【必要性】ドル建て終身保険はあえて契約する必要はない【不要】

ドル建て終身保険はあえて契約する必要はあるのか

ご質問

こんばんは!毎日ブログを楽しみに拝見させて頂いてるやまだと申します。

本日はやまだ家の大きな一歩を踏み出す前に三菱様のアドバイスを頂きたく思い切って質問致しました。まずは現状です。

収入状況

私31歳 妻31歳の子なしで共働きです。
幸運なことに2人とも年収800を超えました。

家は賃貸で毎月10万支払っておりますが勤務先から近くて便利なので家を買う予定はまだありません。

また、いずれ子供は欲しいと考えております。

貯蓄状況

預金800万
持株190万
ドル建て終身保険積み立て300万
→10年積み立てで年110万くらいで3年目がもうすぐ終わります。

投資タイミングと拠出金について

来年6月には現金貯金1000万超えるのでこれを安全資産として7月以降は私の残る給料全て投資に回したく考えております。

給料から家賃、ドル建て、公共料金、携帯料金と全て引いて11万くらいは毎月投資に充てられボーナスを含むと年200万くらいは投資に充てられます。

妻の余剰分は積み立てニーサ以外全て現金貯金を考えています。

投資についてご相談

投資を始める前に水瀬さんのインデックス本、広瀬さんのマーケットハック流、シーゲル教授の赤本と毎日米国株ブログも多数拝見し米国企業の未来に投資をしたく考えております。

つみたてNISA

楽天証券でカードも作って夫婦で満額積み立てようと思います!楽天VTIもしくはemaxis米国に集中しようか全世界に分散した方が良いか迷ってます。
>(三菱サ)個人的な好みですが、楽天VTI、次点でeMAXIS、次に全世界です。

ドル建て終身保険

このまま残り6年積み立てても良いのですが途中で払済にして60歳まで寝かせてその分を株やETFの投資資金に充てるか迷っております。外資系の保険会社で予定利率は3.7%と聞いてますが証券のシミュレーションみると年2.3%の試算になってます。。。

つみたてNISAを引いた残り毎月約7万とボーナス100万の運用について

こちら一番悩んでますが米国ETFのどれかを考えています。個別株は素人なので手を出さないつもりです。

>(三菱サ)VTI / VOO / VYM / HDV / SPYD など

一つ不安な点はドル建て終身保険もドル運用で米国ETFでもドル運用すると日本円とドルの資産が半々、もしくは逆転する事です。

ですが、私の目指す投資は三菱さんのようにインカムメインで配当金を増やして55歳でリタイアしたいと思っております。

余談になりますが日本株は不祥事や業績悪化で減配と株主に優しくないのと人口減も含めて投資する気は今のところございません。

まとまりのない文章で長くなりましたがご指導のほど何卒よろしくお願い致します。

ご質問ありがとうございます。

つみたてNISAとNISA以外の運用(米国ETF)については結論を質問文中に青字で挿入しました。詳細は以下2記事をご覧頂ければと存じます。

>>関連記事:おすすめの資産運用は、配当金を重視した株式への長期投資(米国ETF)、NISA(夫)とつみたてNISA(妻)とジュニアNISA(子)、3種NISAをどう活用する?(つみたてNISA)

ドル建て終身保険の必要性はいかに

では以下ドル建て終身保険の要否について詳述します。

まず、金融商品はシンプルで良いです。

なぜかと言うと、シンプルなものをわざわざ複雑にして、その複雑にする過程で間に業者なり会社が入ると、一番損するのはエンドユーザーです。

本来必要のなかった工程を増やすとどうなるでしょうか。「本来必要でなかった需要を生むことにより、食い扶持が新たに出来た業者や金融機関」を利するだけで、その負担はエンドユーザーに転嫁されます。

商品が複雑になると、上述した「本来不要であった供給サイドのコストを需要サイドが負担する」という実態が見えにくくなってしまいます。

複雑化して「どんなものに、誰が、いつ、どう投資して、どんな運用がなされているのか」これらが総体的に見えにくい商品はなるべく避けた方が良いです。

今は個人でETFに投資できますから、間に金融機関を挟まずとも、ネット証券会社だけを介して取引できる大変な良い環境に恵まれています。

これを活かさない手はありません。

では以上踏まえた上でドル建て保険について、以下のポイントがあります。

ポイント

①インフレを加味しているか

②リスクフリーレートの説明はあるか

まず米ドル建ては円建てより見かけの利率が高く見えます

なぜならドルだからです。

どういうことかというと、ゼロ金利ではない米ドルとは対照的に日本がゼロ金利政策を採って以降、恒常的に米ドルの金利の方が日本円より高いわけです。

米国債の利回りも上がります。国債の利回りはリスクフリーレートと呼ばれるぐらい国家破綻がない限りはリスクがありません。

例えば米国債の利回りが3%ならば、間に金融機関が入って「ドル建て〇〇保険!」と言って2.7%に予定利率を設定すれば、0.3%の利ざやが確保できます。

実際に日本の某生保は円建てで同じ様なことをしてます。以上からドル建てだと利率が高く見えるのは当たり前です。

もう1つ。問題はその商品にインフレリスクが説いてあるのかということですね。

説いてなければ直接的な表現になってしまい恐縮ですが、悪質でしょう。

予定利率が3%でもインフレ率も3%なら理論上その分貨幣が減価しますから意味ありません。

以上述べてきた通り、金融機関が間に挟まることで、品を変え形を変え、様々な方法でマージンが抜かれるリスクがあります。

わざわざその橋を渡る必要はなく、シンプルにETFを使って投資すれば良いです。

シンプルであれば商業的な意図が過度に介在する余地がないからです。

まとめ

以上から、私が考えるにはドル建ての保険は不要と考えます。

私は生命保険自体に入るつもりはありませんし、シンプルに自分で運用するのが一番と考えます。

>>関連記事:生命保険に入る必要があるか、その考え方

Best wishes to everyone!