ニデック(6594)の株価、日米関税合意で過去3年間の上値抵抗線をついに越える

ニデック(6594)の株価、テクニカルから現状を確認

ニデック(6594)の株価について、以下の視点で最新の状況を確認します。

  • テクニカル(日足、週足)

日足

7月23日(水)終値時点のチャートです。

テクニカル的には定石といえる動きをみせています。三本のMAが収束したところで綺麗に反転。空を切って、さらに上ヒゲをつけることなく大陽線で終えており騰勢の強さを意識させます。

目先の節目は直近高値2,953.5円近辺。

週足

トランプショックで大底を付けてからの反発は比較的底堅い推移。現在の水準は過去1年にわたって推移してきた価格帯であり、「やれやれ売り」が出やすい水準ですが、日米関税合意を追い風にその価格帯をだいぶ抜いてきました。

月足

月足でついに上値抵抗線を明確に上抜けてきました。これは大局的なトレンド転換を意識させる変化です。

ただしまだ月の途中であり月足が完成しておらず、だましとなる可能性もあるにはありますが、ストキャス・RCIともに反転の初動を意識させるに悪くない形に見えます。

まとめ

以下のようにまとめられます。

  • 日足:反転の兆しから定石の動き、目先の焦点は2,953.5円を越えられるか
  • 週足:やれやれ売りの出やすい水準、上抜けてくるか
  • 月足:月の途中ではあるが長期の上値抵抗線を越えた

補足

なおテクニカル分析は、経済指標やイベント等による大きな流れが生じると効かなくなることもありますし、あくまで傾向として意識される可能性がある、といった位置づけと言えようかと思います。大前提として将来の株価はわかりません。

いわば「暗中模索、五里霧中という株式相場のなかで、暗闇をほのかに照らす懐中電灯にはなる可能性がある」といった塩梅。

一方、昨今はAIによる売買が隆盛を極めており、その売買判断にはテクニカルが用いられていると思われ、以前よりは有用性が高まっているのではないかと個人的には想像しています。ただし、いずれにしても特定の売買を推奨するものではありません。

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