豊橋に行ったら寄りたい中華「萬珍軒」
先日、愛知県は豊橋と伊良湖岬に滞在する機会に恵まれました。
そこで「行ってめちゃくちゃよかった~!」と思える中華料理店を発見したので、共有します。
その名も『萬珍軒』
- 味がやさしく、身体にもやさしい、料理人の腕が光る絶品中華
- ランチは高齢者が多め(胃の負担にならない絶妙な味付けだからか)
- 「カラアゲの甘酢ネギソース」はこれまで食べた中で五指に入る
メニュー
まずはメニューから。
別途ランチメニューがありますが、ビアァ好きの私としては、ランチメニューには一瞥を与えるのみにとどめ、お昼から単品メニューとビアァを注文するスタイル。
内観
店内の写真を撮り忘れたのですが、いかにも昔ながらの歴史ある佇まいで、家族で憩いの場になりそうな上品で落ち着く感じです。
美味しすぎて昼と夜に訪れ、夜はゆっくりお茶を飲める雰囲気でした。
お昼に注文したもの
まずはお昼に訪れ、あまりに美味しすぎたので同日夜に再訪。
店員さんも「あれ? たしかお昼も来たような」と言わんばかりのやや驚いた表情だったので
穂高 唯希
と帰り際に言うと、店員さんから温かい歓待の言葉。そのまま立ち話をする流れに。のちにシェフも出てこられ、とても温かく素敵な方々でほっこり。感謝です。
さて、いざお料理の紹介です。お昼は以下を注文しました。
- 上品で感動の味「カラアゲの甘酢ネギソース」
- 旨みが凝縮「シューマイ」
- 生姜の風味が光る「豚肉とピーマンの細切れ炒め」
- 飛び跳ねるぷりぷり具合「海老のチリソース」
- 500円でたっぷり「あっさりネギスープ」
- 年配の方の注文率高し「天津飯」
① 上品で感動の味「カラアゲの甘酢ネギソース」
最初に注文し、ひとくち食べて感動。
このお店は広州料理の味付けに近く、上品ながら絶妙においしい。注文した料理すべてが脂っぽくなく、それでいて非常においしい。
子どもから高齢者まで、非常に満足度と完成度の高い料理だと感じました。
補足:広州料理の特徴とは
味仙などの四川料理は、どちらかといえば油や唐辛子など刺激も味付けも濃いめ。
その対極にあるのが味わい深くて上品な味付けである広州料理です。「食在広州(食は広州にあり)」と言われるほど広州は美食が多いです。
② 旨みが凝縮「シューマイ」
これもかなり好きですね~。適度な脂身、上品ながら旨味が凝縮。今回注文した中では、
- カラアゲの甘酢ネギソース
- シューマイ
が「2トップ」です。
③ 生姜の風味が光る「豚肉とピーマンの細切れ炒め」
お次はいわゆる「チンジャオロース」
上の写真はお皿に取り分けたあとのもので、実際の量はこれより多いです。
これも上品ながら生姜が効いていて、美味しい。もうこのへんで同日夜の再訪したい気持ちが高まりつつありました。
④ 飛び跳ねるぷりぷり具合「海老のチリソース」
いろんなエビチリ食べてきましたが、こんなにぷりぷりで食感がよいのは初めてかもしれません。
サイズは小柄ながら、存在感「大」
⑤ 500円でたっぷり「あっさりネギスープ」
これも生姜などの薬味が効いていて、美味しいですね~。しかも500円で2~3人前とコスパよく、満足な逸品。
⑥ 年配者の注文率高し「天津飯」
お店のおすすめでもあり、ランチで年配の方が多く注文していたので、ホイホイつられて注文。酸味おさえめのあまじょっぱい系の天津飯でした。
以上がランチで注文したものたち。ここからはディナーです。
夕飯に注文したもの
- 王道な「はるまき」
- まったく脂っこくない「黒酢のスブタ」
- 胃がよろこぶ「五目あんかけラーメン」
⑦ オーソドックスな王道「春巻き」
オーソドックスでだれもが好きなお味。
⑧ まったく脂っこくない「黒酢のスブタ」
一般に酢豚って衣をつけて、カリカリに揚げてジューシーな仕上がりだと思います。
一方こちらは「鶏むね肉かな?」と思うほど、さっぱりした肉だんご風で、胃をやさしくなでまわすかのような類まれなる酢豚。
ランチで年配の方が多いのも納得です。味仙も大好きなのですが、味仙に年配の人が少ないのは刺激物や味の濃さ(消化負担)も関係してそうです。
⑨ やさしさ極まる「五目あんかけラーメン」
やさしいですね~。本当にやさしい。
スープをすべて飲んでも罪悪感皆無「胃が大喜びラーメン」です。
まとめ
このようなゆとりある時間を持てて、本当にありがたいことだと思います。
素敵な料理、素敵な時間、そして素敵な人に、あらためて深く感謝です。
豊橋で中華を食べたい際は、とってもおすすめです。
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絶品しりーず。