料理長の卓越したおもてなし、秀麗な客室付き半露天風呂「THE BEACH KUROTAKE」(愛知県南知多 内海温泉)
- 料理長が若い(29歳)
- 料理長の意気込み、こだわり、料理説明うんちく、おもてなし精神が素敵
- 従業員の方々がちょいちょいキャラ濃いめで素敵
- 敷地内に源泉が湧出
- 眺望風呂付き和洋室の構造とヒノキの香りが素晴らしい
- 帰りは送迎車に乗らずに野間駅まで歩くと、知多半島の先っぽの風情を感じられる
- これで一泊2食付き2万円は破格(平日)
旅行の醍醐味の1つ。それは、ちょいちょいキャラ濃いめの人に遭遇することです。今回も例外ではなし。
なお、誤解なきよう申し添えますと本記事のあらゆる表現は、すべて良い意味、好意的な意味で書いています。再訪したい…
アクセス
- 名古屋から約1時間。名鉄で内海駅、からの送迎あり
- 地図のとおり、目の前すぐ海で、知多半島の先っぽに位置します
料理長の意気込み、こだわり、おもてなし精神がすごい
まず料理長がお若い、弱冠29歳。
そして、その若さで料理長なのも納得の振る舞い。
まず夕食。
料理長が個室に来て、鯛をさばいて炙ります。
このあたりはほかの宿でもそこそこあるサービス。
ここからは、知多牛に対する熱い思いと深い造詣を共有くださる特別タイム。料理長のエンジンがブルンブルンかかってきます。
知多牛は「日本で唯一、成長促進剤などの薬を使わず、本来あるがままに牛を肥育してきた」のだそうです。これを焼きしゃぶといって、さっと焼いていただくスタイル。美味しい。
ほか牡蠣、白子、御造りの数々、メゴチのフライなど新鮮な海の幸に加えて、まさかの料理長のサービスで「とれたて新ワカメのしゃぶしゃぶ」が追加されます(写真撮り忘れ…)。茎もそのまま、コリコリで最高です。
「料理長サービス」の品々
朝食では、料理長サービスの強化版が登場します。
写真は奥から「マグロの生ハム」、中央に「真鯛の煮付け」、これらが料理長のサービスですよ。写真では伝わりにくいですがサービスの域超えてます笑
「目の前の海でとれたイカのしゃぶしゃぶ」など、じゅうぶん豪勢な品数があるうえで、料理長サービスで2品が追加いただけるスタイル。
私はけっこう食べるほうなのですが、さすがにこの量は完全に途中からフードファイト状態。前夜の酒食で手負いの穂高は「丸腰で朝食に臨むも圧倒的な物量に攻め立てられ目は半開き、意識は朦朧としつつ食らいついていく戦闘モード」を余儀なくされるかたち。
御残しは許されません。というのも、なんせこの真鯛の煮付けが、今まで食べた鯛の煮付けのなかで一番おいしかったのです。脂の乗り具合が絶妙。これら絶品を貪欲に胃袋に力ずくで詰め込みました。
ちなみに、さらに「尋常ではない焼きのり」も料理長サービスで提供あり、しかしこれは「5分ほど料理長のうんちくを聞いた人にだけ提供するスタイル」だそうで、残念ながら盛だくさんの朝食と格闘していたのでその余裕がありませんでした…。次回こそ。
ちょいちょいキャラ濃いめの御仁たち
詳細は割愛しますが、お茶目というか、キャラ濃いめの方々と幸運にも遭遇し、ちょいちょい愛のある合いの手(ツッコミ)を入れつつ満喫しました。
なんか旅行いくと、とにかくキャラ濃いめの人たちと出会えるんですよね。これが最高にたのしいことの1つです。
「眺望風呂付き和洋室」が最高の空間

公式ページから拝借
写真を撮り忘れましたが、公式ページの写真と同じ感じの部屋です。眺望よし、海風がそよぎ、ヒノキの香りが満ちる最高の空間です。
しかも客室と接しているので、客室とつながる戸をあけておけば天然の加湿+ヒノキの香りが広がる最高の客室なのです。
これは今までにない造りで、大のお気に入りです。
外観
ちなみに外観は古めかしいですが、内観は綺麗で清潔です。
帰りは送迎車には乗らず、あえて歩く
ちなみに宿から帰るときは、あえて野間駅まで歩くと、知多半島の先っぽに漂うのどかな風情を感じられておすすめです♪
まとめ
- 料理長が若い(29歳)
- 料理長の意気込み、こだわり、料理説明うんちく、おもてなし精神が素敵
- 従業員の方々がちょいちょいキャラ濃いめで素敵
- 敷地内に源泉が湧出
- 眺望風呂付き和洋室の構造とヒノキの香りが素晴らしい
- 帰りは送迎車に乗らずに野間駅まで歩くと、知多半島の先っぽの風情を感じられる
- これで一泊2食付き2万円は破格(平日)
素晴らしい旅でした。
ブログやFIREなどをしていなければ実現しなかったと思います。
再訪したいぐらい、素敵な宿と立地です。
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おりはし旅館の露天風呂も素晴らしかったです。
熱塩温泉もかなりのこだわりを感じられます。
荷物少なし、旅はよし。