日本株への長期投資の地味なメリットは長期保有優待に在り
米国株・日本株への長期投資の過去データに基づいた具体的なメリットは以下の記事で詳述しました。
三菱サラリーマンは日本株へ初めて投資した時期自体は2010年頃です。しかし本格的に移行したのは2015年秋ですが、今般、日本株への非常に地味ながら嬉しい特典が増えてきています。
JAL・近鉄・ビックカメラ・ヤマダ電機の長期保有特典が続々
1.JALの長期保有(3年)により、優待券が年2枚増加!
→年間12000円の不労所得増加
2.近鉄エクスプレスの長期保有(1年)により、クオカードの額大幅アップ
→年間3000円の不労所得増加
3.ビックカメラの長期保有(2年)により、優待券増加
→年間4000円の不労所得増加
4.ヤマダ電機の長期保有により、優待券増加
→年間1500円の不労所得増加
ということで、合計約2万円の年間配当(優待券)収入増加です。
これは税引後配当利回り4%と仮定した場合、投資元本が50万円増えたことと同義ですから、地味ながら非常に大きい。
日本株の長期保有による優待優遇はわかりやすいですね。目に見える形で長期保有の特典が付与されるので、その変化は如実です。
こういった変化は、長い株式投資という旅路で大きなモチベーションアップにもなりますし、何より地味ながらも非常にうれしい特典です。
これでJALの簿価に対する配当利回り(YOC)は6%を超えました。
日本株は米国株より効率的市場仮説が働きにくい市場とされています。
つまり要すれば、株価が適正価格が乖離しやすい傾向があり、それはとりもなおせば割安で仕込める機会が比較的多いこともあれば、価格が行き過ぎる傾向が強いとも言えます。
その歪みを上手くとらえれば(運が良ければ)、割安な高配当銘柄を購入することで、簿価に対する配当利回りを上げ、配当金生活に必要な金額を下げることも場合によっては可能です。
ただ、私のJAL YOCが6%を超えたのも、完全にたまたまであって、上手く購入できたからとかそういうことではありません。
たまたま後で振り返ったらいい塩梅な価格であったということでそれ以上でも以下でもないでしょう。
長期投資家は、あまり調子が良い時に勘違いしないように、地道に謙虚に長期投資を行なっていくことが肝要と個人的には考えます。
Best wishes to everyone!
JAL・ANAの優待などは、今も新橋で売価比較をして売っています。ネットで売るより何気に楽しかったりするんですよね。
長期投資のメリットは非常に大きいですね。引続き株式投資とは長いお付き合いとなりそうです。
米国株以外の保有銘柄が意外に健闘しているというお話です。