おすすめの資産運用は、配当金をKPIとした株式への長期投資【経験談】

本記事では、実際に4年間この手法に取り組むことで、29歳で経済的自由・30歳でセミリタイアの達成に決定的に寄与した「おすすめの資産運用」についてご紹介します。

【念願】30歳で本当にセミリタイアしました。【FIRE】
いつも御覧になり、コメントを頂いたり、励ましのお言葉を頂いたり、大好きです♡なんていう稀有なコメントの数々、いつも本当に誠にありがと...

なぜおすすめなのかと言えば、この手法を4年間続けてきて、相場局面に関わらず心地よく楽しく継続でき、実際に他の生き方をするハードルが下がったからです。

多様な生き方をする上で、「配当金という定常的なキャッシュフロー・不労所得が生き方の選択肢を増やす可能性を大いに秘めている」ことを知って頂きたく、この記事を書いています。

自分がやってよかったこと、良いと思ったことは、周りにもおすすめしたくなります。

それでは、以下私が実践している投資手法を述べます。

おすすめの資産運用は配当金をKPIとした株式への長期投資

まずFXや仮想通貨は、株式投資に比べると、万人におすすめの資産運用とは言い難いです。

実際に私も中2の時から10年ほどFXをやっていましたが、そう思います。個人的にはやはりプラスサムゲームの株式投資を推します。

「資産運用として何をおすすめするか」というと、「配当金を重視(=KPI)した株式への長期投資」です。以下4点について詳述していきます。

株式への長期投資。4つのポイント。

1.投資対象

2.投資タイミング

3.なぜ長期投資なのか

4.なぜ配当金を重視するのか

おすすめの資産運用ポイント①投資対象

まず大前提として市場全体への長期投資をするのであれば、米国株式がやはり最有力です。

▶過去、継続的にリターン良く、今後も続くと思しき成長性

▶連続増配株に代表される積極的な株主還元実績

米国株の過去推移

出所:Multiple.com

上図はアメリカの代表的な指数「S&P500」の過去130年推移です。

上下動を挟みながらも長期的に上昇してきました。このように、長期的に投資することで、株式市場の恩恵を享受することが可能です。

連続増配株

例えば、下表は私の一部保有株ですが、長期的に株主への配当を増やし続けてきた実績は傑出しています。

ティッカー 企業名 連続増配年数
JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン 57年
MO アルトリア・グループ 50年
ABBV アッヴィ 46年
XOM エクソンモービル 37年
T AT&T 36年

2000年代初頭のITバブル崩壊や、2008年リーマンショックでも、淡々と配当を増やし続けてきた企業群が数多くあるのが米国企業です。

その他、資本市場としての整備、人口動態の面からも概してポジティブです。

米国株への投資が良案なり得る3つの理由

株式に投資すると、配当金という定常的な不労所得が株主に払い込まれます

配当金のイメージ図

配当金のイメージ図、筆者作成

この配当金というのは企業が得た利益の一部が株主に還元されるものであり、企業のお財布から一部のお金が株主のお財布へ移転するものです。

つまり、配当金は厳密には、株式の価値を一部毀損してその分を株主に払い出しているわけです。

とはいえ株主からすると不労所得として可視化でき、キャッシュフローが目に見えて払い込まれるため、魅力的です。

そして、株式を保有している限りは、配当金は四半期ごと、あるいは半期ごとに自動的に株主に払い込まれます。

配当金が不労所得を可視化し、長期投資を可能にする【自動利益確定装置】

配当金や分配金に特別な思い入れがなければ、eMaxis Slim S&P500や楽天VTIといった米国市場全体に投資可能な投資信託や、VTIやVOOなどの市場全体・あるいは指数連動系のETF。

【VTI】とS&P500ETF【VOO】はどちらが良いか

もし上述の配当金が好きな方であれば、VYM・HDV・SPYDのような米国高配当株式ETFが三菱サラリーマン的推しETFです。

VYM・HDV・SPYDこそ、資産運用おすすめETFベスト3

つまり、以上から下記のような整理が可能です。

  • 配当金好き  → VYM・HDV・SPYD
  • そうでもない → VTI・VOO・楽天VTI・eMaxis slim S&P500など

これだけ選択肢が多いと選びづらいと思うので、以下に絞ります。

おすすめできる投資対象
  • 配当金好き  → SPYD
  • そうでもない → VTI

投資対象は以上の通りです。次は投資タイミングについてです。

おすすめの資産運用ポイント②投資タイミング

株式投資を始めるにあたり「今から始めて株価が暴落したら、どうしよう」という懸念があると思います。

高値掴みを避けるべく、購入タイミングを分散しましょう。

その象徴的な論拠となる1つのデータをご紹介します。下図はJPモルガンの資料です。

出所:JP Morgan

リーマンショックで大暴落する直前の株価ピーク時から5年強かけて毎月約1.5万円ずつ100万円を定期積立投資したシミュレーションです。

継続的に上昇する米国の株価を背景に、株価ピーク時から投資を始めても、投資をしないケースと比べて、元本は2倍です。

高値掴みを避けるべく、一度に投資するのではなく、「定期積立によって購入タイミングを分散する」というのが万人における1つの正攻法です。

おすすめの投資タイミング:給与が入り次第、可能な限り多くの額で毎月株式を購入

そして、おすすめの投資タイミングは、「毎月給与が払い込まれたら、その一部を株式買付にまわすという手法」です。

例えば、「私の財産告白」で有名な本多静六氏は、収入のうちの1/4を貯金に回すことで財を築いたことで有名です。

手前味噌で恐縮ですが、三菱サラリーマンも給与の多くを投資に回し、そのおかげさまでセミリタイアしました。

支出の最適化(倹約)により、給与のうち8割・ボーナス全額を株式購入に回すことで、配当金収入を年々積み上げ、30歳でサラリーマンからアーリーリタイアすることができました。

【不労所得】配当金収入は、338,756円でした(2019年9月)

おすすめの資産運用ポイント③なぜ長期投資なのか

おすすめの資産運用は、短期取引ではなく長期投資です。

長期投資の最大のメリットは、株式市場というプラスサムゲームを最大限享受できることです。

具体的には、過去データによると以下の通り米国においても日本においても、20年以上投資をしていると、元本割れリスクが消失しました。

日本株は20年投資で元本割れリスク消失

1966年~2005年における東証1部上場の時価総額による加重平均収益率

米国株は15年投資で元本割れリスク消失

1988~2016年における、投資期間別の米国株(S&P500)の年率リターンのブレ幅

つまり長期で見ると勝てる可能性が非常に高いことを示しています。ここがFXや外貨預金・仮想通貨と決定的に異なる点です。

外貨・仮想通貨などの通貨はゼロサムゲームなのに対し、株式はプラスサムゲームです。

ゼロサムゲームとは、複数の取引参加者が取引をする中で、全員の損益合計がゼロとなるような取引を指します。つまり、誰かが儲かれば誰かが損をするような取引をゼロサムゲームと言います。

高金利通貨は魅力的に見えるかもしれませんが、金利6%でもインフレ率が6%であれば、期待リターンは0%です。

高金利通貨のリスクは以下に詳述しています。

高金利通貨に投資しても長期的には儲かりにくいワケ

おすすめの資産運用ポイント④配当金を重視する

長期投資を続けるには、「自分がストレスなくモチベーションを保って長期的に投資を続けられる体制・投資方針を構築すること」が決定的に重要です。

その「ストレスなくモチベーションを保って長期的に投資を続けられる投資方針」を構築する際におすすめできるのが、私がひたすら実践している「配当金を積み上げていく投資手法」です。

日々変動する株価・資産に一喜一憂せず、配当金を1つの重要指標とすれば、配当金という不労所得を可視化でき、安定して積み上げていくことでモチベーションが保たれます。

何かを継続する際に不可欠となるのが、「目に見える成果」です。人間は成果が目に見えないと、継続するモチベーションを保ちづらいのです。

目に見える成果として最適なのが、「日々変動する株価や資産」ではなく、「株式の購入が増えれば増えるだけ増えていく配当金」を積み上げていくことです。

景気サイクルの観点から、不況や株価の下落局面は必ず来ます。

その際に、着目点を資産額にすると、しんどいです。対して配当金はそのような局面でも積み上げることが可能です。

株式を購入していくと、配当金は以下の通り右肩上がりのグラフを描きます。

筆者の配当収入推移

これこそが目に見える成果としてモチベーションが保たれる決定的な要素です。

なので、配当金を重視することが大事なのです。

配当金のメリットは以下にまとめています。

「配当金のメリット」8つ、徹底解説します。
Tweet 最近、事あるごとに配当金という収入があって本当に良かったと心から思います。 もう1つの生き方ができる...

おすすめの資産運用「配当金を重視した長期投資」まとめ

以上、まとめますと以下の通りとなります。

株式への長期投資。4つのポイント。

▶投資対象 → VTI or SPYD

▶投資タイミング → 購入タイミングを分散

▶長期投資 → 投資期間が長くなると元本割れリスクが低減

▶配当金を重視 → 成果が可視化されるなど、精神面で最適

ちなみに、株式は値動きが大きすぎるから嫌い、あるいは精神衛生上よくないということであれば、債券も有力な選択肢になります。

例えばAGGという米国債券ETFがあります。日々の株式の荒い値動きに耐えられない方は、AGGという高格付けの債券ETFのように値動きが限定的なETFを選び、分配金を得るというのも一案です。

(ただ、債券は伝統的に株式より長期リターンが低くなるので、リターンの毀損は受け入れる必要があります。)

もし不明点等あれば遠慮なくお問合せフォームからご連絡ください。

日本にはせっかく世界2位の1800兆円を超える個人金融資産があるのに、預貯金に眠っている結果、米英なみに金融所得の恩恵を国民が得ていません。

これは個人的にもったいないと思いますし、日本人が米英なみに金融所得の恩恵を受けられれば、社会全体が豊かになる可能性を秘めていると思っています。

ご参考になれば幸いです。

Best wishes to everyone!

もちろんリスクもあります。高配当株ETFに関してのリスクや市場全体における暴落リスクについては以下記事をご参照ください。

米国高配当株ETFの投資にあたり、留意すべきこと【ETFのリスクとは】
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一方で、配当金という定常的なキャッシュフロー・不労所得の魅力については以下記事に詳述していますので、ご参考に供します。

「配当金のメリット」8つ、徹底解説します。
Tweet 最近、事あるごとに配当金という収入があって本当に良かったと心から思います。 もう1つの生き方ができる...
公開日:2019年2月3日

コメント

  1. サカグチ より:

    はじめまして。
    いつも大変勉強になる記事ありがとうございます。
    このブログをきっかけに勉強を始めました、都内で医療職をしておりますアラサーです。

    素朴な疑問なのですが、収入の8割を株式購入にあてているとのことですが、いわゆる貯金はされていないのでしょうか?まとまったお金が必要な際にどうしていらっしゃるのか気になりました。