【人生はお金だけではない】人生いろいろ、価値観もいろいろ、だがそれで良い

色々な価値観があるということ

「人生、色々な価値観があり、お金だけではない」ということを非常に丁寧に婉曲に表現されている気がするような、示唆に富んだコメントを頂きましたので、以下ご紹介させて頂きます。

読者の方からのコメント

こんにちは、三菱サラリーマンさん。

半年ほど前から楽しくブログ拝見しています。私は三菱サラリーマンさんと考え方や生き方で似ている部分が多いなと思い、今回コメントさせて頂きました。

私は今年で37歳の大手企業サラリーマンです。大学~大学院時代にはFF11にハマり、赤黒吟をLV75にし、廃LS、空LS、裏LSと3つ掛け持ちするなどハマっていました。
(ちなみに大学はW大で、K大には何となく親近感があります)

その後就活を機にFFを辞め、2006年に24歳で就職。

しかし会社の体育会系のノリが嫌で入社数か月でアーリーリタイアしたいと思うようになりました。

飲み会も嫌いな方で、倹約が好きで8割とは言いませんが給与の半分以上は貯金していました。
(会社の寮があり、住居費・光熱水道費込みで1万円台だったのも大きいです)

その後、2年ちょっとで生活防衛資金として500万ほど貯め、26歳の頃に証券会社に口座を作って余剰資金で投資を始めました。

最初は分配金生活を夢見て良く分からず高コストの毎月分配投信などを買っていたのですが、少しずつ勉強してそれらは不毛だと分かり全て売却。

ほどなくしてリーマンショックが来ますが、まだ投資額は100万ほどだったので大した影響も受けず、その後は淡々と倹約を続けながら低コストの国際分散型のインデックス投信を中心に買い付けていきました。

底値の時期に投資できた事もあり、30歳の頃には金融資産の合計が2500万ほどになります。
給与の手取りが1000万を超えてきたのもこの頃だったと思います。

三菱サラリーマンさんには及びませんが、似たような軌跡を描いているではないかと思っています。

金融資産を全て高配当ETFに切り替えれば1人で田舎で細々となら生活できるかな、
いや5000万くらいは貯めてからにしようかな、などと考えていた記憶があります。

しかし32歳の時に大きな転機が訪れます。
当時、2年ほど付き合っていた方と結婚しました。

結婚式、新居への引っ越し、家具の買い替え等では何百万ものお金が飛んでいきました。
妻は慎ましい性格で派手にお金を使うタイプではありませんが、やはり安全面なども考えると男1人の生活のようにはいかず、思った以上に出費がかさみました。

1人の時は物価の安い(治安も悪い)地域での寮住まいで住居費・生活費も大きく抑えられていましたが、結婚後は生活を一新したため、投資のペースも鈍りました。

特に子供が生まれてからは妻も仕事を辞めたためインカムが減り、養育費も増えました。
それでも堅実な生活で投資を続け、経済情勢が良かった事もあり35歳の時には金融資産が6000万ほどになりました。

ちょうどこの頃に2人目の子供も生まれ、当時住んでいたマンションが手狭になったため引越しを決意しました。

賃貸・購入など色々と迷いましたが、最終的には金融資産の大部分を現金に変えてローン無し、キャッシュで都内に家を購入しました。

本当はローンを組んで投資を続けつつローン減税等を活用した方が期待値は高かったのですが、諸々の事情があり、借金はしないという決断をしました。

家を購入した時点で投資額は一旦ほぼゼロになりましたが、その後また低コストインデックス投信や、こちらのブログの影響を受けてVT・VYM・米個別株などを少しずつ買いつけて投資を続けています。

ローンも無く住居費は殆ど必要なくなりましたが、4人家族という事で生活費もそれなりに膨らみ、教育費も2人で4000万程度と見積もると、リタイアは早くても50代前半くらいになってしまいそうです。

振り返ってみると、結婚して子供を育むという決断をした時点でアーリーリタイアは大きく遠のきました。大きな決断でしたが、もちろん後悔はしていません。

2人のかわいい子供にも恵まれ、今は子供の成長を見守る事が生きがいになっています。未来の事は分かりませんが、少なくとも現時点では私は結婚してとても良かったと思っています。

1人で経済的自由を達成して仕事を辞め、気ままに生きていく生活も楽しそうだと夢想しますが、結婚して子供を育んでいくのも、大変な事もありますがそれはそれで楽しいものです。

ブログを拝見していて30歳くらいまでの軌跡や生き方は、僭越ながら三菱サラリーマンさんと私は似てるなぁと思ってしまいました。

この先、どのような人生を歩まれるかは三菱サラリーマンさん次第なのですが、人生の転機が訪れた際に、こんな人生でも何かの参考になればと思いコメントさせて頂きました。

それでは、引き続きブログを拝見するのを楽しみにしております。
長文乱文での自分語りをお読み頂き、ありがとうございました。

コメント頂きありがとうございます。

お金とはなにか?

まさに人生いろいろ、そしていろいろな価値観があるということですよね。

そして暗に「人生はお金だけではない」と示唆してくださっているようにも感じました。もちろん人生はお金だけではないですし、実際に自然豊かなところにいるとお金とかどうでも良くなりますよね。

以前、Peingという質問箱で「三菱サラリーマンさんにとってお金とは何ですか?」というご質問を頂きました。

その際には以下の通り回答しました。

価値・信用・手段など本来なら測る単位が異なるものを、お金という単一の概念で定量化したものであり、且つ人生の選択肢を増やし得るもの

要はあくまでお金はツールに過ぎないということです。しかしそのツールの効力は、ある一定量を超えると現代資本主義では無視できない宝刀のような存在にもなり得ます。

しかし、ちなみに、お金というツールの効力を実感するのは、あくまで財を築いたその一代だけということが多々あります。

これは歴史を勉強していると、感じます。

二代目は「お金がある」ということがもともとの条件として備わっているので、それに対して大して感謝したり有難みがあったり、その存在を実感することはありません。

その条件が備わっている状態と備わっていない状態の自分を比較しづらいですから。

なにはともあれ、人生の転機というのは幾度かあるでしょうから、それ自体は楽しみでもあります。

主要な転機というかイベントというのは、人並みに通り過ぎている気はしますが、あと1つは少なくとも残っています。

その時が来ても良いように、盤石な体制を築いてから次なるステージに移りたいと思っています。

経済的自由達成と、子女の教育というのは、両立できないことではありません。粛々と地盤を固めながら、豚舎ではガンガン攻めていきたいと思います。

いつでも辞められる状態だと、ガンガン攻めることができます。言いたいことは言いますし、ブレる必要も一切ありません。

おかしいと思ったことは納得するまで、あるいはめんどくさくなるまでは徹底的にやっています。

それは不条理な豚舎では、多くの人がしたがらないことです。それは勿論みんな生活がかかっているから、そんなことしたくないですよね。

「別にこれで進退窮まっても良い」という気概でやっています。しっかりある程度やりきってから、次のステージに移るのも、今では悪くないと思っています。

Best wishes to everyone!

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