夢や野心を持って生きていると、欲動が強くなり、躍動が生まれる

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「夢や野心を持って生きている人の話はおもしろい」というセリフに思うこと

映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(#つんドル)』を観てきました。

元AKB48グループの大木亜希子さんが原作であることは何かで目にしていて、どんな感じだろうと思って映画館に行きました。

そこで印象に残ったフレーズを取り上げたいと思います。

印象に残った台詞

ささポン(登場人物)

夢や野心を持って生きている人の話はおもしろい

これはFIRE後を振り返ると、印象に残るセリフです。

家族がこんなことを言っていました。

家族

あなたは「これをやる」と決めたら、鬼のように努力を重ねる。

FIRE達成はまさにそうで、文字通り鬼のようにひた走ったと思います。自分では努力とはまったく思っておらず、自由というものに渇いていたので、渇望し、追い求めた感じです。

いっぽうでだからこそ達成後は一種の燃え尽き症候群に近いというか、もうほぼすべての欲が満たされたような感じでした。

お金や自由も得て、いわゆる社会的承認も満たされ、プライベートも満足し、しばらくは興味や探究心を追求しつつ休息モードといった感じだったように記憶しています。

ただあえて言うならば、それもしばらく経つと、なにか物足りなさというか、結局私は興味ありきことや、余裕を得て自分、周囲、または他者のためにストイックになにかに邁進し、究めていくことが好きなのかもしれません。

さて、「夢や野心を持って生きている人の話はおもしろい」というセリフに戻ります。

夢や野心があると、欲動は強くなる

このセリフが意味するところは、「夢や野心を持って生きているときのほうが欲動が強く、本人も刺激を感じるからこそ、その躍動した生きざまが他者にもよく映る」のではないかと思うわけです。

生理的な面から言うならばテストステロンが多く分泌されているとも言えると思います。

獲物を狩ろうとするとき、なにかにねらいを定めるとき、なにかに邁進しているとき――。

これらはすべてテストステロンが多く分泌され、生物的に溌剌としている局面だと思います。

結局のところ人間は動物ですから、そうした神経伝達物質またはそれに類するものの作用から完全に逃れることはできないでしょう。

いま私は、お金の相談会や、株式投資による利殖などに取り組んでいます。

その先に何があるのかはわかりません。いずれは「飽きる(後述)」かもしれませんし、多動的に別のことをはじめるかもしれません。

そして青臭く綺麗事かもしれない理想(naive dream)もあります。これはなんらかの形で追い求めたくあります。

(若林さんは)飽きたんだと思います

オードリー若林さんと星野源さんが対談するNetflix番組「Light House」で、すべて満たされた若林さんに対して星野源さんが、

「(若林さんは)飽きたんだと思います

と指摘し、若林さんが強く同意していました。

「でも、オードリーのことを好きでいてくれる人たちがいるから、それは絶対に裏切れない。だから今も続けている」

とも言っていました。何を原動力にしたらよいのかわからなくて悩んでいる内情を吐露していたのが印象的です。

私もまさに、「FIRE後の原動力を何に求めるか」というのはひとつのテーマなので印象深かったのです。なぜなら、

  • 全方位であるていど満たされると、渇きがなくなります。
  • すると、渇望もなくなります。
  • では何を原動力にするのか

となるからです。

しかしそんなときも原動力のひとつとなったのは、ブログ読者、本の読者、リスナーの方々のありがたい声の数々でもありました。

だからこそこうして、ブログを通して毎日なにかを共有し、更新し続けられているのだと思います。そんなふうにも思いました。

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