【セクター別】コロナショック後の騰落率(下落開始から1か月経過時点)

【セクター別】コロナショック後の騰落率(下落開始から1か月経過時点)

早いもので、コロナウイルス(COVID-19)の拡大を発端とした下落局面開始から、1か月が経ちます。

ちょうど1か月前の2020年2月21日にS&P500は3,337.75を記録し、その日を境に翌日4%近く下げるなど、明確に下げ始めました。

そこで、セクター別ETFのコロナショック後の騰落率(2020年2月21日~3月21日)を調べました。

雑感・ポイントは以下の通りです。

  • 生活必需品ヘルスケア、依然として底堅い
  • テクノロジー、踏ん張っている
  • エネルギー、弱すぎる

実際のデータは下図・下表の通りです。

ETF セクター 騰落率
XLP 生活必需品 -21.9%
XLV ヘルスケア -23.5%
XLC コミュニケーション -29.4%
XLK テクノロジー -29.8%
SPY S&P500 -31.7%
XLU 公益 -32.1%
XLB 素材 -32.9%
XLY 一般消費財 -33.6%
XLRE 不動産 -34.9%
XLI 資本財 -38.8%
XLF 金融 -39.1%
XLE エネルギー -52.8%

ちなみに、まずこういった数字を見るときの注意点として、「これら数字は特定期間における特定のデータの取り方における1つの事象でしかなく、それ以上でもそれ以下でもない」という点はまずおさえておきたいところですね。

要は、1つのデータから拡大解釈や普遍的な結論の導出までするのは不味ゆえ、あくまでその点に留意の上で、以下見ていきましょう。

かなり底堅い:生活必需品・ヘルスケア

市場平均を大きく上回るさすがの底堅さです。

やはり下落局面を念頭にポートフォリオを構築する場合、これらのセクターの組入れ検討はしたいところです。

やや底堅い:コミュニケーション

上記2セクターほどではないにせよ、底堅さを見せました。

以前はベライゾンやAT&Tなど携帯電話事業者がほとんどを占める通信セクターから新たに設定されたものです。

コミュニケーションセクターの主体は、アルファベットやフェイスブック・ネットフリックスなどハイテク勢であり、VZ・Tは約10%の構成比率に留まります。VZ・Tも底堅さを見せています。

やや底堅い:テクノロジー

コミュニケーションセクターとほぼ同じ値です。ここにテクノロジーが入ってくるあたり、産業構造に大きな変化が起きている可能性が示唆されるとも解釈できます。

私は基本的に下落局面に強いと思しき対象をポートフォリオに入れたい嗜好であってきました。そのため、今後は同セクターの比率を少し上げても良いかもしれませんね。

平均並み:公益

公益は下落当初は非常に底堅かったわけですが、直近の下げがきつくなってきてますね。

セクター全体としては市場平均並みということで、2017・2018年で見られたような底堅さは今回はやや影を潜めている形でしょうか。

極めて弱い:エネルギー

最も下落率が高いエネルギーについても触れておきます。

現在、原油はコロナウイルスによる経済停滞・OPEC/非OPECの従来からの方針転換を背景に、需要サイドと供給サイドの両面で下押し圧力が強まっています。そのため、市場暴落の括りで論じるのは若干外れた部分もあることを理解の上で、本記事に括り入れる形です。

原油の市況自体が循環型かつボラティリティの高い性格であってきた以上は、この動きも一定の納得性はあると言えばありますが、、下げすぎでしょう(笑)

私のポートフォリオは、コロナショック以前にエネルギーセクターが7%を占めていたので、この部分は相応に傷む形となっていること、報告しておきます(笑)

まとめ

以下再掲します。

  • 生活必需品ヘルスケア、依然として底堅い
  • テクノロジー、踏ん張っている
  • エネルギー、弱すぎる

生活必需品・ヘルスケアの両セクターは、やはり下落局面での底堅さを期待するポートフォリオを築きたい場合に、一定程度の組入れを検討したいところですね。

今回、一番印象的なのは、テクノロジーがそこそこ踏ん張っていることです。今の株価水準が続けば、個人的にはテクノロジーの組入れ比率をいずれは上げることも一案とは思います。

Best wishes to everyone!

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