コロナショックで急落中のJリート、相次いで購入!
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- サムティレジデンシャル投資法人
など、ホテル系、オフィス系、住宅系のJリートを、思い切って大きく購入しています。
Jリート、下落当初は踏ん張ったが
今回のコロナショックでは、当初はほかの株式と比べてJリートは相対的に踏ん張っていました。
ところが上図の通り、3月中旬あたりからTOPIXを超える下げ幅が続き、TOPIXよりも下落が激しかったですね。
ホテル系が急落するのは明解ですが、サムティなど住宅系リートまで関係なく売られ始めていたことから、完全に投げ売りの様相。売られすぎと判断して、買いを入れています。
配当利回りが10%を超えるものも相次いで出現しました。この意味でもリーマンショック時を想起させますね。
Jリートの過去下落率
下図はJリートの以下6局面における下落率です。
- 9.11同時多発テロ
- SARS
- リーマンショック
- 東日本大震災
- チャイナショック
- コロナショック
事象 | 9.11 | SARS | リーマンショック | 3.11 | チャイナショック | コロナショック |
時期 | 2001年 | 02~03年 | 08年 | 11年 | 15年 | 20年 |
TOPIX | -36% | -32% | -51% | -28% | -19% | -29% |
Jリート | -19% | -4% | -65% | -30% | -24% | -32% |
リーマンショック時は、-65%を下落しており、今後金融危機にまで発展するかが焦点となりそうです。尚、コロナショックでは3月19日に年初来ベースで約40%下落しました。
今後
現状は中銀の流動性供給・利下げ・国債社債購入などで踏ん張っていますが、経済面に観点を限れば、感染者急増により今後実体経済の毀損は相当なものが予想されます。
つまり、中期的な更なる大きな下落は十分考えられるシナリオでありつつも、当面の底というシナリオも共存させての多額の購入であり、一方であくまで買い余力は使い切らずに引き続き対応予定です。
Best wishes to everyone!
Jリートは割高感が見られ始めていました。
背景には、堅調な空室率・賃料があります。
以下もご参考に供します。