3月3日は、ひな祭り、桃の節句

3月3日、ひな祭りと言えば、桃の花ですよね。
たぶんピンク色のやつでしょう。
右奥には映画に出てきそうなお人形さんがなぜか鎮座しているのはご愛敬。
今やひな人形を飾る家庭は以前ほど多くないのかもしれませんが、ふと記憶をたどると、幼少時の住まいにも凛とした表情の人形が並んでいた光景を思い出します。
七五三がそうであるように、現代ほど医療が発達していなかった時代、子どもが無事に育つことは決して当たり前のことではありませんでした。ひな人形も、子の成長過程で降りかかる災厄や病の「身代わり」としての役割を託されていたと言います。
往々にして、古くからの伝統や行事には、その時代を生き抜くための切実な意義や目的が宿っているものです。
効率化が正義とされる現代において、一見非効率に見える伝統文化は、時に軽視されがちかもしれません。しかし、そこには目に見えないものを慈しみ、守り抜こうとする日本固有の精神性が息づいています。
敗戦後、日本はそれまでの伝統文化を一部否定するかのように(あるいはさせられたかのように)進んできましたが、時にもったいなく感じる時があります。
そして、今はすっかり、AIや電子機器が横行闊歩する時代ですが、温故知新の大切さも感じるものです。ひな祭りは、そんな大切な問いを投げかけてくれているように感じます。
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