職場での意志貫徹
職場での人間関係に関するご質問を頂きました。
私も入社したその時から自身のスタイルを徹底していたので、賛否あったでしょう。
実際に後輩から「どのように職場で意志を貫徹するか」という相談を受けることも少なからずありました。
具体的に、当時の自身のスタイルとは以下の通りです。
- 職場での一部行事以外の直感的に気の乗らない飲み会は不参加
- エレベーターは使わずに階段を使用
- 飲み物は白湯
- ②③も作用し、職場が暑く感じるので年中半袖
- 昼食は基本的に職場の日本人とではなく、アメリカ人と英語で・中国人と中国語で
- 朝7時半には来て集中、残業は極力しない、必要な場合は残業代と割り切る
- おかしいと思ったことは相手の年次・役職に関係なく直言
宇宙文化と思うこともありましたし、皆思ってるけど言いたがらないことを敢えて代弁することもありました。
実際にそういった当事者になると、傍観しているよりも経験できたことは綺羅星の如くあり、よかったと思っています。
その過程で得たこと、学んだことは血肉となっており、その行動に陰ながら賛同者が現れてくれたのも事実です。
職場で悪口を言う人への対処法
さて、以下がご質問内容になります。
職場で悪口を言いまくる人にどう対処したら良いですか?
公営の豚舎に今年の4月から勤め始めたものです。ケインズの予想通り、2030年までに週15時間労働を実現させるべく、ブログを参考にさせて頂いております。
職場にとにかく人の悪口を言いまくる人がいます。(50代で平社員)
基本はその人がいないところでですが、「あいつは仕事をしない」、「あいつは係長としての自覚がない」、などと周りの人に悪口(批判かもしれません)を言いまくります。
先日は私の目の前で、わざとかもしれませんが「新人なのに周りの人が残っているのに帰りやがる、俺が若い頃は先輩が残ってるうちは帰らなかった」などと上司と悪口を言っていました。
どうせ部署が変われば2度と会わない人なのである程度は割り切れますが、やはり他人の悪口や自分の悪口を聞かされるといい気分はしません。
このような人にどう対処すればよろしいでしょうか?お忙しい中、恐縮ですがご回答をお願いいたします。
他人の悪意で、自分の人生を狭めてはならない
悪口は聞きたくないものですが、いちいち傷つくと人生が他者に振り回されます。悪口を言われると気になりますが「その内容は真実やろか?」と考え、違うなら、その悪口に思いをめぐらす時間がもったいないです。聞き流す力を持つことです。
嫉妬や妬みは人間関係において御し難い最たるものです。最も人を攻撃的かつ粘着質にさせるものかもしれません。
例えば貴方が
- 異性にモテる
- 上司に評価されている・気に入られている
- 職場で人気がある
- 仕事ができる
- 語学が堪能である
- 外見が良い
- 出世頭である
- 高学歴である
- 収入が高い
- 勢いがある
- 動じない鷹揚さがある
- 特定のコンプレックスを想起させる
などの特徴があれば、特定の人を嫉妬させる機会はそこらじゅうに転がっています。
職場で人の悪口を言いまくる人が存在するのであれば、その人は
- コンプレックスを抱えているか
- 鬱屈としたものがあるか
- だれかに嫉妬しているか
- 満たされない欲求があるか
- 生来の性格か
等々が考えられますが、いずれにしても極力関わらないようにするか、以上のような可能性を念頭に俯瞰して対処するか、考えないようにすることが求められます。
望ましいのは「何を言われてもあまり気にしない」そして「愛でる」「逆に包み込む」ことでしょうか。とはいえ、言うは易く行うは難しかもしれません。
確固たる自分の信念や、自身が過去行ってきたことに裏打ちされた根拠ある自信などがあれば、人が言うことに対して過剰に反応することもなくなります。
たとえば特別なコンプレックスもなく、満たされている人は、いちいち人の悪口を言う動機もなければ必要性も感じません。非生産的でもあるとわかります。
悪辣に批判するにはエネルギーと時間が必要です。言ってしまえば負のエネルギーを発散させるほど”暇”という言い方もできます。
そして、そのような人に人は付いていきません。ネガティブな人にはネガティブな人が集まります。
「批判」と「羨望」は表裏一体
例えばご質問者さんがその悪口を言う人にとって、「存在感のない、取るに足らない存在」であればわざわざ批判しないケースもあるでしょう。
「周りの人が残っているのに颯爽と帰る若手」が羨ましくもあるのかもしれませんね。「自分の時代ではできなかった」とその人自身が言明しています。
性善説を前提に「その人自身が悪なのではなく、満たされない何か(コンプレックスや嫉妬)がその人をそうさせてしまっているんだ」といっそ考えてしまうのも一案でしょう。
いずれにしても、気にする時間があれば、負のエネルギーを受け止めて考えるのではなく、正のエネルギーとなるようなことに打ち込みたいですね。
負のエネルギーを帯びたものについて時間をかけて考えるのは、有限の人生においては余りにも時間がもったいないのです。
自分の好きなことや趣味に熱中するも良し、運動(特に周期性のあるリズム運動、つまりジョギングや水泳等々)も精神的にも良い影響を与えるのでおすすめです。
「批判」と「羨望」は、ときに表裏一体です。
ただしもちろん一方で健全な批判もありますから、一様に批判そのものが否定されるべきものとは限らないことも申し添えます。
批判というのは、客観的に受け止めて改善のヒントにもなりますから、そのあたりは適宜判断する必要がありますね。
いずれにしましても、あまり負のエネルギーのものには、極力関わらない・受け流すことが肝要です。
負のエネルギーは、必ず正のエネルギーへ昇華させ、むしろその人に「正のエネルギービンビン感じるきっかけになった、ありがと」と感謝しちゃうぐらいの心意気で行きましょう。
Best wishes to everyone!
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もう1つ処方箋を加えるとすれば「経済的自由」です。いつでも辞められる状態は、肩の荷が下りて自由に羽ばたける選択肢がある状態です。負のエネルギーは微笑で温かく受け止めることができます。
経済的自由を達成するには、地道な3条件を遂行し続けること。
適した投資対象の1つは、ETFです。
コメント
三菱サラリーマンさん、こんにちは。
いつも記事が興味深く毎回楽しく拝見させていただいております。
三菱サラリーマンさんの高配当株に対する考え方で質問がありますので、コメントさせていただきした。
三菱サラリーマンさんは、銘柄の選定に配当月を多少は考慮されているような気がするのですが、この理由がわかりません。
お財布にある分だけ使ってしまうタイプの人なら、配当額を平準化する意義があるとは思うのですが、三菱サラリーマンのような堅実な方なら、年額の見込額から月平均を算出して、それに合わせた生活水準で生活されるのではないかと感じるのです。
配当月を考慮しないでポートフォリオを構築した方が、より配当金を最大化できると感じるので、配当月を考慮する意味を教えていただけると嬉しく思います。
もし、毎月の配当額を考慮した銘柄選定を行っておられないなら、的外れな質問となってしまいますので、スルーしていただけばと思います。
毎日、お忙しくされているとは思いますが、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。