日本に生まれてよかったと感じる瞬間
日本に生まれてよかったと感じる瞬間 pic.twitter.com/VwbO9QFCBG
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) August 11, 2023
このお寿司を食べていて、「日本に生まれてよかった‥」としみじみ思いました。
大金持ちでなくとも、贅を尽くした食を堪能できる日本
小田原駅前「天史郎寿司」で堪能しました。
円熟味のある職人が黙々と握り、愛想よくネタの説明をしてくださいます。
地魚中心で抜群に鮮度がいいです。それでいて、3,600円。
大金持ちでなくとも贅を尽くした食を堪能できる。素晴らしいというほかありません。
オーストラリアで日本の寿司をちゃんと食べようとすると1人2万円です。しかも質や鮮度は日本よりはるかに劣ります。
健康的で、地の利を生かした豊かな食文化
さらに寿司は、ほぼ加熱しないがゆえにAGE(老化物質)が少ない。
日本食って知れば知るほど健康的なものが多くて、米や海産物といった地の利が生む特産品を活かしてるんですよね。
「食の欧米化」は文明の衝突による副産物(戦争が遺したもの)という側面があるでしょう。
欧米化する必要などないほど、知れば知るほど日本食は至高の食文化の1つだと思います。
外から見ると、日本の「相対的によい面」も見えてくる
国内旅行でゲストハウスに泊まると、そこで外国人と知り合っていろいろ話します。
彼らは日本に対する印象としてだいたい以下のような感想を述べます。
- 人が親切、食が豊か、街が綺麗、安い
寿司1つとっても、海外では「寿司=tuna(マグロ)」のほぼ1種類のみというところもあるそうで、日本の寿司ネタの豊富さにまず驚くことが多いです。そして鮮度に驚く。
白子や穴子も海外からすると異物だそうですが、その美味しさにまた驚く。
そんな具合で、ふだん私たち日本人(またはメディア?)は、日本のよい面にさほど焦点を当てない面があるように思います。
それはずっと日本にいて、海外に出ないと比較対象がなく、当たり前になっているからですよね。
私も留学して、中東・欧州・東南アジアをまわって、外から日本を見てから、日本の相対的なよさを客観的に感じるようになりました。もちろん、各論はいろいろとあるでしょうけども、総論として。
- 身近なよいものを再発見する(日本食など)
- 身近に見落とされている価値を再評価する(階段など)
そうした基本姿勢は、よいものを認め、幸せに生きるうえで大切なように思います。
いろんな国に行きましたが、日本が一番暮らしていて心地よいと感じます。気を張らずに街を歩ける。これは地味に得難いことです。
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