いま株式を買う時か ― 各指標から現状を確認
投資家
余裕資金があるけれど、株を買うべきか思案しています
そんな人向けの記事です。
現状を確認
株の買いどきを推し量る際に、いくつか参考になる指標があります(下表)。
現在値 | 悲観圏 | 過熱圏 | |
---|---|---|---|
VIX指数 | 21↑ | 30~40 以上 | – |
Fear & Greed Index | 60↓ | 10 以下 | 75 以上 |
騰落レシオ(25日) | 98↓ | 80~90 以下 | 130 以上 |
ドル / 円 | 144.1↓ | – | – |
※悲観圏・過熱圏はこれまでの経験から概算
補足
- VIX指数:暴落時は50超え
- Fear&Greed:暴落時は5以下
- 騰落レシオ:数値が行き過ぎることもある
- ドル円レート:円高時は円キャリートレードの巻き戻し(世界的な資産価格の下落)リスクに注意
「悲観は友、陶酔は敵」との格言があるように、株は悲観時に安く買いたいものですね。
現在は悲観圏には達していないことを各指標は示唆しています。先週よりは総じて楽観度は後退し、日本株の騰落レシオも冷えてはきました。
中東情勢悪化で、原油価格は急騰。石油株は上昇し、航空株が下落。ここまでは順当な展開。
しかし安全資産とされてきた米国債はまたもや買われず、金が買われる展開。これは相当大きな変化であり、注目に値します。
関連記事
株式市場はリスクオフ局面が続いていますね。
過去の記録として、コロナショック時のものを振り返っておきましょう。
Fear a...
「リセッションにおける投資戦略」という記事で、「いずれにしても焦らないことです」と結びました。
で...
米国株の市場心理(楽観・悲観)を確認するデータ
株式を買うタイミングを判断する材料の1つとして、「投資家心理」が挙げられます。
...