【グロース株 vs バリュー株】株式投資で必須の知識【あくまで循環してきた】

【グロース株 vs バリュー株】株式投資で意識しておきたい必須の知識【あくまで循環してきた】

先の記事にも記した通り、今は相場で

  1. 踊るのか
  2. 踊らないのか

といった局面だと私は考えています。(ただし、いつ音楽が鳴り止むのかはわかりません)

つまり、現在はバリュー株に比べてグロース株が大きく優勢であり、グロース株を保有している方は今の相場を謳歌できている人でもあります。(おめでとうございます)

ただし、1点、認識しておきたいことがありますね。それは、過去の傾向として、グロース株とバリュー株の優劣は、循環してきたということです。

最近よく質問されるトピックなので、あらためて記しておきます。

グロース株・バリュー株とは

そもそもグロース株・バリュー株の一般的な語義は、以下の通りです。

グロース株・バリュー株とは
  • グロース株
    企業の成長性や将来性に特徴的であり、業績の伸びが期待できる銘柄。「成長株」とも。
  • バリュー株
    株価が割安と期待できる銘柄。PERやPBRが市場平均より低いことなどが判断基準の1つ。割安株とも。

大衆心理・投資行動

ご承知の投資家も多いと思いますが、2020年に入ってからはグロース株優勢となっていますね。

こういった時によく見られる大衆心理として、以下のようなものがあります。

  1. 株式投資は、やっぱりグロース株。
  2. バリュー株よりグロース株の方が優れている。

過去の傾向として、グロース株・バリュー株の優劣は循環してきた

では、定量的に過去の傾向を確認してみましょう。

下図はセントルイス連銀よりのグラフに筆者が加筆した「米国大型グロース株指数÷米国大型バリュー株指数」の値を示したものです。(期間:1980年~)

ピンク色で示した棒線が「米国大型グロース株指数÷米国大型バリュー株指数=1」を示します。

つまり、以下整理が可能です。

  • ピンク色よりグラフが上 → グロース株優勢
  • ピンク色よりグラフが下 → バリュー株優勢

もう一度みてみましょう。

  • 1980年から、グロース株優位な時期とバリュー株優位な時期が循環しています。
  • 2000年代初頭のITバブルではグロース株優位が顕著である一方、以降2020年頃に至るまでの20年間はバリュー株が優勢でした。ここでも循環が見られます

世の中には時流・トレンドが存在し、「特定のセクター・特定の投資対象が優位な時期もあれば、劣位となる時期もある」ということですね。

ブロガーとして、時流に乗って推し投資対象を変遷するのか

特定のセクターや投資対象の優劣が循環してきたことは、弊ブログで定期的に強調してきた部分でもあります。

その時その時で、時流に応じた投資対象を推すこともひとつなのでしょう。そして注目も集めやすいかもしれません。

ただ、私は自分の信念として特定の対象にあまり肩入れしないよう注意したいと思っています。守旧に傾くという意味ではなく、あくまで中立的な観点に徹したいというところでしょうか。

もちろん、自分のスタイルや生活環境・キャッシュフロー状況の変化に応じて投資スタイルを変えることは当然ありますが、「その時その時に好調のセクター・投資対象にあまり肩入れする」ことは厳に慎みたいと思って、運営しています。

これは良い悪いというよりかは、「自分の主義はこうだ」というだけです。(だれも聞いてへんがな笑)

まとめ

要点を再掲しておきます。

  • 1980年から、グロース株優位な時期とバリュー株優位な時期は循環
  • 2000年代初頭のITバブルではグロース株優位が顕著である一方、以降2020年頃に至るまでの20年間はバリュー株が優勢ここでも循環が見られる
  • 特定のセクター・特定の投資対象が優位な時期もあれば、劣位となる時期もある」ということ。

こういった視点は、投資を継続する上で非常に重要だと思います。これらの平準化を一定程度は実現できているものがインデックス投資でもありますね。(ただし、時価総額加重平均型では現在はGAFAMの比重・影響度が大きくなっています)

その時その時に流行りの銘柄に飛びつくことは、短期的にはパフォーマンスを押し上げる可能性もありつつ、タイミングを逃すとその逆回転も然り。いずれにしてもタイミングに大きく左右されます。

これは、当人の投資スタイルにもよるので、一概にどちらが良くてどちらが悪いわけではありません。心穏やかに長期的に継続する上ではどうかを考えてみるのもひとつと思います。

いずれにしても、乗り遅れまいと高値で買うことは避けたいところですね。そして、そうならぬよう、「自分にしっくりくるスタイル」を構築する上で、上述したような要点・傾向は必須の知識と思います。

  • 「グロース株とバリュー株、強い時期もあれば弱い時期も過去見られてきた」

これだけは、しっかり認識しておきたいですね。

お役立ていただければ幸いです。

Best wishes to everyone!

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