NISA(夫)とつみたてNISA(妻)とジュニアNISA(子)、3種NISAをどう活用する?

NISA(夫)とつみたてNISA(妻)とジュニアNISA(子)で1000万をどう活用し、投資するか

ご質問

こんにちは。相談です。

1000万貯金があります。インフレリスクを考えて投資を始めようと思っています。

三菱サラリーマンさんなら、どのような配分で投資しますか?

ソニー生命の変額保険(世界株式100%)を勧められており、迷っています。

現在、夫(公務員)、自分(公務員)、娘0歳の3人暮らしです。夫はNISA楽天、私は積立NISA楽天、娘はジュニアNISA SBIを開設済です。

ご質問ありがとうございます。ソニー生命の変額保険については上述ご質問に対する回答の「前編」として以下記事に詳述しました。

>>関連記事:【運用手数料】ソニー生命の変額保険に入る必要があるか【各種保険費用】

ご主人がNISA、ご本人の奥様はつみたてNISA、娘さんはジュニアNISAということで、3種NISAフル装備ということですね。

各種NISAの特徴

以下3種の少額投資非課税制度「NISA」の特徴を下表でおさらいしておきましょう。

つみたてNISA NISA ジュニアNISA
対象者 20歳以上 0歳~19歳
金融機関変更 ×
取引主体者 本人 原則、親権者等
非課税枠 40万円/年 120万円/年 80万円/年
非課税期間 最長20年 最長5年
対象期間 2037年まで 2023年まで
対象商品 一部投信等 上場株式、ETF、投信等
払出制限 なし 18歳まで払出不可

上表の通り、気になるのはやはりジュニアNISAにおいては、18歳まで「払出不可」という払出制限があることです。

私は個人的に機動的に資金を動かせないような資金拘束を好みません。

個人型確定拠出年金「iDeCO」をやっていないのも、少なくとも60歳に達するまで引き出せないという払出制限があるからに他なりません。

同様にジュニアNISAも、お子さんが18歳になるまで引き出せないという払出制限があるので、三菱サラリーマンチルドレンが出来たとしても、ジュニアNISAをやるつもりはありません。

「資金や資産は、流動性があって初めて本来の価値を持つ」と私は考えます。

よって、ジュニアNISAの活用は、私なら候補から外し、つみたてNISAとNISAの活用に絞ります。

つみたてNISAとNISAをフル活用

つみたてNISA NISA
非課税投資枠 40万円/年 120万円/年
非課税期間 最長20年 最長5年
口座開設期間 2037年まで 2023年まで
対象商品 一部投資信託等 上場株式、ETF、
投資信託等
払出制限 なし

上表の通り、つみたてNISAの40万円+NISAの120万円で、ご夫婦で年間160万円分の非課税投資枠を今後5年間(800万円分)確保可能ですね。

従って、1000万円の貯金のうち、200万円を生活防衛資金として、今後5年間で残りの800万円を全て非課税枠で埋めることができます。

特に急いてまで達成しなければならない資産計画がないのであれば、上述方針にて今後5年間でどっしり腰を据えて、余裕を持って資産運用に取り組めるのではないでしょうか。

余暇という「時間軸における空白・余裕」が必要なように、資産運用においても「余裕」があるに越したことはありません。

以上、つみたてNISAとNISAを今後5年間活用という方針にしました。

つみたてNISA・NISAのおすすめ商品は?

では、「つみたてNISAとNISAでどの商品・銘柄がおすすめか」ですが、各々以下の通り。つみたてNISAはまず選べる商品が限られていますので、その中から選びます。

つみたてNISAおすすめ商品

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

>>関連記事:「VTI・VYM」と「楽天VTI・楽天VYM」のどちらがオススメか

NISAおすすめ商品

【VYM】米国高配当株式ETF

>>関連記事:【VYM】米国高配当株ETFで資産形成のススメ

詳細については各々上述関連記事に詳述しているのでご参照頂ければと思います。

楽天VTIもVYMも、過去の成長性も踏まえ、今後の将来性においてある程度の期待が持てる商品ですし、手数料関係も問題ないレベルです。

NISAとしては、正直VTIでもVOOでもHDVでもSPYDでも、どれもおすすめですが、候補が多いと選びにくいかと思いますので、1つに絞りました。

同様につみたてNISAも、楽天VTIだけでなく、eMAXIS Slim S&P500でも問題ありません。こちらも1つに絞る過程で楽天VTIとしました。

ご参考になりましたら幸いです。

Best wishes to everyone!

公開日:2019年2月20日