生活を支える、配当積み上げポートフォリオ(2025年11月)
本記事では、私が実際に運用しているポートフォリオ(上位25銘柄)と、そこに至るまでの判断基準・今後の方針を共有します。
生活を支えるキャッシュフロー設計などの参考になれば幸いです。
現在のポートフォリオ(上位25銘柄)
以下現物株のみ。ブルー系は日本株、ピンク系はJリート、黄色系は海外株。
基本方針は、「生活コストを上回るキャッシュフローを安定的に育てる」ことです。
そのために、以下3層でポートフォリオを構築してきました。
- 日本株(実質金利・インフレ・株主還元)
- Jリート(安定配当・割安)
- 海外株(通貨分散)
過去の変遷と”今”
- 2016~2020:経済的自由めざし、配当積み上げ
- 2021~2022:資産構成を試行錯誤
- 2023~:配当積み上げ回帰、日本株の構造変化に着目
「2023年、日本株に中長期で期待できる(①実質金利マイナス、②インフレ時代に転換、③株主還元の強化)」と考え、主軸を移し2年が経過。最主力株「三菱地所」の拙速な利確があったものの、含み益は3,400万円まで成長。おおむね順調かと思います。
今年は「Jリートは割安」と判断し、大きく投資。上図ご覧の通り5,000万円台の評価額。

Jリートは利益の9割を配当に回すため、資本レバレッジを効かせた高成長は株式ほど期待しにくい面がありますが、事業構造と割安度が比較的明快。ほとんどの銘柄を底値付近で買えました。
今年後半から投資口価格が上昇してきましたので、いま買い増したいと思える銘柄は先月購入した「イオンリート(3292)」ぐらいかなと思います。ただ、書いてるうちに上がりましたね。
今後の方針
- 基本的に既存銘柄は保有継続、配当積み上げ
- 生活費を上回る配当収入を得ているので、余剰分は暴落に備えて米ドルMMFに回すか、現金として貯めておく形が理想
(ただし、テクニカル的に買いサインが出ると買ってしまう性向あり) - 先週信用で買い増したSBIホールディングスは株価上昇につき現引きを検討
もっとも、日経平均株価が5万円を超え、PER19倍台のいま、わざわざ大きく買う必要はないと思っています。さはさりながら、「ヤクルト(2267)」「寿スピリッツ(2222)」は逆三尊でネックラインを超えてきたので食指が思わず。
定石としては今のような高値圏でわざわざ買う必要はなく、○○ショックの時に「しっかり買える現金を残しておく」、または「(経験豊富なかたは)信用枠を確保しておく」のがよいと思います。
ポジションが増えやすい環境
ここ数年はショックが起きても急反発しました。リーマンショック以降は過剰流動性に支えられた上昇相場が続いています。
したがって人間心理としては、私も含めてついポジションを多めにとってしまいがちかと思います。
ただ、コロナショックの時のように、いざ暴落局面が到来すると「現金の有難さ」を痛感するのですよね。
少なくともいま割安ではない
折しも
- バフェット指数は2倍を超え
- 景気循環の影響を調整して米国株の長期的な割高・割安水準を判定する「CAPEレシオ」は足元で約40倍(ITバブルの頂点だった2000年以来、約25年ぶりの高水準)
- パランティアの予想PERは300倍超え
というなかなかの水準に達していることには留意したいところです。
✔︎ あなたの資産防衛チェックリスト
- 配当が生活費の何%に達しているか
- 暴落時に“買いに行ける現金”を残しているか
- 株高局面でポジションを増やしすぎていないか
まとめ:安定したキャッシュフローは設計で生まれる
ポートフォリオは一度作ったら終わりではなく、相場の構造変化・金利・企業の還元姿勢等を見ながら、ゆるやかに育てていく資産かと思います。
いまの個人的な結論は、以下3点です。
- 日本株:構造変化 × 実質金利マイナスで上昇してきた
- Jリート:割安〜やや適正水準入り、配当利回りは依然高い
- 海外株:通貨分散のため維持
本記事が、キャッシュフロー設計の参考になれば幸いです。
関連記事
簡便に高配当株ポートフォリオを作るなら、以下が一案です。
楽天証券ならば、以下です。
配当金のデメリットも承知したうえで、腹落ちさせると継続しやすくなります。