元銀行員の専業主婦。子育て優先で、適した在宅ワークはあるか。

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元銀行員の専業主婦。子育て優先で、適した在宅ワークはあるか。

読者

銀行員として正社員で働いていました。

妊娠でつわりが酷く入院、不本意ながら退職し、今は専業主婦です。

子どもたちが幼稚園に通い始めたので働こうとしています。

在宅でお仕事をしたいのですが、思い浮かびません。

子どもには投資と労働の大切さを伝えていきたいです。

ご質問

題名: コンサル希望

メッセージ本文:
はじめまして。

ブログも貴書も拝読させていただきました。

投資を続けてリタイアという生き方を初めて教えていただきました。

同年代なのでリタイアを応援しながらブログ読み進めておりました。

あいにく収入が違うので穂高様程のスピードではありませんが、リタイアに向けて日々邁進しております。

さて質問ですが、私は今就職活動を始めようとしております。

当方、銀行員として正社員で働いておりましたが、妊娠を機に悪阻が酷く、入院する事になったので不本意ではございましたが、退職いたしました。今は専業主婦です。

子ども達が幼稚園に通い始めたので働こうとしております。

ただ子ども達の帰りは14時で送迎もありますし、延長保育を利用しても17時までです。

子どもの欠席もありますし、コロナ禍を経て在宅でお仕事したいのですが、良いお仕事が思い浮かびません。よろしければお知恵を拝借できませんでしょうか?

せどりだとかFPライター、文字入力、リモート事務等々を検討しましたが、いまいち踏ん切りがつきません。年収は高ければ高い程良いですが(笑)

あくまで育児優先なので扶養の範囲内100万円稼げたら現状満足です。ゆくゆく正社員並みの年収を目指します。

私の資産状況です。

  • 夫38歳 公務員 年収800万
    楽天VTI 230万 現金520万
  • 私37歳 専業主婦
    楽天VTI+日本個別株360万 米国VTI+VYM+VIG+SPYD1210万 現金120万
  • 第1子年長 VTI+1655=900万
  • 第2子3歳 VTI+1655=590万

上記以外の金融資産

  • 戸建て現金にて購入済み
  • 教育資金贈与1人500万ずつ受け取り済み
  • 生命保険掛金支払い済み(受け取り760万)

合計 株3290万+現金1640万+土地3000万+生命保険760万+個人年金100万

収入の割に資産があるのは両家実家からの支援や贈与です。(7000万程)

自力で貯めた3000万は戸建てに消えました。

結婚費用や車、家購入したので大分減りましたが、10年前から投資をしていた為にマイナスにはなりませんでした。

これからも子どもには投資と労働の大切さを伝えていこうと思います。

まとまらない文章で申し訳ございません。

穂高様のこれからのご活躍、お祈り申しております。感染症が流行しております。ご自愛くださいませ。

こんにちは、いつもご覧いただきありがとうございます。

「仕事えらび」の動機や方向性

なにか仕事を始めるにあたっては、その動機や方向性としておおむね以下に集約されると思います。

  1. 専門性、独自性をいかす(or 発信する)
  2. 興味のあること、好きなことをする(or 発信する)
  3. 人の役に立ち、社会的意義のあることをやる(or 発信する)
  4. 大きな目標に向かっての過程や学びを共有していく
  5. (すでに属人性がある状態ならば、幅広く横展開できる)

基本的には以上のような要素がまずは普遍的に核となってくるかと思います。

専門性、独自性をいかす

新たな分野を開拓したい等の強い願望がなければ、やはり今までの経歴の中核部分となってくるであろう銀行員として積み上げてきた知見を活かすことが一案のようにお見受けします。

在宅ワークをご希望なので、インターネット上での活動が基本になってくるものと思います。ネット上ならば初期投資はかからず、在庫を持つこともありません。参入・撤退も容易です。

その場合、「銀行員」×「インターネット」ということになります。

仮に今までネット上でなんらかの情報発信や活動をして、すでに属人性(=この人だからこそ仕事をたのみたい、なにかやってほしい)があれば、だれかの役に立つ領域を幅広く横展開できる展望も見えてきます。

しかしそうでないかぎりは、専門性や独自性といったものを前面に打ち出す活動になるのではないかと思います。

「ココナラ」で専門性を売るのも一案でしょうし、しかしココナラだけでは広がりに欠けるでしょうから、SNSの活用も必要になってきそうです。

人の役に立ち、社会的意義のあることをやる

ちなみに、たとえば私は母がもともと銀行の投資信託を買っていて、私が点検したところ投資対象はのきなみ手数料(購入手数料、信託報酬などの経費)が高く、とても顧客目線とは言えない投資信託を勧められて買っていたことがありました。

私が母に同行してその大手銀行で、高コスト商品の詳細を洗いざらいうかがい、やはり適した投資対象ではないことが明確に判明したので、解約に至りました。

あくまで一例ですが、こういう銀行の特徴を、元銀行員の視点から内情や解決策等を論じるのも耳目を集める、または社会的意義があるかもしれません。

経過を共有していく

またはまったく視点を変えて、資産運用をなさっているということなので、運用の経過、加えてお子さま名義の運用経過と、その経過をお子さまと共有していく過程などをブログで発信するといったことも考えられそうです。

発信系は特色や継続力が要素になってくるので、継続は必須になってくると思います。

身近で役に立つことを発信する

あとはやや趣旨からそれるかもしれませんが、「妊娠による悪阻で、入院、不本意ながら退職に至る」というのは、ご本人にとっても社会的にも損失かと推察します。

身近なところでは、「悪阻がひどいものの、上司の理解があり、遠慮なく休め、傷病手当金によって給付も受けられた」という事例もあるので、組織としてこういったことがまかりとおらない原因があるのかもしれません。

もしこのように、旧態依然とした組織が原因なのであれば、そうした体験談を発信することも、だれかの役に立ち、社会的意義がある活動であり、昨今共感する人も多いトピックかもしれません。

役に立つためには、それなりの「自分」も必要

そして役に立つためには、

  • それなりに時間を投下する
  • それなりに専門性を活かす
  • それなりの独自性や属人性を発揮する

といったことがやはり必要になってくると思います。

まずは扶養の範囲内100万円であれば、選択肢は広くあるかと思いますので、まずは興味が持てそうなことを始めてみる(※)。

そしてゆくゆくは正社員並みの年収をめざすということなので、本記事で挙げたような事例に関連するものをやってみる、または(※)をやりつつ模索する。

そんな構想が考えられるかと思います。

自分のことを、たな卸しして、客観視する

そして、最終的には以下のようなことをたな卸しして、明確に客観視することも一案です。

  • 自分が今まで何をしてきたのか(専門性・独自性)
  • 何なら突き詰めて考えられるのか、何なら苦もなく継続できるのか(好きなこと・興味ありきこと)
  • なにを成し遂げたいのか(大きな目標への過程を共有)
  • なにによろこびを感じるのか(例:人から感謝されることなら、サービス業など)
  • どのような人たちの役に立つのか(ターゲット)

これらをまず明確にできると、方向性も決まりやすいのではないかと思います。

回答になっていましたら幸いです。

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