逃げ切り計算機は、セミリタイア・アーリーリタイア時期を検討するに有用

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セミリタイア・アーリーリタイア界隈では有用な「逃げ切り計算機」

セミリタイア・アーリーリタイア界隈ではおそらく有名な「逃げ切り計算機」をご紹介したいと思います。

私もアーリーリタイアを志した23歳頃に、なぜかこの計算機の存在にたどり着きました。笑

逃げ切り計算機はセミリタイア・アーリーリタイアの実現可能時期を検討する上で、1つやってみても面白いと思います。自分でExcel上で緻密に計算しても良いのですが、客観的な計算機もなんだか良いですね。

逃げ切り計算機の使い方とポイント

以下9項目をサイトで入力することで、貯金が何歳まで持つか試算がなされます。

  1. 現在の年齢
  2. 現在の貯金額
  3. 年間利息(株式なら想定リターン年率)
  4. 年金支給開始までの年間支出額
  5. 年金受給開始後からの年間支出額
  6. 年金受給開始年齢
  7. 受給年金の月額
  8. 年間インフレ率
  9. 受給年金のインフレ連動

年間リターンはどうでしょうね。米国株の過去リターンは約7%ながら、私は保守的に3~5%が現実的な値と思います。

30歳、資産6000万円の場合

例えば30歳で資産6000万円、年率3.5%のリターンで計算すると、年間支出240万円でも91歳まで生きることが可能という結果が出てきます。

30歳、資産7000万円の場合(私)

30歳で資産7000万円だと、どうでしょう。年率3%のリターンでも、122歳まで生きることが可能という結果が出てきます。

月20万円というのは、個人的には意識的に消費しないと使い切るのが困難な水準です。

もちろん、家族構成の変化による教育費などの変動費用まで考慮しての試算までは出来ませんが、およその展望を描く上で、1つ客観的な視点を持つ上で参考になるサイトですね。

リターンは3~5%程度が無難でしょう。米国株の過去リターンは実質年率で7%程度でしたが、7%で見積もるのはやや楽観的と個人的には思います。

年率リターンはその意味では、天才投資家でもない限り、動かせる範囲が限定的ですね。

対して支出額というのは自身でコントロール可能です。また、貯金額も自分の倹約度合いで大きく変わってくる事項です。

ポイントはやはり、若年期にいかに資産を築き、倹約できるかで、この逃げ切り計算機の結果も大きく変わってくるということですね。

その意味でも、自分のコントロール可能な部分(収入の複線化や倹約)に注力し、コントロールが困難な部分(投資リターンを上げる)はインデックス投資や、そのほか特定の指数に連動するETFに委ねるというのは合理的な判断と言えますね。

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公開日:2019年5月20日