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【シリーズ】 三菱サラリーマンさんの教えに従って(11月分) – 投資初心者が50歳から始めた資産運用についてのブログhttps://t.co/c9zZBZ9qel— esuke (@esuke17) December 2, 2020
穂高唯希さん(三菱サラリーマン先生)に倣って配当金のグラフを定期的に更新しています。
久しぶりの更新です。日米ともに税引き後をその当時の為替で円換算での計算です。
今年は少し方向転換をして配当金銘柄は手放しましたが、何とか昨年比+25.7%で着地。#配当金のグラフ#穂高唯希先生 pic.twitter.com/5muqnqb1Ks
— スーパー皮膚科医@資産運用大好き (@spdermatologist) December 30, 2020
穂高さん(@FREETONSHA)のマネしたエクセル作成したら、モチベめっちゃ上がった!KPIは受け取り配当金、KGIは労働への依存度下げることに、投資家year2頑張ります pic.twitter.com/hlIi8RJUtE
— だんしゃりくん | 30代投資家 (@dividend_Tokyo) January 5, 2021
ご活用いただいているようで、大変恐縮です。
本記事では、配当金のグラフについて、焦点を当てたいと思います。
【投資を可視化】配当金グラフで長期投資モチベーションUP【注意点あり】
まず、株式投資で私が重要だと思っている点を以下述べます。
- なにかに長期で取り組むには、継続が必要
- 継続するためには、モチベーションが必要
- モチベーションは、成長を実感できると維持しやすい
- 成長を実感するには、数値で見える化すると実感しやすい
以上のポイントに合致する手法の1つが、「配当金の見える化」です。
つまり、配当金をグラフ化することです。
ただし、注意点もあります。以下に私の実例と手法をご紹介の上で、注意点を述べます。
実際のグラフを一例として
下図は、私がセミリタイア・FIREに至るまで、毎月かかさず「個別銘柄ごとに算出・集計した月別配当金」をグラフ化したものです。
おなじみの手法を載せておきます。
配当金を増やす道筋
おなじみの、配当金を得る道筋も一応載せておきます。
① とにかく投資資金を増やす
収入を増やし、支出を減らす
② 配当金というキャッシュフローを得る
株式(私の場合は高配当株・連続増配株など)を買う、配当を再投資
①、②の反復によって、配当金は増えます。①が核心的な要素でもあり、私が最も注力したことです。給与が高かったこともありますが、個々人の価値観に沿う形での「支出の最適化」も要因です。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) May 24, 2017
- 給与から株式を購入し、
- 配当金を増やし、
- その増えた配当金と給与で更に株式を購入、
- また配当金を増やし、
- その増えた配当金をまた再投資し、
- …
以上のような形で、私は配当金収入を増やしてきました。
「入金力の最大化に努め、給与から毎月投資にあてる」という規定のプロセスを実践する形です。
この手法であれば、収入と支出の差分によって伸び率の多寡はあれど、配当収入を継続的に着実に増やすことが可能であってきました。
そして、配当金によって人生の潜在的な選択肢を増やすことで、従来と異なる生き方を実現することを意図してきました。
配当金を積み上げるスタイルは、相応の時間がかかるものの、目標に向かって着実に積み上げられることが魅力です。
金融資産3,000万が1つの分岐点と思います。3,000万円あれば月10万円の配当金を作ることは可能。このキャッシュフローが出来だすと、お金の重要性や考えに変化が生まれ、時間とお金と健康について思考を深め、新たな生き方を模索するきっかけになりますし、セミリタイアが夢物語ではなくなってきます。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) August 23, 2019
「現行の近代資本主義の継続」が前提条件になりますが、セミリタイア・FIREしたい方、給与以外の収入を得て人生の選択肢を増やしたい方などにとって、配当金は継続的に増やす価値を秘めていると思います。
注意点あり:グラフ自体が目的化しないよう
ただし、ご存知とは思いますが念のため申し添えますと、注意点がございます。
それは、右肩上がりのグラフを作ること自体が目的化/最優先してしまうのは、避けたほうがよいと思います。
どういうことか説明します。
右肩上がりのグラフを作るのは気持ちいいですね。資産額と異なり、配当金はどのような局面でも株式を買えば買うだけ着実に積み上げることができます。これは大きな特長です。
しかし、以下のような気持ちになっていたら、注意が必要かもしれません。
- 今年の4月は、去年同月比で配当が少ない見通しやなぁ。右肩上がりにするために、4月配当の株を買わな
- 早く配当金を増やしたい!業績よくわからんけど、とにかく配当利回りの高いものを買おう
これらは、結果的に上手くいくこともありますが、積極的にはおすすめしません。
理由は以下の通りです。
- 右肩上がりのグラフを作ることが、そもそもの目的ではない
- あくまで業績が重要。業績に暗雲ある中の高配当は、単なる罠銘柄の可能性
冒頭で述べた通り、
ポイント
- なにかに長期で取り組むには、継続が必要
- 継続するためには、モチベーションが必要
- モチベーションは、成長を実感できると維持しやすい
- 成長を実感するには、数値で見える化すると実感しやすい
以上のポイントに合致する手法の1つが、「配当金の見える化」です。
つまり、配当金をグラフ化することです。
(冒頭より引用)
配当金のグラフで株式投資を可視化する主な目的の1つは、あくまで「長期投資を続けるモチベーションのため」です。 「右肩上がりの配当金のグラフを作るため」ではないですね。
手段と目的を混同すると、往々にして好ましくない結果を招きます。
そして、株式はあくまで業績が重要です。業績がよくない中で無理して配当を出している企業は、タイミング次第ではありながらも、基本的には避けたいところです。詳細は以下記事に譲ります。
まとめ
まとめると、以下の通りです。
- なにかに長期で取り組むには、継続が必要
- 継続するためには、モチベーションが必要
- モチベーションは、成長を実感できると維持しやすい
- 成長を実感するには、数値で見える化すると実感しやすい⇒ 配当金のグラフ化が、有用な一案。ただし、右肩上がりのグラフを作ること自体が目的化/最優先してしまう、つまり手段と目的の混同は避けたい。
たのしく資産運用を続けるには、配当金は素敵なお供です。ただし、あまり距離が近すぎると、先述のようなデメリットにもなりかねません。お金と同様に適切な距離感で接することが一案ですね。
ご参考になりましたら幸いです。
Best wishes to everyone!
配当金のメリット・デメリットは、以下の通りです。
こちらにも、エッセンスは記していると思います。