【IYR銘柄分析】米国不動産ETFで人口成長国アメリカのリートへ分散投資可能

【IYR】iシェアーズ米国不動産ETFとは

世界最大の資産運用会社、ブラックロックが組成する米国リート114銘柄に分散投資できるETFです。

人口成長国で、資本市場が整備された魅力的な国である米国の不動産をまるっと購入できるので魅力的なETFと言えます。

人口成長を今も享受しているのは米国と豪州ぐらいですから貴重です。

配当利回りは3.5~5.0%程度であり、直近の分配金利回りは3.9%と高配当です。

ただ信託報酬が0.43%と米国のETFの中では高めなので、そこが唯一ネガティブポイントと言えるかもしれませんが、現時点で日本の証券会社で米国リートはほぼ直接購入できないので、必要経費とも捉えられます。

過去5年間パフォーマンス

過去5年間は配当再投資前提で約1.6倍。十分ですね。

今年2月・11月の下落局面も底堅い動きを見せています。不動産ETFらしい動きと言えるのではないでしょうか。

ただ、後述の通りリーマンショックにおいてはしっかり暴落しました。

設定来パフォーマンス

2000年6月にIYRが設定されましたが、その頃に1万ドル投資していれば、トータルリターンとしては6万ドル近くになっています。凄まじいですね。

また、リーマンショックの時に取引値が約1/3まで売り込まれています。

米国不動産ETFと言えど、あのレベルの金融危機となると暴落は免れないということですね。むしろ株式ETFと同等かそれ以上に売り込まれています。

累計リターン

配当再投資前提の累計リターンです。(2018年11月末時点)

過去3年    :23%

過去5年    :58%

過去10年   :276%

設定来(2000年):441%

5年で1.6倍、10年で3.7倍と十分すぎるぐらいのパフォーマンスですね。

組入れ上位銘柄

銘柄名 保有比率(%)
AMERICAN TOWER REIT CORP 7.02
SIMON PROPERTY GROUP REIT INC 5.43
CROWN CASTLE INTERNATIONAL REIT CO 4.56
PROLOGIS REIT INC 3.91
EQUINIX REIT INC 2.96
PUBLIC STORAGE REIT 2.85
WELLTOWER INC 2.57
AVALONBAY COMMUNITIES REIT INC 2.46

残念なことに、日本の証券会社から購入できる米国個別リートは現時点ではほぼありません。

私は以前、組入れ上位銘柄にある【WELL】ウェルタワー・リートを購入したかったのですが、日本の証券会社で取り扱いがなく、購入する術がありませんでした。

しかしこのIYRでなら、ウェルタワーにも投資できます。ETFのメリットは分散だけではなく、こういった形で間接的に保有できるというメリットもある好例ですね。

権利日・分配月・分配金の推移

分配金推移

分配金は過去10年間で0.4ドル~1.1ドルと幅があります。ただ概して分配金利回りは3.5~5%であり、四半期でのばらつきはあるものの、高分配です。

IYRのまとめ

以上見てきた通り、信託報酬が0.43%と米国ETFの中では高めではあるものの、過去パフォーマンス・分配金推移ともに良好です。

私はポートフォリオの中に日本のリートや中国のリートも組み込んでおり、豪州リートも以前組入れていました。

米国リートも下押しする局面があれば、しっかり拾いたいETFです。

Best wishes to everyone!

高配当リートとしては、香港株としてSBI証券でも購入できるスプリングリートがあります。

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現在のところ保有リートは比較的堅調に推移しており、Oneリート投資法人やスターツプロシード投資法人など、ポートフォリオで頑張ってくれています。

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公開日:2018年12月21日