数ヶ月前の水準に戻った株式市場。PFFは目立った影響なし。
株式市場では暴落暴落と囃し立てられてますが、最近上昇ピッチが早すぎましたし、日経平均もダウ平均も3〜4ヶ月前の水準に戻った感じですね。
長年FX高レバレッジでやってた身としては、「−4.6%ぐらいでどこが暴落やねん」という感じですが、世間的には暴落なのでしょう。日経新聞もやけにセンセーショナルに暴落を囃し立てているという印象です。
個人投資家の皆さんは、あまり相場や周囲の雰囲気に左右されないことが肝要です。あくまで自己ルールや自身の投資判断の基本に立ち返り、淡々と臨むべきです。
株式市場には少なくとも一本調子で上がる局面が終わり、調整局面に差し掛かっています。これが「終わりの始まり」なのかはおよそ誰にもわからないことですが、今回の調整が利上げ警戒による需給バランスの崩れに留まるのか、はたまたクレジットリスク懸念まで波及するのかは一つの見所です。
PFFの株価推移(10年)
今現在はクレジットリスクまで波及していないという証左なのか、現時点でPFFは昨日も前日比−0.19%と市場全体とは我関せずといった格好となっています。
PFFは株式なみに下落相場に弱い!と、私も含め、言及していましたが、今回はその通りに行かなかったようです。
リーマンショックでは株式同様の動きをして下落したPFFですが、未だ影響ないところを見ると、需給バランス面での調整やアルゴリズムなどの要因での下落であり、リーマンショックのような金融不安までには至ってないということなのかもしれません。
監視銘柄の一つであるENB(エンブリッジ)は、最近既にかなり買いたい水準である配当利回り6%になるまで下がっており、食指が伸びそうですが、もう少し様子見としたいと思います。
今月も値動きを見ながらいつも通り何かしらの高配当株を50万円分程度買い付ける予定です。
Best wishes to everyone!
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