月から福岡に移住。
来年は関東?の群馬あたりに移住しようかと考えています。
群馬が候補に入ったのは、穂高様がセミリタイア後に関東の適度な田舎を紹介されていた影響です。
今では多少の配当金にて、生活費の一部を補えており、仕事がなさそうな場所への移住も容易になってきました。
移住生活はあまりにも魅力的でおり、私は死ぬまで続けると思います。
ただ、時折急激に孤独を感じることもあります。※それも一つの魅力ですが…
そういった孤独を感じる時、穂高様のブログの内容や、表現に何度も助けられています。
いつもありがとうございます。
最後になりますが、私は現在勤めている会社で研修担当をしており、一年で約500名ほどの社員を育成しております。
穂高様の影響を受けた私が主任なので、とんでもないことを教えています。笑
※とても好評です
長文失礼しました、これからもブログ等、穂高様の発信内容を楽しみにしております。
諸々、まことにありがとうございます。
「住む場所によって人生そのものが変わる」というのは、私も共感します。環境が人に与える影響は大きいと実感しますよね。
住む場所によって、人間のメンタルは変わる
直近では、友人の住む場所の違いに関する感想も非常に印象的でした。
たとえ人間のメンタルが芳しくなくとも、自然や環境が不調を明確に改善できるケースがあります。
私も宮仕え時代に、登山のほかにたとえ短期間でも千葉県いすみ市の定宿に滞在などして、別の世界・環境に身を置いて、ストレスを解消していた時がありました。人間は、暖炉の火を見ているだけでも心地よくなるようにできています。
住む場所によって、人間の習慣は変わる
人間にとって環境というのは本当に重要で、たとえば私もセミリタイア・FIRE後に以下のような体験をしました。
- A地点で暮らしているとき
温泉へ毎日行くことが習慣化可能 - B地点で暮らしているとき
温泉へ毎日行くことを習慣化しづらい
A地点もB地点も、共通して温泉から近い環境にもかかわらずです。
温泉のクオリティ、交通手段、ともにいる人など複数の要素が習慣化の成否に影響を与えます。
同じ地理的環境であっても、これだけの差が生じるということです。環境とはそれほど人間の行動に影響を与えるということですね。
住む場所によって、人間の幸福度は変わる
これは私の主観ですが、自然豊かな地に住むと駅に降りた瞬間にもうそれだけで幸福度MAXです。自然の匂いがあまりに心地よいからです。
人間であればそう感じる方も多いのではないでしょうか。「自然の匂いめっちゃ嫌いやねん」という人には出会ったことがありません(私のまわりだけ?)。
こういうささいな日常の1ピースに幸せを感じることができれば、頻繁に幸福度・気分を上げてくれる強力な自然という味方が傍らに常にいるようなものです。
これはどのような副次的効果を生むかというと、他人に対してより寛容でいやすくなります。すると、返報性の原理。他者からポジティブな反作用も返ってきやすくなるのではないでしょうか。
こうなってくると、好循環が生まれます。自分に合った場所に住むと、うまく回りだすケースは確実にあると思います。
自分にも周囲にもより素直に、そして自分の求めることもより素直に聞けるはずです。
自分と家族の価値観を深堀する
ここまで述べてきたことを行う上で、大事なことがあります。それはやはり「自分(・家族)の価値観を明確に把握するために深堀する、対話する」ことが大事ということです。
投資方針を決める時にも、支出の最適化をする時にも、住む場所をえらぶ時にも、結局共通してたいせつなのは、自分と周囲のことを深く知るということですよね。
なぜなら、「どこに住むかを考える」ということは、「自分が住む場所になにを求めるか」を明確にすることと同義だからですね。
人によって住む場所に求めることは違います。自分の価値観があやふやであれば、価値観に合致している住居かどうか正確な判断を下せません。
1つの方策としては、旅行にいく時は、
- 「ここに自分が住んだらどうやろなぁ、どう感じるやろなぁ」
という視点を併せて備えておくことが一案です。私はそうしていました。ついでに不動産屋の張り紙を見て相場を頭に入れておくなど。
こうした習慣を続けていくと、より明確になりやすいと思います。直観に従うということでもありますね。
ご参考にしていただければ幸いです。
Best wishes to everyone.
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コメント
丁度、損得勘定だけで家を買おうと考えていたのでこの記事が心に刺さりました。
写真も素敵すぎます。
これからはどこかに旅行する際にはスーパーと不動産屋へ寄り道をしたいと思います・・。
こんにちわ。8月ごろに仕事をリタイアして地元付近に戻ろうと考えている者です。
本記事参考になりました。
国内、海外でこれまで暮らしてきましたが、わたしも同じように定期的に済む場所は変更すればよいと考えています。
都会に住んだり、田舎に住んだり、海外に住んだり・・・。同じ毎日では刺激が少ないので、住む場所を変えて、出会いを変えて、環境を変えて、、、。
新しい場所で新しい発見があり、ポジティブな刺激と新しい自分を発見できる気がしています。