自炊こそが人生の満足度を上げ、単調な生活の強力なスパイスになり得る!
「最近、どうも生活にメリハリがないなぁ」「最近、生活が単調だなぁ」なんて思ってらっしゃる貴方。
1つ処方箋になり得るものがあります。
ズバリ、「自炊」しませんか。
「男たるものキッチンに入らず」そんなフレーズは死語になって久しい昨今ですが、それでもまだまだ男性が料理に腕を振るうことは、日本の男性はまだまだ少数です。
例えば私は中国に留学してましたが、中国では男性が料理をするのは当たり前でした。(重めの中華鍋だって男性の方が扱いやすいのも一因なのだとか。)
最近の平日のお気に入りの過ごし方の1つに「自炊」があります。ちまたでは男飯というワードもあるようで、まさにその類のものです。
下のツイートでも書きましたが、自炊できるかどうかは人生の満足度に結構深く関連してると思ってます。
食べるということは、人間が生きるため、生を営むための根源的な行為ですよね。
その根源的な行為を他人任せにするのではなく、自分の持てる知識をフル活用した上で選択し、意思決定をし、自分で納得した上で、自分が納得したものを食べる。
本来生きることの根本的なところを、自分でしっかりコントロールすることは至極自然なことであるはずです。
自炊の超大事なメリット6選!
まず私自身が自炊することによって強く体感するメリットは以下が挙げられます。全て非常に重要です。
①家族の為に何かを作るという行為自体が自己肯定感を高める
②自分が主体的に献立を組み立てて栄養バランスも考えられ、好きな味付けで好きな食材で栄養摂取できる
③人生の幸福度に直結する
④時間の自由度が高まる
⑤倹約にも主体的に取り組める
⑥複数の料理を作る際に効率的な手順を考えるこようなり、段取り上手になる
自炊のメリット①:家族など、人の為に何かを作るという行為によって自己肯定感が高まる

料理は手間だが(他人の)役に立つ!
そんな時、夫がごはんを作れるかどうかで局面は大きく変わります。
上述のような状況では、奥さんが助かることは論をまたず、何より人のために何かをするという行為自体が、自分自身の自己肯定感に繋がります。
家族に料理を作る行為も同様です。料理を作ってあげて、その人が助かり、感謝される。
感謝されることが目的では本末転倒ですが、自分のやりたいことによって付随的に感謝されるのであれば有難いことですよね。
日頃自炊していた結果、こういったメリットに気づきました。
自炊のメリット②:自分が主体的に献立を組み立て、栄養バランスを考えられ、好きな味付けで好きな食材で栄養摂取できる!
自分でごはんを作るという行為は、当然ながらその都度、献立を自分で考える必要があります。既に食材が冷蔵庫にある状態であれば、その中から献立を組み立てますし、冷蔵庫に食材がないのであれば、スーパーなどに買いに行きます。
調味料なんてそれこそ大量に種類があり、添加物の多寡は千差万別ですから、しっかり選ぶようにしています。
結局シンプルに醤油糀(しょうゆこうじ)を用いたり、日本酒・醤油・ニンニクだけで味付けするだけでも素材の味が活きて美味しいお料理が出来ます。

自炊のメリット③:人生の幸福度に直結する

- 人の為にも作るという行為による自己肯定感
- 生を営む上で必要不可欠な行為である食事を自分で責任を持って主体的に取り組むこと
ハーバードT.H.チャン公衆衛生大学院は以前、日常的に自炊する人はそうでない人と比べ、2型糖尿病の罹患率が14%低いという研究結果を発表した。ワシントン大学公衆衛生大学院の研究者はこのほど、毎週自宅で6回以上自炊する人は、身体的により健康的であるだけでなく、生活への満足度と幸福感も高いという研究結果を得た。生命時報が伝えた。 研究者は成人の被験者437人を集め、最近1週間の食事・外出状況を報告させ、
さらに毎回の食事の内容と場所を詳細に記録させた。それからアンケートにより、
生活への満足度と幸福指数を調べた。
その結果、よく自炊する人の方が、健康的な食事の基準に合致していることが
分かった。毎週3回自炊する人の幸福指数は67点、6回は約74点だった。
(出所:Exciteニュース)
自炊のメリット④:時間の自由度が高まる
自分で食事を作るということは、調理する時間を逆算さえすれば、食べる時間も自分で調整出来ますよね。
就寝時に消化器官の働きによって睡眠の質が低下することを防ぐ為に、夕食は早めに食べたいところ。
例えばお料理を配偶者や親任せにしていると、自分が早く帰宅しても、配偶者や親が仕事をしていれば、帰ってくる時間まで待つ必要があります。残業を終えて遅く帰宅して作るのは大変ですし、ある意味自分のタイムマネジメントが困難になる一因となります。
そういう意味では自由を得るには、一方でそれなりの対価や労力は必要になります。しかしこの外的要因に左右されずに自分でしっかり自分の時間をマネジメント出来るようになることは非常に生活の質、いわゆるQOL(Quality of Life)が上がります。
自分が主体的に何かに取り組むということは、その分自分の自由度が増すことに繋がるということですね。
自炊のメリット⑤:倹約にも主体的に取り組める
自炊の見逃せないメリットとしては、やはり金銭的なものもあります。
自炊を利活用すれば、食費はこんな感じで落ち着くのではないでしょうか。
私も全然外食はしますが、そのコスト差だけに着目すると、差は小さくないですよね。
例えば焼肉なんかはその最たるもので、外食をするとなかなかのお値段がします。しかし、最高級の和牛であっても、スーパーやお肉屋さんなどで購入して、自宅で焼けば十分に贅沢な焼肉ができますし、何よりそこまで高くない。産地なども選べますし。
なので、外食では自宅ではなかなか作れないような手の込んだお料理を頼むようにしています。オススメです。
⑥複数の料理を作る際に同時並行的に効率的な手順を考えるようになり、段取り上手になる
自分が段取り上手だと自認しているわけでは全くありませんが、料理をしていると、「同時並行的にどのようにやれば短時間で美味しく、且つあくまで冷凍食品などは使わずに作ることが出来るか」という1種のゲーム性に似たものを追求できる部分があると思います。
料理は非常に奥が深いと思っていて、当人の性格や考え方も表出され得るものだと思います。例えば味付けのバリュエーション1つとっても、同じ食材であっても創意工夫があれば色んな味付けを試すことが出来ますし、同じ調味料でも少し配合を変えれば当然味も変わります。
つまり、食材と味付けの組み合わせは何百通りもあるわけです。その中で今日はこの味付けを試してみようとか、このきのこはどういうダシが出てどんな味の作用が働くのかなど、ハマる要素は結構多岐にわたると思ってます。
だからこそ奥が深い。
自分の理想とするライフスタイル、自分が指向するライフスタイル、これを早い段階で確立しておけば、その達成の為に何が必要なのか、何を今しなければいけないのかが明確になります。
そして自分の納得のいくライフスタイルが基本線として、大きな幹として確立できれば、自分の人生に対する満足度・幸福度は格段に向上します。
Best wishes to everyone!
ちなみに私は調理器具として平野レミ監修の「レミパン」を使ってます。
このフライパンの何が良いかって、表面がギザギザの凹凸加工になっているので、食材が焦げ付いたりフライパンに引っ付くことがありません。ギザギザがある限りテフロン加工が剥げ落ちて、そのような効果が低減することもありません。
炒め物・煮物なんでもOKで毎回この調理器具を使ってます。
Remi Hirano 平野レミ レミパン24cm RHF-201/オレンジ
忖度なしにスニーカー通勤が広まれば良いなぁと思います。格段に快適ですから、利用しない手はありません。「右に倣え」の時代はそろそろ終焉を迎えて欲しいものです。
階段も身近にありながら、その潜在的な利用価値はとてつもないものがあります。近々筋肉や運動についてもまとめたいです。
日々の生活コストを下げることは、セミリタイアのハードルを大きく下げることになります。