配当収入(2025年2月)

こんな和食を作って食べるのが好きです
今月は変革の月と言えようかと思います。
やるべきことに徹し、食生活を整え、運動習慣を継続して経過観察。
これだけ徹底してやれば、それはもう日常と精神も整いますよね。良好な気分と日常はみずからもがいてつかみ取りに行く。そうして逆境でも人生を好転させ続けてきたのであります。
受取配当金額(税引き後)
さて、今月は下表のとおりでした。
銘柄 | 受取配当金 |
---|---|
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI) | 38,752 |
アッヴィ(ABBV) | 35,719 |
グローバルX 米国優先証券 ETF | 8,091 |
合計 | 82,562 |
2月は受取配当金が最も少ない月です。
為替はやや円高気味、BTIの株価も「42ドル台→38ドル台」へ調整ということで、NISA成長投資枠での買い増しをそろそろ予定しています。配当利回りは7.6%で一時期より相当下がってしまいましたが、かろうじて許容範囲といったところでしょうか。
ABBVは「取得金額:165万円」に対し「評価額:625万円」ということで、約4倍になりました。
ポートフォリオを高配当化
今月は下段の売買の通り、ポートフォリオを高配当化して月平均の配当が手取りで32万円ほどとなりそうです。
事業収入も過去最高を更新し、今まで継続してきたことが結実し始めているかに見えます。
ほか2月は以下銘柄を主に売買しました。
- 三菱地所(一部売)
- 三菱商事(一部売)
- 出光興産(売)
- サンセイランディック(売)
- 良品計画(売買)
- 資生堂(売買)
- 三菱地所REIT(買)
配当金の性質
拙著『本気でFIRE~』や『#シンFIRE論』で詳述のとおり、配当金は理論的には投資元本(株主資本)の払い戻しに過ぎないわけですが、気前よく使える点がよいですね。
資産の取り崩し期や、いま現在や近い将来に気前よくお金を使いたい人にとって、配当は親和性が高いと思います。好みの範疇ですね。
年間配当金(税引後)
- 2016-2020年:配当積み上げ
- 2021年:増配株主体に
- 2022年:利益確定、ゴールド、空売りなど
- 2023年~:日本株中心
今年も基本的には日本株をメインに、米国株も下押しがあれば買いたいと思います。NISAは昨年同様BTIか、ほか米国株などドル建て資産かなと思います。
配当は再投資には基本まわさずに、ひきつづき自然な形で消費などに活用していきたいと思います。
累計受取配当金
受取配当金(税引後)は累計 1,700万円 超になりました。
配当金の魅力
おなじみのものを、以下再掲します。
- 資産額より変動が少ない(=心地よく続けやすい)
- 株式を買うほど積み上げられる(=高いモチベーションを保てる)
- 経済的自由度(配当金÷生活費)が何%かわかる(=経済的自由に近づいている実感を持てる)
- 株価が下がっても配当は株価ほど下がりにくい(=暴落を耐えやすい)
拙著『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』に体系的に詳述
配当金を積み上げる道筋
株式投資による資産形成の要諦は、以下に集約されると思います。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) May 24, 2017
- 給与から株を買う
↓ - 配当金が増える
↓ - 増えた配当金と給与で株を買う…
入金力を高めて以上を繰り返すことで、FIRE達成まで配当金を増やし、自由度の高い人生を得るに至りました。
① 投資元本を確保する
収入を増やし、支出を減らす
② 配当金というキャッシュフローを得る
株式を買う、配当を再投資

FIRE達成までの推移
金融資産3,000万が1つの分岐点と思います。3,000万円あれば月10万円の配当金を作ることは可能。このキャッシュフローが出来だすと、お金の重要性や考えに変化が生まれ、時間とお金と健康について思考を深め、新たな生き方を模索するきっかけになりますし、セミリタイアが夢物語ではなくなってきます。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) August 23, 2019
「現行の近代資本主義の継続」等が前提にはなりますが、追加的に収入を得て人生の自由度を上げたい方などにとって、配当金の積み上げは有効な一手になるかと思います。
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配当積み上げに関する回答の一例です。
グラフ化することで、モチベーションが保たれやすい一面があります。