【MSCI】金融市場に不可欠な成長性抜群の指数算出企業

MSCIってどんな企業?

MSCI(Morgan Stanley Capital International / モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)

本社は米ニューヨーク。顧客は年金基金、銀行、保険会社、投信管理者、証券会社、投資コンサルなどで、金融サービスを供します。具体的には市場指数、不動産指数、ポートフォリオ分析、リスク管理、企業統治。

上述の通り、色々とサービスを提供していますが、一言でいえば「ETFを組成する際のベンチマークとして国際的に使われる指数を作っている会社」です。投資家ならよく耳にする馴染みの深い企業かもしれません。

金融機関は、MSCIからライセンスを付与され、MSCIの算出する指数を基にしたETFを世界各国で組成しています。株式投資においても国際的に広く利用されるベンチマークを提供している点で、金融市場に欠かせない企業といえます。

単純な指数連動のETFから、日本株女性活躍指数なんていう性別多様性に優れた企業を対象にした指数まで、その範囲は幅広いですね。

世界中の市場で毎日約19万の指数を算出・公表し、そのうち1万の指数はリアルタイムで算出ということで、もはや金融インフラとも言える存在です。

日本ではトンの聖地・大手町の東京サンケイビルにオフィスがあります。素敵ですね。

【MSCI】業績推移

売上高・純利益・営業利益率

まず営業利益率高すぎますよね。45%。2014年から更に伸長し、同率で売上高も伸びてます。

営業利益率10%を目指す日本企業が結構いる中、傑出した数字です。

パッシブ運用の隆盛と共に、今後も業績の伸びが期待されます。ただ、その期待は後述の通り既に株価に色濃く反映されています。

1株利益(EPS)・配当(DPS)・フリーキャッシュフロー

EPS・FCFps・DPS、全て文句なしの右肩上がり。

EPSは5年で2.2倍、9年で5倍と凄まじく急激な伸び。ガンガン成長してます。

配当と配当性向

2014年から配当を出し始めています。配当は3年で7倍と急伸していますが、配当性向は依然40%近傍と余裕あり。

今後のEPSの高まりと共に配当も増えていきそうですね。

増配率推移

配当を出し始めた翌年に4.4倍に、その後は25%、32%といずれにせよ物凄い伸びです。

さすがに配当が増えていくことで、分母の増大により、増配率自体は逓減していくはずですが、それを感じさせない程の力強さ。

キャッシュフロー推移

投資キャッシュフローが少なく、事業で稼いだキャッシュのほとんどが残っています。指数算出などの金融サービス業ということで、装置産業のように大規模な設備投資が必要な業態とは異なるということですね。

2012年から投資キャッシュフローも増えてますが、その倍以上営業キャッシュフローも増えてます。

指標データ

予想PER :35.3

予想ROE :170.5

配当月   :3月・6月・9月・12月

配当利回り :1.32%

連続増配年数:5年

業績推移も傑出していれば、予想PER35.3も傑出した高さですね。成長性は既に株価に織り込まれています。

配当利回りは現状1.32%ですが、3年後には3%台に余裕で乗せてそうな程の猛烈な配当成長具合です。

【MSCI】株価推移

ハンパない右肩上がり。2014年から株価は実に4倍です。

今から購入する気にはなかなかなりませんが、大きく調整する局面があれば迷わず2万ドル程拾いたい銘柄です。

Best wishes to everyone!

パッシブ運用の代表格である指数連動型のETFが隆盛を極めています。投資を始める方にも非常に入りやすい運用方法です。

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