【IDXX】アイデックス・ラボラトリーズ、高成長続くペット動物用医療検査最大手

【IDXX】アイデックス・ラボラトリーズ、高成長続くペット向けヘルスケア企業

株価の最高値更新が続く、【IDXX】アイデックス・ラボラトリーズの紹介です。

ペット動物用医療検査の分野で最大手で、日本では2010年からシスメックスと血球分析の共同事業も行っています。

ペット産業は今後も成長が続くと期待され、IDXXも恩恵に浴すると思しき企業です。米国内外で事業を展開しています。

研究開発費が競合(Abaxis社:Zoetisが2018年に20億ドルで買収)の5倍以上の1億ドル超と多いことも特長です。

PERの数字上は、往々にして50~80倍と高い企業です。「ペット産業 × ヘルスケア」ということで、成長性が期待されやすい分野でしょうか。

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米国内ペット産業消費額

米国内ペット産業消費額(出所:Statista)

  • 米国も右肩上がりの成長。2020年には10兆円超えへ。

中国ペット産業消費額

中国が最も顕著な伸びを示しています。

中国ペット関連市場規模(出所:中国宠物行业白皮书)

企業概要

アイデックス・ラボラトリーズは1983年にデラウェア州で設立。若い会社です。

ペット向けヘルスケア事業が主力です。9割の売上高を占めます(後述)

動物医療検査の分野で60~70%のシェアを持つリーディングカンパニーとされ、製品・サービス提供先は米国外も40%近く占め(後述)、従業員は全世界で約6600名。

犬・猫は腎臓に疾患が出やすいようで、知り合いでもペットへの保険・医療関連にはお金に糸目をつけないことが多いです。同社の事業領域には、腎疾患の診断・評価も含まれます。

ほかヒト向け、家畜向け、酪農/水質検査に関する製品・サービスを供しています。

事業領域

  • ペット向け
    臨床即時検査(小型分析器や迅速診断キットを用いて医療現場で行うリアルタイム検査)、診断薬、迅速診断キット、検査室診断
  • 家畜向け
    ヘルスモニタリング、生体物質検査
  • ヒト向け
    臨床血液ガス分析(血液中に含まれる酸素や二酸化炭素の量、pH を測定する検査)、新型コロナウイルス検査
  • 水質検査製品(簡易的に、速く、正確に、微生物を定量化)
  • 生物医学に関する診断管理、画像診断システム・サービス

事業セグメント

同社年次報告書によれば、事業セグメントとしては以下3つに分類されています。

  • ペット向け
    Companion Animal Group
  • 水質検査
    Water quality products
  • 家畜向け(・家禽・酪農)
    Livestock, Poultry and Dairy

セグメント別売上高

ペット向けが90%以上を占めます。

セグメント FY2020 FY2019
ペット向け 2.4 2.1
内訳:米国 1.6 1.4
内訳:米国外 0.8 0.7
水質検査 0.1 0.1
家畜向け 0.1 0.1
その他 0.05 0.02

単位:億ドル、21年7月2日時点

ペット向け・家畜向けの売上高成長率は、ともに直近11%と高いです。過去おしなべて10%程度の売上高成長率です。

株価


継続的に高値更新が続いています。気づけばポートフォリオにおける存在感が増してきました。

PERで見たバリュエーションは50倍を超えることが多いです。数字上は割高ですが、こういった数字が今まで続いてきました。

将来成長性をどこまで織り込むのかで株価はは正当化されてしまうのが、難点でもあり利点でもあるのでしょうか。

成長性に賭けて投資する場合は、どこかの時点で「えいや」と買う投資行動もひとつにはなってきます。

業績

以下項目で、業績を確認しましょう。

  • 売上高・利益
  • キャッシュフロー
  • EPS
  • 自社株買い

IDXXは無配企業なので、配当データはありません。

売上高・利益

売上・利益・利益率ともに拡大傾向。

アッヴィ【ABBV】ほどではありませんが、ジョンソンエンドジョンソン【JNJ】並みの営業利益率です。

キャッシュフロー

キャッシュフローも近年拡大傾向。

EPS

EPSの成長率が非常に高いです。

2021年以降の市場予想は、下表の通り。

FY
EPS
YoY
PE
Sales
2021
8.12
+21.2%
78.7
$3.14B
2022
9.08
+11.9%
70.3
$3.45B
2023
10.32
+13.6%
61.9
$3.80B

EPS・売上ともに、2ケタ成長。こういった成長率は既に市場は織り込んでいるのでしょう。

発行済み株式数

自社株買いは、過去多く、近年は控えめです。

まとめ

個人的な注目点としては、「ペット向け × ヘルスケア」という成長を期待しやすい分野で最大手、さらにペット医療の肝であろう腎機能検査で新たなスタンダードを築いたとされている(同社IRより)点です。

今後もペット動物用検査という需要拡大が期待される分野で支配的なポジションを継続できれば、成長の継続性も期待されます。

Best wishes to everyone.

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