HSBC(汇丰)とは、
HSBCは英国ロンドンに本社を構える世界最大級の銀行になります。
1865年に設立された香港上海銀行を起源としています。
HSBCのHはHong KongのH、
HSBCのSはShanghaiのSです。
イギリスやフランス、トルコ、アルゼンチン等の銀行を買収しながら1991年から現在のホールディングスの形態となっています。
他行に比べて売上・利益共にアジア偏重型の金融機関と言えます。
その分高い収益率も期待できる巨大銀行です。後日HSBCの減配リスクの有無について詳述します。
Forbesランキング14位
尚、Forbesが2017年5月25日に発表した世界有力企業ランキング2000では、AT&Tやベライゾン、ウォルマートと肩を並べて以下の通り堂々の14位にランクインしています。
【HSBC】1株あたりの純利益(EPS)、配当(DPS)の推移
[visualizer id=”2549″]
赤:EPS(1株あたり純利益)
青:DPS(1株あたり配当)
EPS・DPS共にリーマンショックを境にはっきり業績の変化が見てとれます。
また2016年のEPSは僅か0.07ドルであり、減配も懸念されていた為、その時期の株価は急落していました。たまたま運良くその時期にHSBCを購入したので、買値に対する配当利回りは8%に達しています。
結局グラフの通り、2016年は減配されていません。
【HSBC】株価推移(10年間)
チャート単位は香港ドルです。
趣味の問題ですが私は米国ADRとしてではなく、香港株として購入してます。
ここ10年でまだギリギリ安値圏と言える水準です。完全に運が良かっただけですが、減配が懸念されていた去年、50ドルの底値で買えています。
ちなみに⬇︎が2年チャート。
買値から40%上昇しており、ここからの買い増しは考えていません。
50ドル台に落ちれば検討しても良いかなという感じです。
HSBCも好きな銘柄ですが、同じ銀行株としては豪州のWBKもかなり好みの銘柄になります。
Best wishes to everyone.