FIREから1年半経った時に思ったこと

FIREから1年半経った時に思ったこと。その時の生活についてお答えしました。

素晴らしき自然

いわゆる最近でいうところの「FIRE」してから1年半が経った時に書き留めていたものです。

経過観察的なものを客観視の上で記しておきたいと思います。ちょうどNewsPicksさんから取材いただいた時期なので、その時の問答も部分的に交えて記させていただきます。

現在の生活について

今も適度な田舎で、農業などに携わったりブログ執筆などをして過ごしています。

作業の日は朝早くから畑に出て、苗を植えたり。剪定ハサミを両手に、ぐんぐん伸びる笹を剪定したり。

作業がない日は山に行ったり、スキーをしたり、旅に出たり、興味ある活動を全力でしたり。自宅にいるときは取材を受けたり読書したり。日によって本当にばらばらです。

最近では石橋湛山さん、花森安治さんの本を読みました。戦後の日本人が描かれた本を読むと、現代人が忘れかけている大切なものが見つかる気がするのです。さまざまな時代背景を学べる本を読んでいます。

――今は何をするかを選べる立場にありますが、何らかの価値を世の中に返していくことには興味がありますか?

その思いはずっとありますし、今そういったことも続けているつもりです。ただ、どういった形で続けていくのかはその時の自分によるのだと思います。

その意味では、ブログ上でご相談にお答えしたりするなどして感謝していただけることはストレスなくやれており、そこは人のお役にすこしは立てているのかなとは思います。

ただ、ブログや書籍からさらに広げていくのかは、自問自答をしつつ、客観視していきたいと思っています。

書籍「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」の売上が示すように、社会的な背景もやはり関連していると思います。

ラジオやテレビ、セミナーの依頼も増えているので、どういう形で自分が役に立てるのかはこれからも走りながら考えていきます。

どんな時に充実感を感じるか

人によってどうなるかはそれぞれだと思いますが、私は以下の思いが強くなった気がしています。

それは、「だれかの役に立ったり感謝された時にやはり充実感を感じる」ということです。

その充実感を得る方法は色々あって、

  1. 組織に属するのか、個人で活動するのか
  2. 仕事と呼ぶのか、興味のある活動と呼ぶのか、
  3. そこにお金が生じるのか、生じないのか

があって、どれを選ぶのか当人次第で、単にその呼称や形式の違いは表面的なものにすぎないと思います。

つまり、たとえば私にとっての農業や林業は「ある人から見れば仕事」だし「私からすれば興味のある活動」だし、ということです。本質的にはだれかを楽にできているかどうかで、呼び方は本質的な部分ではないと(経済的自由を達成すれば、③は無視できます)。

好きな言葉
  • 生きることは、だれかの光になること
  • 結局、ほかの人にどれだけよい影響を与えられたかが人生

日々、自分と対話を重ねて客観視しています。そこで感じたのは、こういった言葉に共感する時があったということです。これはある意味で性善説に立脚しているのかもしれません。

とはいえ、自分がやりたいこともあります。自分のやりたいことと、上述黄色枠のバランスを上手くとっていくことが、充実した生活につながるのかもしれません。

結局、自分のためだけになにかをやるより、ほかのだれかの役に立ったと実感できる方が追加的な効用を得られます。

ではそのためにどうするのか、ということですよね。自分なりの価値の出し方は、先述のとおり今後も模索していきたいと思っています。

ただ、タイムラインはあまり設けないようにしています。目標とする期間を設定しようと思えばいくらでもできますが、私は自分を追い込むタイプなので、「時期が来れば、自然と答えは見つかる」くらいのつもりでいます。

――前回のインタビューでは、「今はまだ方向性を決めず、そのときどきで「やりたい」と思うことに取り組み、自分の心に素直に生きたい」と発言されていました。

そうですね。そこも変わっていなくて、今も興味の赴くところにトライしつつ、どういう形が一番自分のスタイルとなるのか、その時その時に問うていきたいと思います。

――退職後の生活は、当初、思い描いていたものと違った点はありましたか?

投資環境は結構変化していて、退職前は資産の9割以上を株式にしていたのですが、今では現金比率を高めようと考えています。株価が高い時期が長く続いており、自身のキャッシュフロー状況などを考慮すると、過度なポジションを取る時期ではないと感じます。

長期的には50%程度を無リスク資産にするぐらいでもよいかなと考えています。

一方、生活面では、ほとんどギャップがありません。退職する前には、「収入は減るが、時間が生まれるから、収入は純減とはならないし、新たな出会いが生まれる」と思っていたのですが、実際にやってみるとそのとおりだった。

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会社員として過ごしていた時間に、農業や林業をしたり、そこで出会った人と交流を深め、新たな発見を得ることもできました。本を出すこともできました。メディア関連の対談を通じてで得た出会いや気づきもありました。これらの経験は大きな財産になりました。

つまり、何かの扉が閉じたときは、必ず何か別の扉が開く。今後もそうした可能性に敏感でいながら、自分なりの価値の出し方を模索していくつもりです。

Best wishes to everyone.

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