京王電鉄、スカイマーク、オープンドア 買い増し
米国株市場の下げを受け、2023年12月21日の日本株は下押しから始まる展開でした。
年末ですから、今年下げた銘柄は節税目的の売り(※1)も出やすく、下押ししやすい状況だと思います。
補足:「節税目的の売り」とは(※1)
含み損をかかえる銘柄を売って損失確定させることで、すでに計上された利益と相殺し、税金を還付させること
3銘柄とも、今年下げた銘柄

出所:Google
とくに京王電鉄、スカイマーク、オープンドアは今年株価が下がった銘柄ですから、節税目的の売りが出やすいと考えられます。
とりまく環境は好転を見込む
しかしブログで述べてきたように、とくにスカイマークやオープンドアといった円高恩恵銘柄は、今秋までのような円安が進行し続ける環境には見えず、したがって「為替環境は好転してきている」というシナリオ・想定をしています。
そのような背景があって、今月から下押しする場面があれば買っています。
また、スカイマークの搭乗実績(2023年12月8日更新)によると、旅客数は堅調を維持しており、需要サイドも今のところ問題なさそうです。
京王電鉄はMSCI除外の下げで業績関係なく売られたので、下値余地より上値余地のほうが大きいだろうという想定のもと、下押しを買っては利確をちょこちょこやってるかたちです。
日本株はちょこちょこ売買
そんな感じで日本株は今後好転が見込める銘柄で、コアのポジションとして半数の株は残しておいて、残りの半数の株は下げれば買い下がり、上げれば売りあがる(※2)といったことをちょこちょこやる感じでしょうか。
このあたりの戦略は米国株と異なりますね。米国株は取引時間が夜中ということもあり、基本的に中長期で持ちます。
しかし日本株は取引時間が日中であり、しかもレンジ相場になることがけっこう多いんですよね。なので、※2のような戦略も一案として自然と出てくるのかなと思います。
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