三菱商事(8058)の株価、テクニカルと過去PER・PBRから現状を確認
三菱商事(8058)の株価について、以下の視点で最新の状況を確認します。
- テクニカル(日足、週足)
- 過去PER・PBRレンジ(おさらい)
日足
8月28日(木)終値時点のチャートです。

商事のテクニカルを見てきたかたは、バフェット氏の買い増し報道を見て「そういうことでしたか」との印象を抱いたのではないでしょうか。
このところ記事で記してきたように、商事はSBIホールディングスと同様に下値を切り上げ、ほか下値を切り下げる三菱重工などの大型株と対照的に底堅い動きでしたし、指数より強い動きです。
このように個別で強い動きを示す銘柄は、なにかしら裏に好材料があって、のちにその好材料が報道やIR等により追認される形がよくみられます。先般の良品計画もそうでしたし、SBIホールディングスも目下そうです。
株式関連の金融取引は証券会社という第三者機関が関わる以上、情報が事前に漏れる可能性は否定できないでしょうから、事実が発表される前に需給に変化が生じるのも順当といえば順当なのでしょう。そしてそれはチャートに結果的に集約されます。
週足

週足で三週連続で空を切って上昇。今週も陽線で終えれば「三空」完成で、酒田五法では逆張りチャンスの傾向ありとされるかたち。
事実発表で利確優勢となるのか、注目できようと思います。
PER・PBRレンジの観点:下落めど1,900~2,500円程度
なお、おさらいとして、バフェット効果切れを考慮したPER・PBRレンジの観点から見た下落余地は、以下のように整理することは可能です。
今後の変数を除いて過去に依拠した机上の計算で、かつPERレンジがバフェット効果前の上限までの下落にとどまるという前提条件を付した場合、株価の下落めどは2,500円~1,900円程度という結論が導出されました。
三菱商事(8058)の過去PER・PBRレンジから株価下落余地を探る 三菱商事の株価は軟調が続いています。 有名投資家ウォー...
まとめ
以下のようにまとめられます。
- 日足:短期MAに支持され下値を切り上げる動きは、バフェット氏買い増し発表で納得の動き
- 週足:今週も陽線なら三空形成で、逆張りが意識されよう形、事実を受けて利確優勢となるのか
- バフェット効果切れを考慮したPER・PBRレンジから機械的に算出される下値めどは「1,900~2,500円」という値に着地
なおテクニカル分析は、経済指標やイベント等による大きな流れが生じると効かなくなることもありますし、あくまで傾向として意識される可能性がある、といった位置づけと言えようかと思います。大前提として将来の株価はわかりません。
いわば「暗中模索、五里霧中という株式相場のなかで、暗闇をほのかに照らす懐中電灯にはなる可能性がある」といった塩梅。
一方、昨今はAIによる売買が隆盛を極めており、その売買判断にはテクニカルが用いられていると思われ、以前よりは有用性が高まっているのではないかと個人的には想像しています。ただし、いずれにしても特定の売買を推奨するものではありません。
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