ブログの毎日更新、辛かったり辞めたいと思ったことはなかったか

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ブログの毎日更新、辛かったり辞めたいと思ったことはなかったか

先日、お金の相談会でこう質問されました。

読者

ブログの毎日更新、辛かったり辞めたいと思ったことはなかったのですか

たしかに365日、毎日新記事を更新するのはなかなかたいへんなことかもしれません。

今後、生活や心境に大きな変化等があれば、状況は変わるのかもしれません。しかし辛かったりやめたいと思った記憶はありません。

なぜなら、ブログ自体が以下のような性質を帯びているからだと思います。

  1. 他者に影響を与える行動である
  2. 「毎日たのしみに読んでいます」という読者からの声

あと人にどう思われるかを気にする度合いが一般的な水準より低いんだと思います。いずれは身罷りますし、だいたいのことは大したことではない。

FIREしてからというもの、30代男児の日常や、感じたことをつらつらと書いているだけの記事も多くあるのですが、読者がいまだ多いことに感謝と感懐を抱きます。

お金の相談会を開けば、単に「お話してみたい」という方が過半を占める状況にも驚きました。

そうして私という人間が、小さくともだれかに影響をあたえている、またはこうしてブログで文字をつづるその先に、霞ではない実体のある人さまがお読みくださっているその事実に、少なからぬ感動を覚え、そしてお金の相談会で実際にその存在を認知することで感動はさらに大きくなります。

私がブログをはじめた当初から一貫して記していることのひとつに

  • このブログは読者に支えられている

という内容があります。

これは本当にその通りで、もちろん読者がいないと広告収入が発生しないという現実的な側面の一切を否定はしませんが、いやしかしそれ以上に大きいのは、やはり「たのしみにしています」という読者のありがたい声です。

おそらくよほどのことがないかぎりは、そうした読者の存在がありつづけるかぎり、来る日も来る日もパソコンに向かって仁王立ち、筆を走らせるのだと思います。

これは単なる習慣というより、ひとつの私が生きた証としての人生日記でもあり、社会的な活動でもあり、共鳴いただける人々との太くしなやかな糸なのだろうと思います。

先日、4年間毎日ブログをお読みくださるかたが「お金の相談会」でこうおっしゃっていました。

読者

毎日昼休みにブログを読んでいるので、穂高さんは私にとってもはや親しみがある人です

なるほどたしかに私は赤裸々につづっているので、ピラティスに行っただの、テニスに通い始めただの、iPhoneを買っただの、すべて読者はご存知ということになります。

私は読者のことを知らないけれども、読者は私のことをご存知である。

それはとても不思議なことでもありますが、同時に私の人生におけるそのときの葛藤や達成、感じたことや学んだことなどその多くを共有することで、共鳴する方々と出会える。そんな素晴らしいことが眼前に起きているということでもあります。

そうした種々の人々とのご縁、お声。

これらが今日も私をパソコンの前で筆を走らせるのだと思います。

ではここから何が一般化して言えるのか、そして冒頭のご質問の回答としては

  • 他者と好意的に交わる活動は、自然に意識せずとも続くのではないか

というひとまずの帰結を得ることができると思います。

それは図らずも人間が「社会的な動物」であることを示しているのだと思います。

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