【DPZ】ドミノ・ピザ、IT駆使して成長続く、宅配ピザ世界2位

【DPZ】ドミノ・ピザ、IT駆使して成長続く、宅配ピザ世界2位

今回ご紹介するのは、【DPZ】ドミノ・ピザ(ドミノピッツァ)です。

補足:一般的におすすめしやすいのは、ETF・投資信託

私は個別株を選好していますが、一般的におすすめしやすいのは、ETF・投資信託でしょうか。数十~数千の企業に対して、簡便に分散投資しやすいことが特長です。

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ドミノ・ピザの特徴

さて、ドミノ・ピザ(または、ドミノピッツァ)の特徴は、以下が挙げられます。

  • 株価:堅調
  • 売上・EPS・キャッシュフロー:堅調
  • 増配率:高水準
  • 積極的な自社株買い(債務超過)
  • ITを活用したデリバリー
  • 売掛金回転日数:短い

株価


2021年6月時点では、高値更新が続いています。2021年始には400ドル台以下は買い場とするアナリストも散見されました。

売上高・営業利益・純利益・営業利益率

  • 売上高・利益:堅調
  • 営業利益率 :概ね20%弱

キャッシュフロー

  • 営業CF・フリーCF:堅調

EPS・DPS・配当性向

  • EPS・DPS:堅調
  • 配当性向:利益成長に伴った増配傾向

増配率

  • 増配率:概ね20%と高水準

自社株買い

  • 10年で株式数は2/3に減少。非常に積極的な自社株買い。

※ 恒常的に債務超過

低利での起債・借入などによる債務超過企業は米国に散見されます。ドミノ・ピザもその1つです。

下図は、総資産を100とした場合の、負債・純資産の値です。

  • 恒常的に債務超過。社債等の債務が多い。売上・利益・キャッシュフローの高い成長性を考慮しての経営陣の財務戦略であれば、その成長が継続するかぎりは正当化されます。
  • また、売掛金回転日数(Days Sales Outstanding)は恒常的に20日。ドミノアプリでカード決済が増えたでしょう。依然この日数は短く感じます。実際、米国主要企業は概して30~60日以上。小売業(コストコ、ウォルマートなど2~5日)より長いものの、AMZN・APPL・PGなどの約30日より短いです。売上債権の回収・現金化サイクルが早いことを示します。資本の機動性は高まりやすいことが考えられます。

ITを活用したデリバリー

ドミノ・ピザのアプリで、以下のことまで把握可能です。

  • 注文したピザの進捗状況(調理・焼き上がり・宅配)
  • GPSを用いて宅配員の位置情報(GPS DRIVER TRACKER)
  • 店頭受け取りの際、実際の到着時間に合わせて、焼きたてのピザ(ジャストタイムクッキングシステム)

また、宅配者と調理者を分けるなど、細かい部分の分業・シフト制・協業など徹底的な合理化により、基本的に20分程度で宅配されやすいです。合理化・新しいテクノロジーの活用に積極的な面が見受けられます。

蛇足ですが、分業というのは、資本主義においてきわめて特徴的な効率化を図る方策です。ただしそれは業務の単純化につながり、また職人の水平的な育成に資するのかは別のお話です。

まとめ

以上まとめると、以下の通り。

  • 株価:堅調
  • 売上・EPS・キャッシュフロー:堅調
  • 増配率:高水準
  • 積極的な自社株買い(債務超過)
  • ITを活用したデリバリー

株価・売上・利益・キャッシュフロー・EPS、すべて高い成長性をみせています。

配当利回りは概して1%程度。増配率が傾向としては高いため、今後の利益成長が伴えば遠い将来に高配当化する可能性も。2021年2月に増配が発表され、20%と高い水準を維持。

コロナ禍を追い風に株価は伸びましたが、やや巻き戻しがみられた後、高値更新という状況です。

個人的にはドミノピッツァのアメリカン・スペシャル(現・アメリカン)、スパイシーなどはけっこう好きです。スパイシーがおいしくて頼んじゃいます。

いずれにしても継続的に需要のある商品を展開している企業は、コロナ禍のように逆風下でも底堅い傾向がみられます。

Best wishes to everyone.

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公開日:2020年1月6日