ドラマ『妻、小学生になる。』考えさせられる深いテーマ
深いテーマのドラマだなぁと思いました。漫画が原作だそうです。
考えさせられるセリフが多い
「周りをポンコツにする」
「今世での縁は切れてるのよ」
「ママがいないと生きてる意味なんてない」
含蓄のあるセリフや、考えさせられるテーマが多々含まれています。
どうしても覆せないものを、どう受け入れるのか
人生、いくらがんばってもどうしたって覆せないものがありますよね。
過ぎた時間、人が亡くなった事実――。
難局や悲惨を受け入れることができずその場にとどまっている人もいれば、時間をかけたり意を決してなんとか前を向いて歩を進める人もいる。
あまりに大切な存在を失えば、喪失感は甚大でありつつも、「失ったものを見てこれからも生きていくの? そんな人生はあまりに長いんじゃない?」といった核心を突くセリフがその喪失感をなんとか洗い流そうとする。
しかしそんな簡単に気持ちを切り替えられるわけではなく、やはり「転機」となることがある。
思うに、転機とはまさに読んで字のごとく、機会によって人生が転じていく事柄でありましょう。
踏ん切りがつかない、悩ましい――。そうした状況はだれしも大なり小なりいずれ訪れるはずです。いや今まさにそういう人もいるかもしれません。
そういう沼のなかでは、あきらめずに、ひたすら懸命にもがき続けることが大事なのだと思います。
なぜなら、転機が訪れたときに抜け出せるから、良い意味であきらめがつくから、もう十分がんばったと思えるから。
どんな逆境や困難な状況にあっても、なんとか力を振り絞り、今できる最善のことをやり続ける。最善のことが何かわからずとも、方策を探し続ける。
その不屈の闘志が人生においてきわめて重要であると、これまでの人生体験から深く思います。
すべてを手に入れようとすること
ほか、作中では主人公が「両方幸せになる道をなんとか見つけ出そうとする」シーンがあります。
それに対し、「そんなことできるわけないじゃない」という現実が突きつけられます。
これはたしかに一般的にその通りであり、「正しい」とされることだと思います。
しかし私は人生を通して、この手のことには決然とNOを突きつける姿勢であり続けてきました。つまり、私ならすべてを手に入れようと全力であきらめずに歩を進めます。
たとえ無理と言われようが、やってみなければわかりません。一般論はあくまで一般論であり、個人に当てはまるかは別の問題です。
このように考えることは、図らずも「万能感」によるものかもしれませんし、理想主義的な行動かもしれません。
しかしそんなことは承知の上で、一度きりの人生、FIREを含めて望むものを手に入れてきたなかで、大切だと思うものは絶対に大切にしたい、手に入れたいものは絶対に手に入れたい。
そういう姿勢を貫いていきたいと思います。悔いなく人生を全うしたいのです。
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