株式投資で時間を買うということ、月1万円からでも可能
題名: SBI証券 自動積立 VYM購入について
メッセージ本文:
初めまして。Horseと申します。
ブログを読ませて頂き、SBI証券 自動積立 VYM購入を検討しています。
そこで、下記の条件でも可能か否かを教えて頂きたいです。
また、可能な場合、具体的な手続きについても教えて頂けますと幸いです。
私の現状
投資等の経験・知識は全くない初心者です。
給与が少なく、一人暮らしのため、月に1万ほどしか投資できない状況です。
将来に対する不安があり、会社以外で少しでもお金を貯蓄できるようになりたいです。
宜しくお願いします
結論から申し上げますと、投資にまわせる額が月に1万円の場合、自動積立で直接VYMを購入する場合は1回の買い付けが約1,000ドル以下だと手数料負けするので、以下2案のいずれかが良いと思います。
>>関連記事:米国株で手数料負けしない買付金額はいくらか(SBI証券)
①つみたてNISAで楽天VTIなどを毎月1万円購入する
②一般NISAでVYMを毎月1万円購入する
これなら余分な手数料を払う必要はありません。
株式投資は投資金額が多いに越したことはありませんが、かといって株式投資はお金持ちのためだけのものではありません。日本の現在における証券投資環境は非常に恵まれていますから、あまねくその投資機会は大衆に開かれています。
毎月1万円、株式投資で時間を買う
毎月1万円を20年間積み立て、年率5%だった場合、以下のような収益が見込めます。
※ちなみに、VYMの設定来トータルリターンは年率14.1%です。

出所:楽天証券
積み立てた額は240万円ですが、運用収益を合わせると411万円になり、運用収益は171万円です。
この171万円を侮ってはいけません。
毎月1万円が投資にまわせる額ということは、1か月働くことによる余資が1万円ですから、171万円は171か月分の労働による余資と換算できます。
実に14年間と3か月分です。資産運用・株式投資によって時間を買うことが出来るとはこういうことです。
株式投資は従来の時間と金銭の関係を崩し得る
本来、多くの人が従事している形態である時給労働をする場合、人生において有限な時間と金銭はトレードオフな関係になります。しかし、証券投資によって金融資本を運用する場合、そのような関係を崩すことが出来ます。
それはそのまま、人生の選択肢が増えることを意味します。なぜなら、自分の肉体によって物理的に時間をかけて従来得ていた金銭を、肉体による物理的な労働を伴わずに得られるようになるからです。
そのような状態では、本来やりたくない仕事を続ける必然性は程度の差はあれ消失していきます。1つ選択肢が増えますね。
選択するかどうかは別にしても、もう1つ選択肢がある状態で1つのことに従事するのと、逃げ道や他の方策がない中で1つのことに従事するのとでは、雲泥の差があります。
そしてこのような道筋をつけるにあたって、いばらの道が待っているわけでもありません。証券会社(野村証券など対面型ではなく、あくまで手数料の安いオンライン証券/SBI・楽天・マネックスに口座を開き、毎月の買い付けとしてルーティン化するのみです)
まとめ
毎月1万円の投資として、私でしたら以下2案を挙げます。
①つみたてNISAで楽天VTIなどを毎月1万円購入する
②一般NISAでVYMを毎月1万円購入する
注意点は冒頭に述べた通り、手数料負けです。
株式投資は人生の選択肢を増やす上で、非常に有用なツールになり得ます。ましてや日本の証券投資環境は多様な市場にアクセス出来るという意味で非常に恵まれていますね。
一度きり、納得のいく人生を送る際に、株式投資・資産運用というのはやはりおすすめできる方策の1つです。
Best wishes to everyone!
株式投資には、収益性以外にも魅力がありますね。観点を養うにも有益と思います。
とはいえ現実問題としては、元本が多いに越したことはありません。こちらに詳述しています。